江田五月活動日誌 2008年7月 >>日程表 ホーム総目次7月目次前へ次へ

7月2日(水) 概況、国会見学、シン首相、アンサリ議長、昼食会、雑踏、世界遺産s、日本商工会

今日は8時半から、朝食をとりながら堂道大使から概況説明を受けました。9時半過ぎにホテルを発って、デリーの行政府の建物群などを見ながら、国会議事堂へ。

10時から1時間ほど、国会議事堂や国会図書館を案内していただきました。国会は、ラージャ・サバ(Raja Sabha)と呼ばれる上院とロック・サバ(Lok Sabha)と呼ばれる下院により構成され、それぞれの本会議場のほか、全員協議会や儀式を行う大きな会議場もあり、古い歴史を感じさせます。

ホテルの窓から 朝食会
インド門 大統領府

国会図書館は完成から数年の新しいもので、古代からのインドの歴史を上手に展示してあり、説明を受けながら、アショーカ王など高校時代の世界史の知識を一生懸命思い起こしました。その後、ホテルで暫時休憩。

行政府の建物群 ホテルの入り口で

12時前から30分ほど、マンモハン・シン首相と会談。治安面の問題があり、国会議事堂でも首相府でも、警備はことのほか厳重でした。特に首相府では、車を乗り換えて首相のいる建物まで行くという念の入れ方でした。しかし、着くと首相が待っていてくれ、通訳の出番なく英語で話が弾み、洞爺湖サミットに合わせた訪日など、ハイテンポで話題が進み、有意義でした。

12時45分から30分ほど、迎賓館で、上院議長を務めるアンサリ副大統領と会談。議会の役割や代替エネルギーのことなど、ここでも英語で話が弾みました。その後、他の多くの議員も加わって、昼食会。最初がミソスープ、次がテンプラと続き、後はインド料理で、会話も弾みました。暫時休憩。

アンサリ上院議長と 昼食会で記念品交換

15時半から、世界遺産の視察などに出掛け、夜は在デリー日本商工会役員の皆さんと夕食懇談です。


雑踏、世界遺産s、商工会
15時半から、デリーの町に出ました。まず、ネルー・メモリアムへ。初代首相のネルーの住居で、没後、博物館になっています。次いで、日本国際協力銀行(JBIC)の皆さんによるODA回顧展へ。日本の援助が最初に始まったのがインドで、50年が経過しました。

取材 ネルー・ミュージアムへ
最後の寝室 インドトサカゲリ?
JBICのODA回顧展 ココナッツを売る少年たち

続いてオールド・デリーへ。英国によりニュー・デリーが作られる前のムガール帝国時代の都が、今では雑踏のスラムと化しており、そのすぐそばに世界遺産のレッドフォートがあります。19世紀に英国に滅ぼされたムガールの最後の城です。雑踏の中を歩いてみました。

雑踏を歩く 家並み

その後、世界遺産のフマユーン廟へ。15世紀のフマユーン帝の廟で、16世紀のタージ・マハルはこれを真似たのだとか。立派な廟で、野鳥が舞いリスが走り回っていました。18時過ぎにホテルに戻り、暫時休憩。

フマユーン廟 廟の中央

19時過ぎにホテルを発ち、19時半から1時間半ほど、在デリー日本商工会の役員数人と堂道大使らと夕食懇談をし、さまざまなご意見を聞かせていただきました。

シーク教徒の寺院 商工会役員の皆さんと

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