活動日誌 2004年11月 >>日程表 ホーム総目次11月目次前へ次へ

11月17日(水) 総会、本会議、合同会議、憲法、QT、一億円集会、社民連

今日は9時半から、議員総会。私から、昨日の役員会の案件などを報告し、今日の党首討論と村岡兼造さんの集会への参加をお願いしました。栃木県選出の簗瀬進さんと谷博之さんから、11月28日投票の県知事選、宇都宮市長選、県議補選のトリプル選挙についての支援要請がありました。すべて、自民・民主の激突選挙です。

10時から、本会議。信託業法案につき大塚耕平さんが、信託機能の中に混在している信用創造機能、資金仲介機能、資産創造機能に着目し、実に明快な質問をしました。その後、3委員会からの3法案の採決。いずれも賛成多数で可決、成立しました。

11時過ぎ、直嶋正行さんと協議。11時半、法務省担当者と人事案件につき協議。12時から、国対・理事合同会議。12時40分から15時前まで、参議院憲法調査会。新しい人権と社会権についての意見交換で、若林秀樹さん、松岡徹さん、簗瀬さん、鈴木寛さん、松井孝治さんらが意見を述べました。基本的人権は、自由権と社会権に分類するのが一般的ですが、技術の進歩や価値観の多様化により、社会の基本構造がずい分違ってきており、国家と個人との関係を律する根本規範という範疇を越えた規範として、憲法の人権規定を考察することが必要となってきているという問題提起がありました。

15時から45分間、国家基本政策委員会の合同審査会。党首討論です。三位一体、イラク戦争、政治とカネといったテーマですが、小泉首相の答弁は相変わらずのすりかえやはぐらかしで、例の「自衛隊のいるところが非戦闘地域」という答弁についても、詭弁と前回の記録の棒読みに終始しました。「私は、国会が決めたことにいやと言ったことはございません」と胸を張られますが、国会での多数は自民党が握っており、いやなことは国会で決めないのですから、この答弁も無内容な同義反復なのです。(会議録

16時から1時間半、「1億円献金事件の真相をただす会」に出席。民主党の衆参の予算委員の主催の会で、村岡兼造さんが出席して事件の説明をし、民主党議員の質問に答えてくれました。検察側の主張は、村岡さんが平成研の収支報告書に1億円献金を記載しないように指示したというもので、その間の事実関係がずい分リアルに報道されています。しかし、村岡さんは、これらの事実に一切かかわっていないというのです。村岡さんの説明は明快で矛盾も破綻もなく、真剣に誠実に話された態度から考えても、信用できると思いました。二つのストーリーのどちらが真実か、裁判の場もほかに、国会の場でも真相究明が欠かせなくなりました。それが出来ないと、国会というところは何の自浄能力もなく、国民の不信を増幅させるだけのことになります。

17時半過ぎから、来客。19時から、旧社民連の有志でちょっと早い忘年会をしました。大田区の岡崎幸夫さんをはじめ、何人かが来夏の都議選に挑戦するので、応援の相談が主題ですが、菅直人さんご夫妻も来られ、韓国料理と思い出話で大いに盛り上がりました。


旧社民連有志の会
 

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