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2月28日(月) 山口刑務所、上京、江橋さん、蔡さん

山口刑務所を視察
JRは単線のワンマンカー(松本大輔さんと)

今日は10時半前に、山口市の山口刑務所に到着。所長さんたちに迎えられ、所長室で松本大輔さんと落ち合い、まず10時半から説明聴取。ここは26歳以上の初犯を中心に収容していますが、やはり過収容で、収容率は105.7%。6人部屋に8人とか、二人独居とかがいくらでも見られます。大部屋を定員16人の房に改造したところもあります。これでは矯正どころでなく、職員の皆さんも大変でしょう。

次いで、所内を見学させていただき、さらに12時過ぎまで、質疑応答。性犯罪の矯正プログラムがあり、1回60分、月2回で、4ヶ月間行われています。しかし、今年度の性犯罪による収容者は55人ですが、受講者は14人に過ぎません。それも、過収容のため、適切な教室の確保は至難の業のようです。

それでも所長さんから、法改正による矯正教育受講の義務化を要請されました。

松本さんと一緒に、JR湯田温泉駅から新山口まで、単線のワンマンカーで出て、お別れし、私は宇部山口空港から、14時半過ぎのフライトで羽田へ。

17時から1時間強、全国江田五月会の会長をお願いしている江橋崇教授が来られ、3人ほどで、憲法論議。平和主義にしても基本的人権にしても、新しい発想が必要です。19時から、中国医学の蔡さんのお店で、江橋さんと一緒に中華料理を頂きながら議論を続けました。


江橋さん、蔡さんらと

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