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1月15日、寒アヤメ、小野さん、炎鵬

小野さん来宅

久し振りに自宅でゆっくりしました。昼過ぎに庭に出てみると、寒アヤメがたくさん花を開いており、ピンクの山茶花が満開を過ぎようとしていました。

庭の寒アヤメ
庭のサザンカ

16時半前に、津山で長く支援していただいている小野陽子さんが訪ねて来ました。年末年始をシンガポールで過ごしたので、2時間ほど妻と一緒に、その土産話を聞き、さらに諸般の事情につきざっくばらんな懇談をしました。強い立憲民主党支援者で、今回の国民民主党との合流についても、立憲側の主張が薄まることに懸念を持っています。

小野陽子さんと

大相撲では、炎鵬が栃ノ心に見事に吊り上げられましたが、大きな拍手に送られて出て行きました。

栃ノ心炎鵬戦
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1月14日、海江田さん、柚子、帰岡

海江田さんと

やっと今朝で所用が終わりました。

午前中に東京駅まで行き、荷物をコインロッカーに預けて昼食を済ませ、地下鉄で国会議事堂前まで行き、14時過ぎに衆議院第1議員会館の海江田万里さんの事務所に着きました。 30分強、海江田さんと時局につき率直な意見交換をしました。安倍首相は、「桃栗3年柿8年」に続けて「柚子は9年で花盛り」と言いましたが、私の知っているのは「柚子の大馬鹿18年」というので、物知りの海江田さんに尋ねると、確かに安倍説もありました。しかし、柚子は花盛りになっても実を付けず、実るにはさらに年月を必要とします。さて、どうなるでしょう。

15時前にお別れして東京駅に戻り、16時前の新幹線で帰岡しました。富士はうっすら春霞が掛かっているようでした。

霞んだ富士

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1月13日、所用、人質司法

ゴーン事件報道

祝日のため休み休みでしたが、終日所用で終わりました。大相撲結びの白鵬遠藤戦は、手に汗握りました。まさに平家物語の出だしの「奢れるもの久しからず」ですね。

「奢れるもの久しからず」

ゴーン事件の報道はまさに「佳境に入る」という感じですね。日本の刑事司法に人質司法の問題があることは確かです。刑訴法では多くの場合は公訴提起後の勾留は、住居不定、罪証隠滅のおそれ、逃亡のおそれがある場合に限られており、一般的には保釈は被告人の権利なのです。ところが現実には、少なくとも第1回公判で認否が行われるまでは罪証隠滅のおそれありとして、勾留を継続する扱いが多く、改革が必要です。

しかし彼の場合は、否認で公判期日も確定していないのに、保釈が認められているので、この限りでは人質司法の埒外にいたのであって、彼が自分の行動の正当化のために人質司法を主張するのは適切ではありません。このケースで検察の保釈反対意見が当たったのは結果論で、これで保釈の扱いが元に戻ることの無いように望みます。

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1月12日、党首発言、綱領改定

党首発言

相変わらず終日、所用でした。それでも休日で、大相撲を見る余裕はありました。

結びの一番

NHKの日曜討論では、各党首の発言が登場しました。通常国会の課題として、与党は予算成立最優先のようですが、その前に、立憲民主党の枝野代表らの言うとおり、何より政治の信頼を大きく毀損している「桜」や「IR」の解明が大切だと思います。

日本共産党の綱領改定が話題となりました。私も、関連の資料を読んでみました。旧ソ連や中国の評価を大きく変え、社会主義とは無縁だとするもので、説得力があり大胆な転換だと思います。しかし、その他の部分でなお納得できないところも多く、一層の議論が必要です。

綱領改定

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1月11日、所用、中東情勢、台湾選挙

台湾総統選挙

相変わらず終日、所用に追われました。

中東情勢は、まだまだ決して予断を許しません。アメリカとロシアの戦艦の異常接近のニュースも、背筋が寒くなります。さらに安倍首相が中東へ飛んだ直後に、オマーンの国王の死去が伝えられました。この地域の平和に大きな役割を果たしていただけに、情勢変化に目が離せません。かつて私が政府代表として、当時の皇太子殿下とともに政府専用機で、サウジアラビア皇太子の弔問に駆け付けたときのこと(2012年6月21日)を思い出します。

オマーン国王死去
中東情勢に変化は?

台湾の総統選挙のニュースも、注目が必要です。特に若者が、投票するには郷里に帰る必要があり、移動のために長蛇の列を作っている姿が目を引きました。日本の若者も、シルバーデモクラシーだからと身を引くのでなく、憲法12条が要請している「不断の努力」を身をもって示してほしいと思います。

投票に向かう若者たち

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1月10日、所用、中東情勢、やまゆり園

こもれび園事件の公判

相変わらず終日、所用に追われました。

イランのウクライナ機事故につき、イランによるミサイル攻撃によるものとの説が飛び交っています。誤爆と見られてはいるようですが、中東情勢の不安定要因になっていることは間違いありません。国際情勢が不安定なときは、思いがけない事態の展開が起きることは珍しくありません。安倍首相の中東訪問と自衛隊の同地域派遣は、どういう旗印を掲げて行われるのでしょうか。憲法9条の旗印を掲げることはなさそうで、残念なことです。

ウクライナ機爆破

津久井やまゆり園事件の社会的背景を明らかにするように、裁判手続きに期待する声が散見されます。私も何故この被告人のような考え方が生まれたのか、逆に言えば人の命は何故尊いのか、しっかりと考えることが大切だと思います。しかし、この公判手続きの中ではそこまで審理は及ばないと思います。この手続きの審理対象は、起訴状記載の公訴事実の証明と、情状関係だけであって、司法手続きにあまり多くを期待すると、思わぬ結果に繋がることも考えなければなりません。裁判報道も気を付けて欲しいと思います。

被告人の両手には

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1月9日、所用、中東情勢

「アメリカは強いほど、世界は平和」

朝から終日、所用に没頭することになり、パソコンを操作できません。今日はこれで終わりの可能性が大です。

昨夜の新年会では誰も皆、中東情勢の緊迫を本当に心配していました。不安を杞憂だと押し殺している間に、どんどん事態が悪化して、気が付いた時には時遅しとなることは、歴史が私たちに教えている教訓です。安倍首相は外交努力を尽くすといいますが、その内容は伺い知れません。平和憲法の理想を掲げる日本だからこそ、出来ることがあるのに、この旗印を色褪せさせておいて、他人事のように外交努力を口にしても、空疎に聞こえます。大変残念なことです。

「報復の準備は完璧」

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1月8日、所用、憲法取材、日中新年会

日中友好会館職員ら

今日も昼過ぎまで所用に追われ、15時半前に出て参議院議員会館に入り、16時から1時間強、報道の取材を受けました。テーマは憲法で、20年前に衆参両院に憲法調査会が設けられた時、私が参議院の野党筆頭幹事を務めたころからの流れを思い出しながら、私見を述べました。その後1時間ほど、デスクワークをしました。

憲法取材

18時過ぎに出て、18時半から1時間弱、中国大使館主催の日中友好団体新年会に出席しました。昨年からの両国関係の改善と今春の習近平国家主席来日などを反映し、超満員の盛況で、孔鉉佑大使の挨拶で開会となりました。

孔鉉佑大使の挨拶

河野洋平さんから順次、日中友好7団体の代表が挨拶し、私が顧問を務める日中友好会館からは、多くの出席職員を代表して宮本雄二会長代行が留学生寮、美術館と青少年交流の活動を紹介しました。国会議員の出席もあり、日中友好議員連盟は海江田万里副会長の挨拶でした。多くの皆さんと言葉を交わすことが出来ました。

7団体代表の皆さん
宮本会長代行の挨拶
国会議員の皆さん
海江田副会長
海江田副会長の挨拶
乾杯!

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1月7日、所用、ゴーン事件

ゴーン事件報道

今日も終日籠りっきりで、所用に没頭しました。

ゴーン事件につき、森法相が会見で所感を述べました。確かに、ゴーン被告人の出国の件と日本の司法の問題とは別のことであって、後者が前者を正当化できるものではありません。また、各国の司法制度は包括的に国際比較を行うべきであって、身柄確保制度だけで比較するのは妥当ではないでしょう。

しかし、取敢えず問題点を2点指摘しておきます。 第1点は、保釈は「detention on bail」、勾留は「detention in custody」と言い、どちらも裁判所の命令による身柄拘束(detention)であって、その執行は行政に委ねられています。従って、出国により拘束からの離脱が確定したら、出入国管理行政に責任を負っている法相の失態になります。

出国方法は?

第2点は、ゴーン被告人が日本で活動する場合には日本の司法権に従うべきだということは、日本の私人が他国で活動する場合にも同じことが言えます。その日本人はその国の司法に従うべきであって、立場の違いによって二重基準を使ってはいけません。韓国で活動する日本人が韓国の司法判断に従うべきことも、当然だと思います。法相の所管ではありませんが、関心は持って貰いたいと思います。