江田五月活動日誌 2013年9月 >>日程表 ホーム総目次9月目次前へ次へ

9月30日(月) 訪米へ、ワシントン着、接続、CNCS、USAID、Inter Action、夕食懇談

 今日は、NPO議員連盟で訪米です。少し小さめのスーツケースに、ガラガラにパッキングして、議員宿舎を出発します。ワシントンまで、活動日誌を送れないかもしれません。行ってきます。

訪米へ

宿舎出発
 
8時10分過ぎに議員宿舎を出て、成田空港へ。9時半過ぎに着き、控室で、谷合さん、山内さん、阪口さんと松原さん、鈴木さんで打ち合わせ。阿部さんはちょっと席を外しておられ、中谷団長と辻元さんは、別便で合流。10時半過ぎに鑒単に結団式を行い、機内へ。12時間ほどのフライトと13時間の時差で、30日10時に、ワシントン・ダレス空港に着き、11時半にホテルにチェック・インしました。ところが、インターネット接続に苦労し、昼食を済ませてやっと先ほど接続できました。

 機内では、ビールでうつらうつらしながら、資料を読みました。米国では、国民175人に一つの割合で、NPO法人があり、様々な活動で社会の連帯を強めています。多くの課題を抱えた米国社会ですが、NPOの活動が社会の質を高めると、オバマ政権は積極的にこれを支援しています。短い日程ですが、みんなでその実態をしっかりと見て来たいと思っています。14時から、最初の訪問先です。

打合せ
ホテルの部屋

 13時半過ぎにバスでホテルを出て、14時から1時間半、全米コミュニティー・サービス局(Corporations for National and Community Services)を訪ねました。連邦政府の機関で、アメリコアやシニアコアなどのプログラムを提供して、災害、教育、退役軍人の社会復帰、失業者、高齢者などあらゆる分野のボランティア活動を支援しており、オバマ政権の重要な役割を担っています。CEOのMs. Wendy Spencerらとの面談をしたのですが、米国は、予算が議会の同意を得られるかどうかの瀬戸際で、今夜の0時で予算の期限が切れ、行政執行が行えなくなる虞があるので、危機対応の人員だけを残してすべて休業としなければならず、彼女は最初の30分程度でその手配のために中座され、現場の緊張と苦労を目の当たりにしました。
CNCS - 面会
同 - 記念写真

 次に16時から45分ほど、USAID(United States Agency for International Development)を訪ねました。全米のほぼすべての非軍事海外援助を束ねる政府組織で、オバマ政権で特にNGO支援を重視しているとのこと。Agency CounselorのMs. Susan Reichleら3人の女性と面談をしました。公的機関から民間団体に比重を移したことについては、リスク管理や説明責任のあり方に関して考え方や対応の仕方に大きな変更があったそうです。

USAID

 17時から1時間、Inter Actionを訪ねました。国際NGOを束ねて世界中で貧困などと闘っており、G8のシェルパとして政策提言をしたり、幅広い活動を展開しています。PresidentでCEOのMr. Samuel A. WorthinbtonとMs. Lindsay Coatesと面談し、日本人は世界中の地域で素晴らしい活動をしているが、国内のNGOが弱いとの印象を持っていると、率直に語ってくれました。

Inter Action - 面会
同 - 記念写真

 今日は中谷団長が不在のため、私が最初に挨拶をして口火を切り、進行役を務めました。しかし、参加者がみな積極的に発言し、いずれも有益な会談になりました。19時から1時間ほど、みんなで中華料理の夕食懇談会。やはり、疲労困憊です。


2013年9月30日(月)

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