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9月10日その1、粥、亜洲協会、拉麺、呉昌碩、紹興へ

揮毫会

 

9時にホテルで日本式のお粥朝食を食べ、荷造りをして、10時にチェックアウトし、直ちに徐さんの亜洲友好協会の雲間美術館に行きました。日中の特別展の最終日で、四季折々の花の絵などを鑑賞し、さらに徐さんご自慢の各種の立派な椅子などを拝見した後、私の揮毫タイムとなり、「字を書くのでなく、恥をかく」と抵抗しましたが無駄で、何枚かの半切作品などを揮毫しました。篆刻の大家の費名瑶さんが目の前で私の印を彫ってくれました。

呉越さんの凌霄花
徐さんの椅子コレクション
費さんの篆刻

12時過ぎに、同じビルの中にある「屯京拉麺」で昼食に池袋由来という拉麺を食べました。日曜日なのに大繁盛で、行列が出来ていました。その後、短時間でしたが呉昌碩記念館に寄り、5代目に当たる旧知の呉越さんに案内していただいて、呉昌碩所蔵の書家の書などを見せていただきました。日下部鳴鶴の書もあり、さすがの筆使いの切れの良さに感嘆しました。同館は超高層ビル群の中にある平屋で、上海市が手厚く保護しているそうです。

屯京拉麺
記念館で
周囲のビル群
日下部鳴鶴の書

次いで渋滞の中を上海虹橋駅に行き、超混雑の中で荷物検査などを受け、14時45分の新幹線で紹興に向かい、2時間弱で紹興北駅に着き、漱石・魯迅の交流を訪ねる旅の一行に加わりました。車内で、魯迅の孫にあたる魯迅文化基金会の周令飛秘書長と合流し、16時半過ぎに着いて、ホテルの「咸亨酒家」に入ったところです。

上海虹橋駅の混雑
魯迅基金会の周秘書長