江田五月活動日誌 2015年9月 >>日程表 ホーム総目次9月目次前へ次へ

9月16日(水) 総会s、本会議、全議員集会、西村さん、南野ゼミ、視界ゼロ、国会緊張、膠着状態

 今日は、9時過ぎに会館事務所に入り、9時半から議員総会に出席しました。郡司彰議員会長が、「今から解除の指示があるまで、会期末まで禁足とし、安保法制廃案まで全力を尽くそう」と檄を飛ばしました。禁足になると、国会まで15分で戻れる範囲内に、いなければなりません。続いて羽田雄一郎幹事長と榛葉賀津也国対委員長が具体的行動を指示して結束を強く求め、安保特別委員会の福山理事が状況説明をしました。

議員総会

 10時から10分弱、本会議に出席しました。まず、琵琶湖再生法案につき環境委員長の報告を聞いて237対0の全会一致で可決、成立とし、次いで医療法改正案につき厚労委員長の報告を聞いて150対87で可決成立としました。民主党は反対しました。最後に議長が散会を宣したため、本会議が本日の夜中に開催されるといった事態はなくなりました。その後、再び議員総会を開き、細かな指示を受けました。

 10時半から15分間、「安保法制の廃案を求める民主党全国会議員緊急集会」を開きました。枝野幸夫幹事長の司会で、郡司参議院議員会長、岡田克也代表がそれぞれ決意を表明し、福山理事が特別委員会の状況を報告し、北澤俊美筆頭理事が学生が口火を切ったカルチエ・ラタンを引きながら頑張ろう三唱の音頭を取り、全員の拍手で特別委員会の皆さんを送り出しました。

全議員緊急集会

 11時に会館事務所に戻ると、ラグビー議連の事務局長をしている西村正美さんが来られ、ラグビーワールドカップ2015イングランド大会の日本・サモア戦に、議連から観戦に行く件につき相談を受けました。私は議連の顧問で、2019年の日本での開催に向けて、気運を高めていくことが必要です。

西村正美さん

 13時前に、衆議院内の議員食堂で昼食を済ませた九州大学の学生たちのところに伺いました。先日、民主党憲法調査会に講演に来ていただいた同学の南野森教授のゼミ生で、直ぐ隣の民主党控室が空いていたので移り、暫く参議院の特徴や集団的自衛権行使などの憲法問題につき、話をして、質問も受け付けました。13時半ころ、参議院の民主党控室に顔を出し、榛葉賀津也国対委員長と懇談しました。

南野ゼミ学生 - 国会説明
同 - 記念写真
榛葉国対委員長

 その後は、会館事務所でデスクワークをしながら、状況の推移を見守りました。横浜の地方公聴会から特別委員会の皆さんが国会に戻るまでは、何事もありません。特別委員会の開催が、委員長職権で18時と決められたので、民主党は17時15分に議員総会を再開し、対応に備えます。今日はこの後、視界ゼロの推移となります。


 18時ころから、参議院の第一理事会室前には、安保法制特別委員会の理事会開会を前に、大勢の議員が駆けつけて緊張し、私もその中に混じって理事の皆さんの入室を確保し、18時半から理事会が始まりました。女性議員は「怒れる女性議員の会」というはちまきを巻いて、鴻池委員長に要望書を渡しました。しかし理事会は中断が続き、21時半には第3回目の休憩となっています。テレビのニュースは委員会室の安倍首相着席の様子などを伝えていますが、先行きは不透明です。国会外には、大勢の人が集まり、廃案を求める声で埋まっています。この間、大学時代の友人らと夕食を食べました。

国会緊迫 - 理事会室前
同 - 国会周辺

 20時半過ぎに院内に戻ってみると、参議院安保特別委員会の理事会室前は、ぎっしりと議員らで埋まっており、22時ころだったでしょうか、衛視が大勢「議長命令です」と叫びながら突っ込んできて、理事会室から委員会室方面への通路を確保しました。しかし委員長は動かず、22時半ころに衆議院の議院運営委員会で明日の衆議院本会議が10時開会と決定されました。その後、参議院委員会は延会手続によって0時15分から開会されると決まったとの情報が流れ、23時45分ころ、5回目の理事会が開会されました。その間に私は現場で、テレビのぶら下がり取材を受けました。

同 - 取材

 24時15分前に、民主党理事らが第一理事会室に入り、やがて理事会開会となったので、動きがあると思ったのですが、直ぐに休憩となり、全くの膠着状態となりました。ただいま25時で、我慢比べのままで推移しています。私は、安倍首相と鴻池特別委員長との根競べではないかと思っています。

同 - 膠着状態

2015年9月16日(水)

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