2012年 江田五月のショートコメント 戻るホーム主張目次

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2012/02/02 《人格権》

著名人の名前や写真は、客を引きつける力を有するが、これを権利と認める法律の明文規定はない。最高裁第一小法廷は本日の判決で、芸能人がこの力を独占利用する利益を、人格権に由来する「パブリシティー権」と認め、その侵害の3類型を示した。結論としては、第一審の請求棄却を支持したので、この判断は傍論となったが、最高裁が判断を示した意義は大きい。私は68年に判事補として最初に関与した判決で、芸能人によるプライバシー権に基づく請求を認容した。人格権定着の長い歴史は、個人的にも感慨深い。


2012/01/30 《大学の国際連携》

大学教育の変革に向けて、大きな動きが出てきた。東大が表明した秋入学移行方針は、全国の大学を巻き込み実現しそうだ。多数の留学生を受け入れ、送り出すことで、国際化に対応できる人材育成が実現できるが、世界の大学の6割は秋入学で、4月入学の日本学生には障害が多い。「大学の世界展開力強化事業」の一つで、先日私が基調講演した「アジア平和=人間の安全保障大学連合」を通じた次世代リーダーの育成プログラムなども大いに意欲的なものだ。大学間の国際連携強化は、新しい国際社会構築を目指す大切な課題だ。


2012/01/26 《日中国民交流友好年》

日中国交正常化40周年を迎えた。私も、「日中国民交流友好年」実行委員会の顧問として、両国国民の交流拡大と相互理解の増進に努める。2月16日の北京での開幕式には、日中友好会館の会長として参加する予定だ。記念事業は、「新たな出会い、心の絆」を具体化する「主催事業」と、統一ロゴマークが付与される「認定事業」の2本柱で進められる。本日は東京国立博物館で、認定第1号の「北京故宮博物院200選」を鑑賞した。35周年時の328件を上回る全国からの意欲的な申請を期待している。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/jc40th/nintei_shinsei1.html


2012/01/23 《冬柴さんお別れ会》

国会召集を前に、公明党の冬柴鐵三さんのお別れ会に、民主党を代表して参列、指名献花をし、参列者2000人と共に大衆政治家の遺徳を偲んだ。国会は、明日からの政府演説と代表質問の後、予算審議か集中審議かで冒頭から対決だ。消費増税を軸とした社会保障と税の一体改革のほか、復興庁や原子力安全庁(仮称)のスタートや選挙制度改革もある。大津市長選での民主推薦の女性新人候補の勝利は、久々の明るい話題だが、新党結成や内閣不信任案など国民不在の政争も喧しい。正面に飾られた冬柴さんの笑顔が懐かしかった。


2012/01/19 《東ティモール独立10年》

ラモス=ホルタ東ティモール大統領が来日し、議員連盟で懇談会を開いた。独立を目指して国際社会で活躍し、ノーベル平和賞も受賞。独立後は外務大臣、首相を歴任し、07年から大統領に就任。「貧しい人たちが一番優しい」と言い、明日は被災地訪問の予定だ。私とは20数年来の友人で、08年に参議院議長として同国を訪問した際には、私邸で朝食を共にした。今年は独立10周年で、大統領選挙、国民議会選挙も行われる。8月末の住民投票記念日と新内閣発足に合わせて、議連訪問団を派遣したい。


2012/01/16 《民主党大会》

野田政権初の定期大会が、本日開催された。私が実行委員長を務めた昨年の大会とは様変わりで、全党一丸となって難局に立ち向かう決意を確認した。野田首相は挨拶で、今年を「日本再生元年」と位置付け、震災復興と原発事故対処に加えて、消費増税を含む社会保障と税の一体改革に不退転の決意で取り組む決意を表明した。「勇気」という言葉を何度も繰り返し、野党にも決断を迫ったのが印象的だ。民主党政権は、まず長い先送り政治のつけを片付けなければ、先に進めない。国会召集を前にして、賽は投げられたと言える。


2012/01/12 《通常国会に向けて》

第180回国会が24日に召集される。会期150日の常会だ。その前に明日にも、内閣改造と民主党役員人事が行われる。14日には民主党岡山県連の新春のつどい、16日には党本部の定期大会が開催される。私も最高顧問として、昨日の民団新年会に続き、本日も日本税理士連合会と全国社会保険労務士会の賀詞交歓会に、党を代表して挨拶に回った。昨年1月の法相就任はまさに青天の霹靂だったが、今年は消費増税などの積年の難題にも不退転の覚悟の野田首相を、日本の将来のために支え抜きたい。


2012/01/09 《若い力に期待》

本日は成人の日。新成人は122万人で、1970年第1次ベビーブーム・ピーク時の246万人の半数をついに下回った。デフレや歴史的な円高、超就職難などの「負の遺産」に、東日本大震災と原発事故が重なり、希望を持てない世代だと言われるが、「被災地ボランティアに行きたい」との声が5割を超えたという新成人アンケートもある。社会保障と税一体改革、TPP、エネルギー政策など懸案山積の年が明けた。未来に対して積極的に発言し、若く瑞々しい力で閉塞感脱却の原動力になって欲しい。


2012/01/05 《節目の日モンゴル関係》

2日から明6日まで、厳寒のモンゴルに滞在している。バトボルド・モンゴル日本友好議連会長らとの懇談や昨12月に参議院招待で来日したデンベレル国家大会議議長との会見も順調に進み、地方の空気にも触れてみた。本日は日本人抑留中死亡者慰霊碑に参拝し、菅内閣時代に来日されたエルベグドルジ大統領を表敬。モンゴルは日本を第三の隣国として最重要視しており、「戦略的パートナーシップ」の具体的成果をどこでも求められた。国交樹立40周年の節目の年らしく、多数の国会議員の来訪を呼びかけ、両国議員間の信頼と友好の関係を深めたい。


2012/01/02 《国際社会へ》

新しい年を迎えた。世界各地で、首脳交代などの節目を迎える年だ。1月の台湾を皮切りに、ロシア、フランス、東ティモール、米国、韓国などで大統領選挙が続き、中国では総書記が交代する。北朝鮮では最高権力者が代わった。私が関わる中国とモンゴルはいずれも日本との国交40周年、東ティモールは独立10周年となる。今年は国際社会にも活動を広げる決意だ。早速本日より6日まで、参議院日本モンゴル友好議連会長として極寒のモンゴルを初訪問する。重要な二国間関係で、要人との会見も予定され、成果を上げたい。本年もよろしく。


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