江田五月 活動日誌 2003年2月5日 >>日程表 ホーム総目次2月目次前へ次へ

2月5日(水) 行政書士、本会議、石井事件、朝日質問、比例、禁煙、人権、雑誌

今日は8時から1時間、民主党行政書士制度推進議員連盟の総会。行政書士会の役員の皆さんから要望を伺い、意見交換。申請手続代理権の付与等の法改正は済みましたが、行政争訟やADR(裁判外紛争解決手続き)の分野での役割拡大などが課題で、司法制度改革の中で検討されています。

9時半から、議員総会。10時から、本会議。代表質問の続きで、公明党、共産党の質問。小泉首相の答弁は相変わらず棒読みで、予定より15分も早く終わりました。12時前から、国対・理事合同会議。

12時半から、石井紘基事件につき、羽田孜最高顧問を交えて関係者と協議。13時から、本会議再開。民主党は、朝日俊弘さんが、地方分権、食の安全、年金、医療などにつき、明快な質問をされました。答弁は相変わらずで、15時過ぎに終了。

15時15分から、参議院比例区選挙方針の説明会。民主党は、比例区の取り組みを、全国集票型と地域重点型の2方式に分け、ともに12、3人、合計25人以上の擁立を目指します。地域重点型は、全国を8前後のブロックに分けて、それぞれに重点候補を当てはめるというもの。それしかないと思います。

16時から挨拶まわり。16時半、禁煙推進議員連盟の会議に駆けつけたら、終わっていました。たばこ規制枠組み条約の会議が、この17日からジュネーブで開かれるので、日本の取り組みにつき質すものです。

17時から、部落解放推進委員会の会合。人権擁護法案の取り組みにつき、部落解放同盟中央本部の役員の皆さんと意見交換。ともに抜本修正を求めており、今国会は最大の山場です。18時から、石井一副代表と石井事件につき協議。19時半から、知人と夕食と協議。

明日発売の週刊誌に、菅代表のイメージダウン記事が出るとのことでしたが、察知してみると、衝撃的なのはタイトルだけ。内容には何の衝撃力もありません。タイトルに“特別手記”、“元側近”、“「菅直人」の素顔”という言葉が並ぶと、さぞ悪いことが書いてあると思うのも当然。しかしよく読むと、どの言葉にも悪い意味はありません。人目を引くように、上手にタイトルを付けるものです。



2月6日(木) パウエル長官の陳述

今、午前1時45分です。コリン・パウエル長官の国連安保理での陳述を聞きました。

事前の予測どおり、直接証拠はありません。間接証拠の解説と状況証拠で、イラクが核、生物、化学兵器を開発しているとの疑惑を掻き立て、査察の継続が無意味であり、直ちに武装解除のために軍事力を行使すべきであることを論証しようとしています。

しかし、「李下に冠を正さず」は道理であっても、「正した」ら直ちに疑惑が真実だと証明されたことになるかというと、そうではありません。指導者が疑惑を晴らせなかったからといって、直ちに無辜の人々が戦火のもとに置かれていいわけでもありません。圧倒的軍事力で焼き払われることを甘受せよというためには、「指導者が冠を正した」というだけでは不十分だと思います。

イラクの指導層を擁護する気は全くありませんが、やはり今必要なことは、粘り強い査察の継続だと思います。日本政府も、発言すべきです。

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