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9月11日その3、紹興市要人会見、夕食会

宴たけなわで乾杯

18時から30分ほど、紹興市人民代表大会常務委員会の譚志桂主任、同市政府の顧涛副市長らとの会見を行いました。譚主任は同市人民対外友好協会の役も務めるなど、皆さん市の要人です。中国側出席者の紹介に続いて私が日本側出席者を紹介し、譚主任と私が順次挨拶し、記念品をいただいて記念写真を撮りました。

紹興市幹部と会見
記念品をいただき

 

記念写真を撮り

18時半から2時間ほど、譚主任主催の夕食会を行いました。主任の挨拶に続いて最高の紹興酒で乾杯をし、楽しい会話と美味しい料理で賑やかに盛り上がり、私もさらに挨拶して乾杯の音頭を取り、日本側出席者がみな感想を述べ、一層の友好交流を続けることを誓い合いました。

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9月11日その2、魯迅故居

藤野先生像

15時過ぎに再び出て、雨が降ってきたので傘をさして、魯迅記念館に向かいました。魯迅が育った居宅で、入口を入ると直ぐに目立つところに、仙台留学時代の恩師の藤野厳九郎の胸像がありました。現在では陋屋ですが、当時はなかなか立派な邸宅だったと思います。様々な展示を見て、さらに最初に通った塾の跡の「三味書屋」や、周囲を流れる水路に浮かぶ手漕ぎの舟なども見て回り、若干の買い物をして17時前に咸亨酒家に戻りました。この後の予定は、雨のために、この宿舎内で行われます。

記念館で記念写真
魯迅像
辮髪を切った際の詩
水路の舟
三味書屋
若干の買い物

 

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9月11日その1、対話フォーラム、昼食会

対話フォーラム記念写真

7時半から麺の朝食を食べ、池にせり出した舞台で太極拳の真似をしました。8時半過ぎに出て紹興文理学院に行き、まず応接室で同学院長の王健力教授らと会見しました。王院長から歓迎のご挨拶と学院の紹介があり、私が日本側出席者を代表して挨拶し、記念品の贈呈を受けました。

麺の朝食
太極拳の真似
王院長と会見
記念品をいただき
記念写真

続いて9時半から12時前まで、学院の「鉄城科教館報告庁」という大教室で、「魯迅与夏目漱石―跨時空対話」という文化交流フォーラムを行いました。教室は学生たちで満員で、7割ほどが女子学生のように見えました。王院長が冒頭の挨拶と司会をし、片山総領事の挨拶があった後に、パネリストの発言があり、魯迅の孫の周令飛さんが「魯迅、夏目漱石と中日文化交流」、漱石の孫の夏目房之介さんが「夏目漱石から見た中国」、北京魯迅博物館元副館長の陳漱渝さんが「国の作品を世界へ―夏目漱石と魯迅」、東京大学の藤井省三教授が「日本の国民作家としての夏目漱石と魯迅」、私が日中友好会館会長として「魯迅、夏目漱石と中日友好」、最後に学院の王黎君教授が「比較文学の視点から見た魯迅と夏目漱石」というテーマでそれぞれ講演をしました。私以外のパネリストは文学に視点を置いた発言でしたが、私は門外漢で、うまく噛み合わなかったのではないかと恐れています。学生からの質問を受ける時間がなく、王院長の締めくくり挨拶で終了となり、出席者の写真撮影をし、サイン帳に一言書いて署名をしました。

パネリストとして
発言
周さんと夏目さんの署名

12時過ぎから1時間半ほど、学院内の「対竹楼」というレストランで、関係者による昼食会を行い、美味しい料理と刺激に溢れた会話と若干の紹興酒で満腹になりました。14時に咸亨酒家に戻り、書斎風の部屋でデスクワークをしました。

昼食会の乾杯
豪華な部屋で