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1月1日、元旦、お雑煮、ゴーン事件

お雑煮

いよいよ庚子元旦です。音では「こうし」、訓では「かのえね」と読みます。明けましておめでとうございます。

ゆっくり起きて、10時から妻と二人でお屠蘇をほんのちょっと口にしてお雑煮をいただきました。わが家に伝わる味で、鰤と穴子、百合根と人参、それに芹が入ります。カメラ操作がうまくいかず、私一人の写真となりました。

お雑煮(カメラがうまく操作できず)

その後は誠にのんびりと昼寝もして、テレビで笑点の笑いや渋野の絶妙ショットなどを見て過ごしました。現役の皆さん、ご苦労さんです。

ゴーン事件は、次第に全貌が判って来ました。公訴提起に無理があったかどうかは、公判での検察側と弁護側の攻防によって判明するものであって、公判からの逃亡が被告人の判断によって不正義からの離脱だと正当化されるものではありません。公訴事実を争っている被告人に対し、第1回公判期日も決まらないうちに、保釈を認めた裁判所の判断は、今の日本では「英断」でした。これがきっかけになって「人質司法」に穴が開くことを期待しましたが、この結果で元の木阿弥になるならば、大変に残念なことです。

国家の威信にかけて、断固として彼を収監すべしという主張が勢いを増すことが、容易に想像されます。主権の権力性を極力薄めていきたい立場からすると、これも大変に残念なことです。令和2年はどういう年になるのでしょうか。