江田五月活動日誌 2013年10月 >>日程表 ホーム総目次10月目次前へ次へ

10月20日(日) ねむの木学園運動会、深むし茶、上京、中村紘子リサイタル

 今日は、掛川のホテルで起床。9時過ぎの迎えのバスで妻とともに「ねむの木学園」の第44回大運動会へ。

 9時半頃に着き、しゃれた応接室に通され、やがて学園長・学校長の宮城まり子さんが車椅子で現れ、暫く歓談しました。今日のためにずいぶん準備されたそうで、台風も何とか大丈夫のようなので、ホッとしておられました。10時過ぎに、私が車椅子を押しながら、運動場へ。

ねむの木学園大運動会 - 宮城まり子さんと
同 - 看板

 雨脚がちょっと強くなる中、まり子さんがお客さんに一人ずつ声を掛けながら、入場。10時半前から、「ゼウスへの讃歌」に乗って、綺麗なピンクの旗(フェスタ)が次々と入場。5歳の障がいのある女児も小さな旗を振って参加しました。勢揃いしたところで、開会式。「炎のランナー」に乗って聖火の入場と点火があり、まり子さんが挨拶、車椅子の女児による選手宣誓、「幸せは樹のように」のコーラスと続き、「士官候補生」に乗って選手退場となりました。

同 - まり子さん入場
同 - 旗(フェスタ)
同 - この子らも

 続いて、「76本のトロンボーン」の流れる中、スラロームという車椅子競走で、健常者も数人、観客席から選ばれて参加。健常者には、操縦はなかなか難しそうでした。次は、女性ばかりのヴィリアで、ピンクの旗やボンボリの動きが鮮やかでした。そして、黒の衣装の男子ばかりのモダンダンス「エレクトリックネーション」で、男性の雄叫びが結局は女性によって制圧されていました。最後は、ビューティフル・サンデーに乗ってランチタイムの演技。すべてがセンスの良いユーモアも交えた生命の讃歌でした。11時半前に第1景が終わり、昼の休憩となって、参加者に竹筒に入った手作りの「かぐや姫弁当」が配られました。

同 - 選手宣誓
同 - スラローム
同 - ヴィリア
同 - まり子さん
同 - かぐや姫弁当

 そこで私たちは、名残を惜しみながら中座し、タクシーで掛川へ。駅の売店では、「世界農業遺産」に認定されて昨日から販売が始まったばかりの「静岡の茶草場農法」の深むし茶を試飲し、12時過ぎの新幹線で、上京。14時前に着き、タクシーで議員宿舎に荷物を降ろして、サントリーホールへ。

同 - 世界農業遺産に

 14時半から2時間ほど、中村紘子さんのピアノ・リサイタルを聞きました。先月16日の企画が台風の影響で延期されたものです。まず、バッハのパルティータ第2番。力強く繊細な演奏ですが、自由さがさらに増してきたようです。ベートーベンのピアノソナタ・ワルトシュタインが続きました。そこで暫時休憩の後、ショパンのポロネース第7番、マズルカ第14,15,17,20,21番が一気に演奏されました。さらに即興曲第1番と最後の幻想曲ヘ長調で終わり、フロアーから花束が渡され、アンコールで一曲聞いたところで、照明が点灯してしまいました。17時ころから、招待客が別席に招かれ、着替えた紘子さんを囲んで暫時歓談しました。

同 - 中村紘子さんら

2013年10月20日(日)

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