活動日誌 1999/09

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9月10日 菅直人党代表選候補の代表世話人就任 3候補推薦人一覧

9月11日 民主党代表選告示 3候補共同記者会見


民主党政権をめざして菅直人を応援する会からのメッセージ(9/23)

整理すると、これが選択の基準です。
最善のエース起用策は

 菅直人を ぜひもう一度 代表に選んでください。

 鳩山さんには 発言のブレが大きすぎるという声があります。民主党の仲間うちでは、真意は理解できるとしても、総選挙の相手である自民党や共産党は、手ごころを加えてはくれません。相手からの攻撃に弁解しているうちに、選挙は終わってしまいます。

 この代表選で菅直人をつぶし、総選挙で鳩山さんが打ちこまれたら、民主党の将来はありません。

 ここは生まれ変わった「ニュー菅」で総選挙を戦い、もう一人のエースである鳩山さんは、切り札として温存する。さすが安定感がある横路さんと羽田さんは、押さえのエースとして控える。

 この重層的布陣が、民主党にとって最善の策です。
 ぜひこの代表選では、菅直人をよろしくお願いします。

代表世話人 江田 五月
事務総長 岩田 順介
事務局長 枝野 幸男


9月11日(土) 美作地区江田五月会

 16時から、津山文化センターで美作地区江田五月会の国政報告会と懇談会が開かれました。昨年の選挙以降なるべく早い時期に五月会を開きたかったのですが、昨年秋の津山市をはじめとする県北の水害や、年が明けてからは中心人物のお一人である神崎さんのご病気とご不幸もあってこの日の開催となりました。国政報告会の出席者は77名。江田議員は、この日は民主党代表選挙の告示日で、菅直人候補の選対責任者(代表世話人)として届出に立ち合う必要もあったのですが、1年ぶりで1ヶ月以上も準備された五月会の方に出席しました。(京子夫人も参加。)

 小野陽子さん(事務局長)の司会、額田克海さん(会長)のあいさつの後、江田議員は40分の予定をはるかに超える1時間20分の国政報告に熱弁をふるいました。額田会長からは、昭和五十八年第一回の衆議院選挙の時とあまり変わらない若々しい演説だったと言われました。熱心な質疑応答もあった後、別室で懇談会(会費2000円、60名参加)。楽しい会になりました。懇談会では衆議院三区の民主党公認候補に決まった、たるい良和さんもあいさつ。出席の皆さんから激励を受けました。美作地区では今後、各郡・町単位でも五月会を開催する予定です。(報告/湯川憲比古)

たるい 良和
 私、樽井良和は、閉塞状態をうち破るべく若さと創造力で新規事業を育成し、新しい雇用と資本の創出システムを作りだし、夢と活気にあふれた社会に向けて積極的に政策を打ち出していきます。また3区は2市7郡と広大で県政でも重要です。あらゆる力を結集し新世紀にはぜひ新人を!

9月12日 党県連常任幹事会

9月17日 女性のための政治大学第1期終了(学長代行)

9月22日 党代表選岡山街頭・立ち会い演説会

岡山での民主党代表選挙の党員投票と市民投票の結果

鳩山 由紀夫 (党員票 34票)(市民票 45票)
菅 直人    (党員票331票)(市民票143票)
横路 孝弘   (党員票 22票)(市民票 30票)

民主党岡山県連は、この投票結果を受け、9月25日の代表選出全国大会で、県連に与えられた2票を菅直人代表に投票することを決定いたしました。


9月25日 民主党代表選出大会

 新代表に鳩山由紀夫さん

「迫力をもって挙党一致体制で自自公対決に臨む」

 新しい民主党の代表を決める代表選出大会が25日午後、東京・東京プリンスホテルで行われ、鳩山由紀夫さんが決選投票の末、代表に選出された。

 投票に先立って、午前10時からは鳩山由紀夫、菅直人、横路孝弘の3候補が最後の立会演説会に臨み、政策や党運営のあり方を訴えた。

 まず代表選出大会では代表に新しい機関の設置とその構成メンバーを選任する権限を付与する規約改正案を羽田幹事長が提案し、拍手で承認した。

 午後1時過ぎから行われた最初の投票(投票総数321票=不在者投票分7票含む・有効320票・無効1票)では、鳩山由紀夫候補が154票、菅直人候補が109票、横路孝弘候補が57票を獲得し、いずれも過半数に達しなかったため、鳩山、菅両候補による決選投票に持ち込まれた。

 ここでいったん3候補が壇上で握手を交わし、3位となった横路候補が「どちらが代表になってもしっかり協力する」と述べると、大きな拍手が送られた。また菅候補が「横路さんが立候補したことで、民主党の幅と奥行きを全国民に示せた」と述べ、鳩山候補とともに、横路候補の健闘を称えた。

 続いて行われた決戦投票(投票総数314票・棄権7票、有効312票・無効2票)の結果、鳩山候補が182票、菅候補が130票を獲得し、鳩山候補が新しい代表に選ばれた。

 激しい選挙戦を終えて壇上にあがった2人は固く握手を交わし、菅前代表が「野党第一党の党首としてここまで大役を果たせたのは多くの皆さんに支えていただいたおかげ」と感謝のあいさつ。「選挙戦を通じて、これまで党首の固有名詞をつけて呼ばれていた政党が、いろいろな人材がいる『本物の政党』になっていけると確信した」と語り、大きなねぎらいの拍手を受けた。

 休憩後、鳩山新代表が就任の挨拶に立ち、「すばらしい菅さんの後を受けて仕事をさせていただくのは無上の喜び。感謝の思いをもって、しっかりとした代表になることを誓う」と力強く宣言。「愚直さを持って、自民党の金権体質に対峙し、苦しくともクリーンな体質を維持し、常に国民の声が聞こえることを最高の誇りとして進んでいかなければならない」と訴えた。

 鳩山新代表はさらに、「迫力を持って挙党一致で臨みたい」と運営方針を示すとともに、「一候補として選挙戦では自分の思いを述べたが、公党の代表となった以上は、公党の責任者として発言をわきまえていく」と述べるとともに、「みなさんの総意を結集して、国民政党に近づいていこう」と呼びかけた。

 役員人事については、「挙党態勢づくりのためできるだけすみやかに決定したい」と述べ、この後の記者会見で来週の前半に決定する方針を示した。

(民主党ホームページ・トピックスより)

鳩山新代表 代表就任の挨拶から

今日お集まりのおひとりおひとり、あなたを信じます。愚直なほどに、民主党が野党として、ただ単に政権にすり寄るのではなく、まさにしっかりとした政治を志向する中で自らの力で政権を取りに行く、その姿を何ものにも代え難い大きな迫力だと思う。その愚直さを持ってこれからの民主党は歩んで行くべきだと私は考えています。

 いわゆる自民党中心の政治がややもすると、金権体質の中に染まる中で、私たち民主党は決してそのような体質に染まらない、苦しくともクリーンな体質を維持しながら、だからこそ常に国民の声が聞こえるんだと、それを最高の誇りとして進めて行かなければならないと思っています。それこそ、民主党の名にふさわしい民主主義の原点ではないでしょうか。

今回の選挙戦、見事なまでの皆様方のご指導の元で無事に終えることができました。選挙中あるいは選挙前、寄り合い所帯だからさらに選挙が終わったらバラバラになるなどというご批判をいただきました。けっしてそんなことはない。民主党は明日の日本をめざして、さらに迫力を持って挙党一致で臨んでいきたいと思いますから、どうぞ挙党態勢を組ませていただきますようにお願い申し上げたいと思います。


10月4日(月)

 先日の民主党代表選では、菅直人に対し大きなご支援をいただき、本当にありがとうございました。

 出馬表明から約一ヵ月。 私自身は、九月一日に東ティモールの住民投票監視から帰国し、直ちに選対立ち上げに取り組んだのですが、最初はまさにマイナスからのスタートでした。しかし最後には、思いも寄らぬ多くの皆さんのご支援をいただくことができました。

 政党は、その政党が作ろうとする国のかたちを先取りするものです。ポストと金でつながる政党は、「もうけてなんぼ」という国しか作れません。今回の菅直人の善戦で、私たちは民主党が、友情や信頼の力強く脈打つ政党であり、人間を何より大切にする国を作ろうとしていることを、国民の皆様に示すことができたと思っています。

 民主党は、いつまでも四党派の寄せ集めではいけません。菅直人の得票結果は、民主党が今、旧政党の枠を乗り越えつつあることを、明確に示しました。新しい民主党を育てていくため、この芽を大切にしたいと思います。

 私たちはみな、横路さんたちとともに、鳩山新代表にしっかりと協力して、新しいミレニアムを切り開いていくことを約束して、お礼のご挨拶といたします。

民主党政権をめざして菅直人を応援する会
代表世話人 江田五月 


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