江田五月 活動日誌 2001年7月(11〜15) >>日程表 ホーム総目次7月目次前へ次へ


7月11日(水) 挨拶まわり(石田さん)、石田事務所、菅伸子さん、美術展s

今日は、いよいよ明日から参議院選挙。午前中、石田みえさんと一緒に若干の挨拶まわりに出かけました。公明党県本部では、元原代表、山田幹事長が、温かく迎えてくれました。公明党は自民党予定候補を推薦しており、組織的な支援をお願いするのは不可能です。しかし、6年前の選挙では石田さんを全力で支援してくれました。今回も、個人的に応援してくれる人はいるはず。礼儀を尽くそうということです。

石田事務所に行き、フル回転で作業をこなしている大勢の皆さんにお礼。昼、菅直人夫人の伸子さんを岡山駅で迎え、ご一緒に昼食。午後は、江田事務所でデスクワーク。

15時頃から、三宗智恵子さんの日本画新作展。冬の日没直後の風景画は、新境地を開かれたと思いました。雲に映った残照の印象が見事でした。お隣の会場では、長谷川塑人さんが九谷焼の新機軸に挑戦。次いで総合文化センターの美術展へ。書道あり絵画あり。同人展を開く適当な会場がなく、いつもここがすぐに予約で一杯になります。文化政策の貧困です。

夜は知人と近所の料理屋さんで夕食。明日からに備えて、英気を養いました。のどがまだ治りません。



7月12日(木) 参院選公示、石田候補応援、戦犯神格論

今日は、いよいよ参院選の公示です。8時半から、民主党公認、自由党推薦の石田みえ候補の出陣式。届出番号は1番と決まりました。私は、県連代表と選対本部長として挨拶。石田候補は、ピンクのポロシャツ姿。酷暑で、私も途中で上着を脱ぎ捨てました。

9時から街頭へ。今日は、衆議院の選挙区で言えば、岡山1区(岡山市西部)、4区(倉敷市)、2区(灘崎町)です。昼食をはさんで19時前まで、街頭演説17回。羽田孜特別代表が倉敷駅に来られた間は、石田候補にはそちらで街頭演説をしてもらい、私が代役。途中雨でびしょ濡れもありましたが、各地で大きなご支援を頂きました。

最後は19時半から、灘崎町の個人演説会。石田候補は、「私は、8年前の衆議院選挙の際に長男を、先年は夫を失いました。辛いこともありましたが、多くの人に助けていただき、それだけ人の痛みが分かるようになり、前より良い人間になったと、感謝しています。だからこそ、官僚出身の候補に勝ちたいのです。」と、声を詰まらせながら訴えました。

小泉首相はA級戦犯につき、「日本では、死ねばみな仏様になるのだ」と言って、合祀の施設への参拝を合理化します。しかしこれは、国内では通用しても、外国には通じない議論です。こんな勝手な理屈を押し通すのなら、鎖国時代に戻った方がよろしい。時代錯誤であり、自国中心主義で、アジアと仲良くは出来ません。



7月13日(金) 赤穂線、島根(浜口さん)、鳥取(佐藤さん)

今日は、8時過ぎの赤穂線に乗って、大多羅駅から岡山駅へ。大多羅駅は新市街地にあり、ラッシュの時は通勤通学客で込み合いますが、普段は閑散とした無人駅です。それでも駐輪場があり、整理券まで売っています。

8時半過ぎのJRで松江へ。島根県選挙区の浜口和久さん(民主党公認)の応援で、街頭演説2カ所。浜口さんは32歳。あわや不戦敗になりそうなところ、急遽立候補を決定。ポスターが間に合うかと心配していましたが、思案する時間がなく、かえって電光石火で準備が整ったようです。

13時半過ぎのJRで米子へ。鳥取県選挙区の佐藤誠さん(民主党公認)の応援。ところが本隊車が日野郡の奥深くに入り込んでおり、追いつくのに1時間かかりました。佐藤さんは日野郡選出で県議10年。地元の皆さん一人ひとりに念入りに挨拶をしたい気持ちはよく分かります。西伯町役場前で街頭演説。青いテントをかけた屋根が散在しています。大地震の傷跡です。

18時過ぎに発って、乗用車で岡山県美作町湯郷まで送ってもらい、泊。



7月14日(土) 街頭宣伝(石田さん)、共感の輪、井本さん、桂師匠

今日は、終日岡山県内で石田みえさんと行動を共にしました。8時から18時45分まで、超酷暑の中を、美作町、英田町、柵原町をかすめ吉井町、赤坂町、山陽町、熊山町、瀬戸町、再度熊山町、佐伯町、和気町、吉永町、備前市、日生町、再度備前市、長船町、邑久町、牛窓町、岡山市東部と、超スピードで回りました。それでもこの間、街頭演説12ヶ所をこなし、さらにマイク嬢の手助けもしました。左の手首だけが、腕時計の跡を残して真っ赤に日焼けしました。

今日は主として農村部ですが、農作業の手を休めて盛大に応援をしてくれたり、各地で激励が相次ぎました。小泉改革批判の演説も共感を呼んでおり、確実に世論が動いているのを感じます。赤磐郡では、前県議の井本丈夫大先輩が自ら高速運転で先導してくれ、かくしゃくたるところを示されました。

19時から、西大寺市民会館で個人演説会。桂文也師匠がゲスト出演で、ジェンダーと男女共同参画の話をしてくれ、参加者一同、大いに啓発されました。

明日は7時に自宅を発って、8時に建部町から行動開始です。全力を尽くすのみです。



7月15日(日) 街宣(御津、岡山、石田さん)、緑のジャケット、演説会s

今日は、参院選が始まって最初の日曜日。今日も終日、岡山県内で石田みえさんと行動を共にしました。7時に自宅を発って、8時から午前中一杯、建部町を皮切りに、御津郡3町を超スピードで回りました。建部町福渡は、父の出身地で、先日も伯母の葬儀で伺ったばかり。商店街では軒並み顔を出してくれました。しかし加茂川町では、「相手は大臣じゃから壁は厚いで。」と言われ、一生懸命反論。

昼から辛香トンネルをくぐって岡山市に入り、18時過ぎまで、中心部から南部までを、蒸し風呂のような高湿度の中を走り回りました。この間、街頭演説17ヶ所をこなし、マイク嬢の手助けもしました。演説の内容は、今日から、私が京都議定書と雇用問題、石田さんが分権改革と、自然に分担しています。

あまりの暑さに、スーツ姿を止めて、綿パンと白のポロシャツに変えました。夜の岡山市内2ヶ所での個人演説会では、初心に返って、10年以上前の衆院選で着た緑のジャケットを引っ張り出し、上に羽織りました。これは、私が所属していたライオンズクラブの制服で、大変なご支援を頂いたことを懐かしく思い出します。

演説会はどちらも、心の通い合う良い雰囲気で、大いに意気が上がりました。夜は雨。遠くで稲光。梅雨が明けたら、天気も選挙も、いやが上にも暑くなりそうです。


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