江田五月活動日誌 2016年9月 >>日程表 ホーム総目次9月目次前へ次へ

9月10日(土) 帰岡、徹底討論・死刑

 今日は、8時にホテルを出て、大工事中の水道橋駅からJR在来線で東京に行き、朝食のお握りを買って、9時前の新幹線で帰岡しました。12時過ぎに岡山に着き、駅構内で昼食を済ませて、岡山弁護士会主催の人権擁護大会関連プレシンポジウム「徹底討論、死刑。−考え悩む市民−」の会場に向かいました。

水道橋駅

 13時半にシンポジウムが開会し、岡山弁護士会の水田美由紀会長の開会挨拶に続き、沖縄弁護士会の釜井景介弁護士の「死刑制度に関する政府世論調査」という1時間の報告があり、長塚洋監督のやはり1時間の「望むのは死刑ですか 考え悩む”世論”」の映画上映があって、10分間の休憩となりました。いずれも問題点をしっかり掘り下げた企画でした。

徹底討論・死刑 - 水田会長挨拶

 15時15分からパネルディスカッションで、岡山弁護士会の中村有作弁護士のコーディネートで、釜井弁護士、長塚監督、いずれも岡山弁護士会の金馬健二弁護士と賀川進太郎弁護士による聞き応えのある討論がありました。金馬さんは存置を、香川さんは撤廃を、いずれも説得力に溢れた展開をされ、討論はあらかじめ結論を前提にするのでなく、論点を掘り起こしていきました。1時間半を超える討論でしたが、とても時間が足りませんでした。最後に私と河原昭文弁護士が指名されてフロアーから発言し、出席者の質問に対するパネリストの答えをいただき、17時に終了しました。私は、司法修習生時代と法相時代の各経験を簡単に紹介しました。久し振りの弁護士会活動への参加でした。

同 - パネルディスカッション

2016年9月10日(土)

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