江田五月活動日誌 2015年4月 >>日程表 ホーム総目次4月目次前へ次へ

4月22日(水) 総会、本会議、憲法取材、前川さん、合同会議、統治機構、田淵さん、日中会館、安保調査会等、中国観光局

 今日は、9時過ぎに会館事務所に入り、9時半から議員総会に出席しました。常務のほか、大阪都構想への対応と維新の党との関係の持ち方につき意見交換が行われ、私も一つの事例として地元岡山の地方選挙の状況を紹介しました。既に昨年末の総選挙の際の選挙協力の経験があり、維新の党との信義に基づく協力関係構築は容易ではないと認識すべきだと思います。

議員総会 - 全景
同 - 発言

 10時から10分弱、本会議に出席し、大学評価等機構法改正案につき文科委員長の報告を聞いて226対11で可決として衆議院に送付し、特定調達特措法案につき外防委員長の報告を聞いて221対16で可決、成立としました。

 その後、会館事務所に戻り、10時半から1時間強、憲法に関する取材を受けました。やはり憲法記念日前後に掲載されるそうです。昨今の投票率低下と自治体の担い手不足は、国民主権の核心部分が根腐れ状況になっていることを示しており、これにつき掘り下げた憲法的思考作業もないまま改憲作業をしても、根が腐った木に付いた蕾にホルモン剤をかけるのと同じで、良い果実は実りませんよと、申し上げました。終わったところに憲法調査会事務局長の前川清成さんが来て、同会会長の私と今後の進め方につき暫時協議しました。12時から、国対・筆頭理事合同会議に出席しました。

前川さん

 13時から16時前まで、「国の統治機構に関する調査会」に出席しました。テーマは国と地方の関係、特に広域行政で、兵庫県知事で関西広域連合長の井戸敏三さんと中大教授の佐々木信夫さんから参考人の意見陳述を伺い、質疑に応じていただきました。その間、暫時中座して会館事務所で来客応対。地元から岡山市市場事業管理者に新たに就任した田淵薫さんが挨拶に来られました。16時から1時間弱、日中友好会館の武田理事長と荒井常務理事が来られ、会館運営につき協議しました。

統治機構調査会
田淵市場事業管理者
日中会館打合せ

 17時から1時間強、民主党の安全保障総合調査会と外務・防衛部門の合同会議に出席し、自衛権のあり方についての議員間協議に参加しました。広田調査会事務局長による役員会案の説明の中に憲法調査会会長の私の名前も出てきたので、冒頭に発言を求め、憲法調査会は従来の党の立憲主義重視の立場を踏襲していることを述べ、さらに個人的意見として、シームレスな安全保障体制確立に対して、例えば核オプションは採用できないのではないかと、核軍縮推進など日本の掲げる旗印との関係で安全保障策に限界が存在すると考えるべきことを指摘し、さらに日本が冷戦後の世界に集団安全保障ネットワークを構築する営みの先頭に立つためのカードとなる旗印として、集団的自衛権行使のオプションを取らないという従来の憲法解釈が有する効用は大きいことを指摘しました。

安保調査会等

 中座して、18時半過ぎから2時間半ほど、日中友好会館幹部と中国国家観光局幹部との夕食懇談会に出席しました。「丁克族」という言葉を覚えました。音から漢字を当てた言葉で、DINKSつまりDouble Income, No Kidsのことです。中国でも人口問題との関係で問題化しているそうです。

中国観光局幹部と

2015年4月22日(水)

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