江田五月活動日誌 2014年3月 >>日程表 ホーム総目次3月目次前へ次へ

3月22日(土) 趙さん、庭の春、丸山先生

 今日は、すっかり春めいてきました。10時半に妻と出掛け、11時過ぎに趙先勉さんをピックアップ。中国から岡山大学に留学していたころに、妻たちのために中国語教室を開いてくれていた恩人で、現在は函館で勤務しており、今日は学会出席のために懐かしい岡山を訪ねました。打ち合わせて、12時ころから2時間ほど、もう一人の生徒と4人で、イタ飯のリトファンで昼食懇談しました。

趙先生と

 その後、自宅に戻って書類整理をし、まとめた荷物を宅急便で送ったりしました。15時ころから庭に出ると、片隅に路地のスミレが可憐な花を付けていました。育てているムスカリ、アネモネ、ビオラなども花を付け、カンゾウの芽が大きくなっていたので、少しつまんで、夕食の江田鍋の食材にしました。木の方は、ボケが開花していました。豊後梅も花は付けていましたが、勢いがないのが気になります。雑草もあちこちで芽を出しており、これからの庭仕事が大変です。

庭の春 - スミレ
同 - ムスカリ
同 - アネモネ
同 - カンゾウ
同 - ビオラ1
同 - ビオラ2
同 - ボケ
同 - 豊後梅

 17時ころから、ゆっくりとテレビで大相撲を観戦し、両横綱黒星の瞬間にしびれました。18時からのニュースで、私が日本政治思想史のゼミに所属させていただいた恩師の丸山真男先生の生誕100年関連行事のことが報じられました。戦前の日本社会についての、「日本の外に出れば全然通じない理屈が日本の中だけで堂々と通用して、それ以外の議論は全然耳にもしない。それを問題にする人があったら非国民と言われたりさんざんなものだった」との丸山先生の指摘と、記念講演をした上田紀行教授の「丸山は負けると分かっていながら戦争に突っ込んでいったとして軍国主義を批判してきた。大きな反省から始まった戦後の70年の時代の流れを改めて考えるべきだ」との問題提起は、私たちが直面している課題の根源を示していると思います。


2014年3月22日(土)

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