江田五月 活動日誌 2003年2月4日 >>日程表 ホーム総目次2月目次前へ次へ

2月4日(火) 総会、予算民主案、本会議、イラク、学生、石井資料、QT

今日は9時半から、議員総会。枝野政調会長が出席され、民主党がまとめようとしている来年度予算の民主党案を説明。ポイントは、(1)100万人の雇用創出、(2)予算の構造改革、(3)チルドレン・ファースト(国連子ども総会)で、菅代表が衆議院の予算委員会で、小泉首相と直接対決して提案します。

予算総額については、いろいろ意見はあっても、政府案と同額の81.8兆円とします。政府案の1.5兆円の法人税先行減税は行わず、ローン利子控除制度創設などにより3.3兆円の減税を行い、環境税を9000億円規模で創設し、自動車関連諸税の減税を行って、税収中立とします。歳出については、公共事業見直し、特殊法人改革などで、8.8兆円を削減します。道路特定財源制度は廃止しますが、地方の道路整備経費は確保します。

これを財源として、(1)グループホーム1万戸増設、居住空間倍増、30人学級推進など、国民のニーズに合ったサービスの提供に、4.8兆円を配分して69万人の雇用を創出し、(2)医療費3割負担凍結、介護保険国庫負担増加、障害者ホームヘルプ事業拡大など、国民の不安解消に、0.9兆円を配分して2万人の雇用を創出し、(3)雇用保険財政基盤強化、職業訓練、無業対策など、雇用対策に2.2兆円配分して27万人の雇用を創出し、中小企業の資金需要のため0.8兆円を配分します。総額で8.7兆円、100万人の雇用創出となります。また、経費の地方配分については、一括交付金制度を創出し、15兆円規模経費を地方の裁量に任せます。

10時から、本会議。角田会長が40分、メリハリの利いた質問。小泉首相の答弁は、終始、徹底した官僚の作文の棒読みで、盛り下げ作戦のようです。(会議録

11時50分から、国家基本政策委員会理事会。55分から、委員会。衆議院との合同審査会を開くことなどを決めました。

12時過ぎから、遅れてスコット・リッターさんの緊急講演に出席。私も賛同者の一人で、会場は超満員。イラクの査察チームの一員だった人だけあり、13時まで、緊張した話を聞きました。「真の友人は、友の酔払い運転を許しません。日本がアメリカの友人なら、ブッシュ大統領の酩酊運転を止めて下さい。アメリカが提出しようとしている新証拠には、具体的なものはなく、恣意的な解釈に基づくものばかりです。ブッシュのねらいは、フセイン体制の放逐です。次は北朝鮮で、そのときは日本は核攻撃にさらされます。」

13時過ぎ、挨拶まわり。14時過ぎ、ドット・ジェイピーのインターン学生が2人、面接にきました。15時から1時間、石井紘基さんの件につき、段ボール50箱の極秘資料を解明するため、関係者とつめた協議。さらに16時過ぎから、協議の続き。

17時半から、参議院国家基本政策委員会の懇親会。私の招待で、委員と事務方の皆さんの合計30人ほどで、議長公邸で立食形式で行いました。


インターン学生の林さんと宮林さん 参議院国家基本政策委員会懇親会

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