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12月16日、日弁連web会議、学術会議

寒さが一層厳しくなりました。午前中は自宅でゆっくりし、13時から1時間半、日弁連によるWeb会議に参加しました。「日本学術会議に関する勉強会」で、講師は東京大学の大西隆名誉教授です。まず40分ほど、講師による今回の任命拒否についての講演があり、その後は出席者との質疑応答となりました。私の自説を述べながら若干の発言をしました。

日弁連Web勉強会

学術会議の「独立」は、学問の自由に由来するものであり、日本はそのことを最大限尊重する国だということを明らかにするために、国の機関と位置付けているのです。従って、誰からの独立かというならば、これが属している行政からの独立が最も重要であって、現在進んでいるような与党からの提言を内閣が受けて学術会議改革に乗り出すということ自体が、独立の観点から許してはならないことになるのだと思います。もちろん学術会議も、常に「脚下照顧」を忘れず研鑽と自己改革に努めることが大切であるのは言うまでもありませんが