2002/03/01

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「フライデー」掲載記事に対するコメント

参議院議員 江田 五月

写真週刊誌「フライデー」2002年3月15日号(3月1日発売)に、「江田五月サンを突如、襲った『強制わいせつ訴訟』騒動」という見出しで、記事と写真が掲載されました。

この記事は、全く事実無根で法的根拠のない訴訟を、興味本位で取り上げたもので、私としては迷惑千万で、遺憾の極みです。

この訴訟は、3人の女性が、私を含む8人を訴えたもので、原告らが訴状に自ら書いているように、岡山市における場外馬券売場建設問題を前提としています。建設中止に追い込まれた業者は、今なおこれを断念できず、実現のための工作を繰り返しています。

この場外馬券売場白紙撤回10周年を記念して、一昨年イベントが行われた際、参加者の顔を執拗にビデオ撮影した原告らの1人と主催者側とのトラブルが発生し、その者が怪我をしたというので、後日のトラブルの原因とならぬように、私が事実を確認しようとしたのであって、体に触れてはいません。衆人環視の夏の午後4時頃のことで、「強制わいせつ」行為など、あり得ようはずがありません。原・被告間の法律関係も、弁護士が書いたにしては、全く整理されていません。

このような記事が、編集者の意図如何に関わらず、他に悪用されることが多々あることは、経験上明らかです。私は、対応にエネルギーを費やすのもばかばかしい訴訟を取り上げた「フライデー」編集部の意図を疑います。そして、1日も早い結審と請求棄却判決を裁判所に求め、訴訟追行をおこないます。

なお、私の事務所に、資料として原告らの訴状と、私たちの答弁書のコピーを用意してあります。資料をお求めの方は、事務所までご連絡ください。


江田五月の場外馬券売場建設問題についての国会質問会議録
  1990/04/26 衆院・予算委員会第五分科会
  2000/05/08 参院・行政監視委員会


2002/03/01

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