江田五月活動日誌 2006年12月 >>日程表 ホーム総目次12月目次前へ次へ

12月6日(水) 法務、総会、本会議、合同会議、連合審査、県教組、政策懇、情報化、エネルギー

今日は8時から1時間、法務部門会議。通常の議事のほか、条約刑法への対応につき協議しました。共謀罪の部分をすべて削除するという民主党修正案につき、衆議院法制局の意見を聞き、さらに扱いを検討していきます。

9時半から、議員総会。教育基本法改正案の審議が緊迫しています。10時から、本会議。山東昭子さんの永年在職表彰の後、防衛庁設置法等改正案が議題となり、省昇格につき、藤末健三さんが鋭い質問をしました。自衛官の憲法第66条第2項の「文民」該当性につき、内閣法制局は、かつて肯定の解釈を取り、その後、否定に訂正しました。それでも現在では、自衛官であった人が選挙で国会議員に選ばれないままでも、退官の翌日には、文民の民間人として防衛大臣に選任することは可能です。法制局が再び憲法解釈を元に戻すと、自衛官のままでも防衛大臣になれます。この扱いに、シビリアンコントロールの見地から、問題提起をしました。答弁は味も素っ気も無く、厳しい質疑が必要です。その後2承認案件と1法案につき採決し、可決。法案は、参議院の委員長提案の有機農業推進法案です。

12時から、国対・理事合同会議。終盤国会では、参議院側が緊迫するのが常で、今国会でも同様です。

岡山県教組の宇高書記長ら

13時から2時間半、法務委員会と財政金融委員会の連合審査会に出席。信託法案につき、大久保勉さんが75分間、信託業務に通暁した立場から専門的な質問をしました。

15時半、地元から岡山県教組の役員の皆さんが、教育基本法改正案の扱いにつき要望に来られました。国会周辺も、緊迫の度を増して来ていますが、もちろん、私どもが知っている60年安保には遠く及びません。その後、妻と若干の買い物。

17時から党本部で、全議員政策懇談会に出席。政権政策の議論で、まず教育につき1時間ほど議論し、私も若干の意見を述べました。細かな教育の課題を各論的に議論することも大切ですが、日本の教育の根本問題を議論しなければなりません。私たちの目指す国のかたちが髣髴となるように、政権政策に前文をつけ、その中で、例えば「共生、公正、自立、平和」といった理念を掲げ、それを実現するため、国民総参加の教育運動を提唱するといったことを考えようという提案です。中座。

18時半、情報化社会を考える会の忘年の会に出席して挨拶。すぐに中座して、エネルギー環境問題研究会の年末懇談会に出席。


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