江田五月 活動日誌 2001年7月(26〜31) >>日程表 ホーム総目次7月目次前へ次へ


7月26日(木) 街頭宣伝(岡山)、日焼け、演説会、枝野さん

今日は、10時過ぎに自宅を発ち、それまで乗車してくれた真鍋連合会長、住吉県議とバトンタッチで、11時から19時まで、選挙カーで街頭宣伝。岡山市の南東部を回り、街頭演説は21回に上りました。私の住んでいる地域です。

相変わらずの炎熱地獄ですが、風が多少涼しくなったかなと思います。「あれ、江田さん、見違えたよ。」と言われます。日焼けで真っ黒になっているからで、自分でも鏡を見るとびっくりします。水泡は落ち着きました。

夜は、地元の中学校で個人演説会。400人ほどの参加で、大盛況でした。枝野幸男政調会長代理が来援、小泉マジックのからくりについて20分間熱弁を奮ってくれました。

夕食は枝野さんと鍋。私の趣味の押しつけで、ご迷惑だったかな。



7月27日(金) 門立ち、街頭宣伝(倉敷、灘崎)、演説会s、大本営

今日は、昨夜泊まった倉敷市水島のホテルを5時半過ぎに発ち、30分間、M工場駐車場出入り口でビラ配り。軽食の後、7時過ぎからK工場の門立ち。出勤する人や帰る人への挨拶で、労働組合の選挙運動の定番です。

8時から18時20分まで、炎天下の街頭宣伝。倉敷市玉島、水島、倉敷と船穂町、灘崎町で、街頭演説は25ヶ所に上りました。途中、石井一さんと藤村修さんが応援に駆けつけてくれました。いよいよ最終盤で、声にも力が入ります。

夜は、玉野市と倉敷市で個人演説会。玉野市は石田みえさんの生まれ育ったふる里。みな燃え上がっています。最後は倉敷市で、若い20人余のボランティアの仲間が趣向を凝らし、替え歌を歌って檄を飛ばし、会場を盛り上げました。

昨夜の党首討論会で、小泉首相は、京都議定書への日本の態度が国際社会から高く評価されていると力説していました。根拠を示さない自画自賛で、かっての「大本営発表」を現代風にすると、このようになるのではないかと思います。



7月28日(土) 街頭宣伝(玉野、灘崎、倉敷、岡山)、天領祭り

今日は、昨夜宿泊した玉野市のホテルを7時40分に発ち、8時から20時まで選挙カーで街頭宣伝。玉野市、灘崎町、倉敷市倉敷、岡山市の西部と中央部を回り、街頭演説は28ヶ所に上りました。最後のお願いなので、声にも力が入ります。最終段階で、岩国哲人さんが応援に来てくれました。19時30分から選挙事務所でマイク納めをした後、さらに倉敷に向けて走り、ちょうど20時で拡声装置はストップ。

20時半、倉敷駅前到着。「天領祭り」で大変な賑わいの中を、若いボランティアの皆さんと一緒に、参加者への声かけ運動を祭りの終了まで続け、やっと22時半に、ラーメンにありつきました。体力的には、なしうることはすべてし尽くしたという満足感はありますが、知恵を出し尽くしたかどうかは別問題です。



7月29日(日) 投票、白桃、うなぎ、ダンス、開票

今日は参院選の投票日です。8時半過ぎまで寝て、10時前に、地元の旭操小学校で投票の後、岡山市芳賀の果樹農家へ。木で熟した白桃を、もいでそのまま食べる美味さは、最高の贅沢。県外の人にお裾分けできないのが残念。今年は気候のせいで、数が少ないうえに変形も多いそうですが、味は最高です。

昼食は、看板を出さず予約しか受け付けない夫婦2人だけでやっているうなぎやさんへ。ビールをちょっと飲んだら、すっかり回り、暑さでダウン。こんな暑さの中で街頭宣伝活動をしていたのかと思うと、ぞっとします。応援くださった皆さんのご苦労が、良く分かりました。

15時前に、社交ダンスの「ニュースターズダンス競技大会」へ。30回の記念大会で、華やかに優雅に、競技が行われていました。その上、今年はジュニアの競技や車いすダンスの披露もあり、和やかさも加わりました。学生時代を思い出しながら短い挨拶。16時、写真展へ。

自宅で小休止のあと、これから(20時)選挙の開票を見守りに、選挙事務所に出かけます。奇跡を祈るような気持ちです。


石田敗北

20時半過ぎに、岡山県選挙区では自民現職が当確。21時に、石田みえ候補と一緒に選挙事務所に入り、集まってくださった皆さんとマスコミに、敗北の弁。石田さんの弁には悔しさがにじんでいました。私は、小泉人気、現職大臣といった大変な逆風の中でしたが、私たちの主張や石田さんの思いを有権者に十分伝えきれなかったのは、私たちの非力ゆえであり、お詫びしました。

その後、選対本部でお手伝いくださった若い皆さんと反省会。人生も歴史もこれで終わりではないので、この悔しさを共有した皆さんが、これからも一緒に政治に参加して欲しいものです。

小泉改革に、一度はチャンスを与えようというのが、今回の国民の審判。小泉首相が本気なら、自民党の崩壊を覚悟で、秋に勝負をかけるしかありません。私は、小泉人気はバブルだと思います。

石田さんは勝負では負けましたが、都市部では良い勝負をしているはずです。最後まで見極めなければ、責任論をはじめ今後のことは分かりません。

2001年参院選結果

  選挙区 比例区 改選 非改選 公示前 新勢力 増減
自民 44 20 64 61 46 107 110  +3
民主 18 8 26 22 33 55 59 +4
公明 5 8 13 13 10 23 23  0
共産 1 4 5  8 15 23 20 -3
社民 0 3 3  7 5 12 8  -4
保守 -  1 1 3 4 7  5 -2
自由 2 4 6  3 2 5 8 +3
その他 3 0 3  7 11 18 14  -4
73 48 121 124 126 250 247 -3
岡山選挙区得票数
501,383 片山虎之助 自民前
236,612 石田 美栄 民主前
67,705 森脇 久紀 共産新
16,853 浅輪 桂子 自連新

岡山選挙区 市町村別得票数

参院選候補者一覧 比例区 選挙区



7月30日(月) 駅前演説、低投票率、比例区、挨拶まわり、泉州鍋

今日は、7時半から恒例の駅前演説「おはよう730、民主党です!」。喉を完全にやられ、1日たっても治らず、ささやくようなハスキーボイスになってしまいました。参院選の反省と、今後の見通しを話しました。

岡山県では、完敗。県南の都市部では、投票率が50%前後にまで下がりました。小泉改革にワンチャンスを与えたいので、野党に入れたくない、しかし橋本派閣僚には疑問があるので、自民候補もいやだという、有権者の戸惑いの現れだと思います。迷いを払拭できるところまで、強いメッセージを送ることの出来なかった私たちの責任です。それにしても、自民候補が前回の得票を倍増させたのは、驚異的です。

比例代表区は、さらに驚異的。民主党は全国で、3年前の1220万票を899万票に減らしました。大ピンチです。岡山県は公明党に遅れをとりました。県連執行部の責任論議をしなければなりません。それにしても、初めての非拘束名簿方式は、驚くことばかりです。

9時半から、江田五月会事務局会議。各地での動きの点検をしました。やはり充分動けていません。11時過ぎから、2つのテレビ局のインタビュー。選挙の反省です。午後は、石田みえさんと一緒に地域選対の事務所の挨拶まわり。既に片付けを終わって撤退したところも多く、素早いアクションに感謝したり、寂しさを感じたり。

夜は美味しい泉州鍋。はもとたまねぎだけの鍋です。



7月31日(火) 連合岡山、上京、常幹、国会役員会等、森元さん

今日は、10時から連合岡山の執行委員会に、石田美栄さんと一緒に出席。民主党県連代表として、選挙のお礼と完敗のお詫びのご挨拶をしました。連合にとっても厳しい選挙結果で、ともに厳しい反省が迫られます。

12時半、空路上京。15時から常任幹事会。渋滞で、代表挨拶に間に合わず、羽田選対本部長挨拶から参加。選挙結果が報告されました。複数区は新潟と広島以外はすべて公認候補が、1人区は岩手と三重で推薦候補が当選。しかし内容は厳しく、特に比例区は深刻。議論は選対役員会で行われました。

15時半から、菅幹事長と打ち合わせ。16時から、久保参議院議員会長の代行として、国会役員会に出席。参議院側の役員選考などが議論となりました。17時から、参議院の「民主党・新緑風会」の常任役員会。役員選考の段取りなどの協議。今日、役員選挙(会長、幹事長)が告示され、8月2日正午が締め切り、6日午後が投票です。過去3年間の実績を踏まえ、参議院での民主党の新たな展開を図る必要があります。特にこれからは、与党優位に戻った参議院での、野党第1党としての民主党のあり方が問われます。

18時過ぎ、比例区候補、森元美代治さんの事務所慰労会。19時、夜の会合を2つ掛け持ち。


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