江田五月活動日誌 2015年6月 >>日程表 ホーム総目次6月目次前へ次へ

6月24日(水) 日韓議連、西村さんら、国際IC議連、上海テレビ、発達障害議連

 今日は、10時半過ぎに会館事務所に入り、11時から30分弱、日韓議員連盟総会に出席しました。額賀会長と河村幹事長の挨拶に続き、最近の日韓情勢につき外務省担当者からの説明があり、7月10日に開催予定の日韓・韓日議連合同総会につき、直嶋正行運営委員長から日程と分科委員会につき説明があり、了承しました。

日韓議連総会

 13時半に、約20年前に亡くなられた当時の動力炉・核燃料事業団の総務部次長だった西村成生さんの未亡人らが来られ、45分ほど、その後の経過につきお話を伺いました。旧動燃に対し強い不信感をお持ちで、民事訴訟を提起して敗訴が確定し、さらに遺品返還の訴訟を起こされたそうです。大変にお気の毒で、お慰めようもありません。

西村さんら

 14時20分ころに遅れて1時間弱、国際IC推進議員連盟の特別講演会に出席しました。藤田幸久幹事長の司会で、河村建夫会長は既に挨拶をして退席後で、カンボジャ国王枢密院顧問官のソン・スーベルさんの「カンボジャ和平と民主的社会作りへの道」という講演の途中から聞きました。私は、1980年夏にタイに行った際、バンコックで藤田さんと会い、国境を越えてカンボジャのソン・サン派の難民キャンプを訪ねたことがあり、そこで若いスーベルさんにも会いました。藤田さんが、そのときの写真を持ってきてくれました。前列の白いシャツの右端が藤田さん、左へ一人おいてスーベルさん、私、そしてその左は何と、現在岡山県議の佐古信五さんです。

国際IC議連 - 講演
同 - スーベルさんらと
同 - 35年前の写真

 16時から1時間弱、上海東方衛星テレビの宋看看さんのインタビューを受けました。今夕、国会周辺で行われる2万人規模の安保法制反対の行動を取材、放映するので、その前に聞きたいというのです。もちろん私も違憲立法には大反対ですが、安倍政権の暴走を批判するあまり、中国国民に無用の反日感情を抱かれてもいけないので、冷静で分かりやすい表現をしようと努力しました。うまく通じていればよいのですが。

上海東方衛星テレビ取材

 17時過ぎから1時間強、「発達障害の支援を考える議員連盟」の会合に出席し、家族支援と啓発につき話を聞きました。「発達障害者支援法」改正に向けた検討のためのヒアリングで、関係省庁として、厚労省、内閣府と国交省の各担当者の説明を聞き、次いで専門家として、辻井正次教授、堀江まゆみ教授と片山泰一教授の話を聞きました。社会的な支援のあり方が、米国などと比べると随分遅れています。最後に、国立障害者リハビリテ−ションセンターの担当者の説明を聞いたのですが、抜本的な改革の必要は明らかでした。

発達障害支援議連

 18時半に議員会館を出る前に国会図書館方面を見ると、宋記者の言うとおり、大勢の人々が集まり始めていました。上空では、取材でしょう、ヘリコプターが旋回していました。安保法制に対する国民の批判は日増しに強くなっています。

国会前行動の人々

2015年6月24日(水)

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