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7月11日、大西教授・法解釈、松野教授・西サハラ

週末は所用に取られる時間は少なく、空いた時間ができました。そこでまず、立命館大学の大西祥世教授の論文「法解釈と権力分立:立法府を中心に」を読みました。彼女は、私が参議院議長時代に議長秘書を務めて、立法府を内部で経験した若い学者で、最近の米国での研究を書きました。私は英国留学時代に英国行政法を学びましたが、その時に学んだ英国憲法の「議会主権(Parliamentary Sovereignty)」と「法の支配(Rule of Law)」の構造と重ね合わせると、面白い議論ができそうです。

大西教授の論文

15時から2時間半ほど、ご案内をいただいた「西サハラ友の会」のオンラインセミナに参加しました。大阪大学の松野明久教授からご案内いただいたZoomによるセミナです。西サハラは、40年以上も前に国連の支援を得てスペインの植民地から自決権行使の道を歩み始めたはずなのに、そしてアフリカ連合(AU)各国もこぞって独立国と認めているのに、モロッコの介入によって現在まで苦難の道を歩んでいます。私は現職時代に何人かの同僚議員とともに議員連盟を作って支援に取り組みましたが、結果を出せていません。

西サハラWebセミナ
松野教授の進行で
アルジェリアの難民キャンプとも