江田五月活動日誌 2013年9月 >>日程表 ホーム総目次9月目次前へ次へ

9月11日(水) 「文明」、尖閣、西安発、北京着、伝媒大学、夕食懇談、金副主席

 今日は、8時にホテルを発って、高速道を咸陽国際空港へ。道中、壁面広告を見ると、最近の中国のキーワードは「文明」ではないかと思います。しかも、徳目が多く並び、北京五輪と上海万博を経て、まだ残る古い生活習慣を改め、「文明国」に相応しい態度を身につけようと、国を挙げて整風運動をしているように見えます。その一方で、道路の交通マナーは無茶苦茶で、自動2輪車が曲芸のように走り回っていました。

「文明」 - バス広告
同 - 高速道路
同 - 壁張り紙

 9時半前に空港に着き、搭乗手続き。10時に終わり、待合室で暫時休憩。新聞は一面に、シリア情勢と並んで、尖閣問題を報じていましたが、その論調は日本と真逆です。このまま日中両国が角を突き合わせているだけでは、共に得るところは何もなく、乗り越える道を見出さなければなりません。

朝刊報道

 11時半前に離陸し、13時前に北京の首都国際空港着。専用バスで大渋滞の高速道を、北京市内へ。地方とは異なり、首都の交通マナーはかなり確立してきたようです。15時半に中国伝媒大学に着きました。伝媒とはメディアのことで、大勢のアナウンサーやキャスターを育ててきた大学です。まず、電波の発見から最新のメディア機材までを展示した伝媒博物館を見学。学生の卒業制作のアニメを鑑賞し、電磁処理される署名版に署名。日本人として初めてだそうです。

東方航空の孫黎前岡山支店長
中国伝媒大学の博物館で
同 - 日本人初の来訪者署名

 その後、構内を別棟まで歩いて、17時から1時間弱、李俊梅副学長らと会談し、1954年建学からの歩みと現状の説明を聞いて意見交換しました。さらに18時から1時間半ほど、構内にある「国交餐庁」で、王学長助理を囲んで夕食懇談。日本とのアニメ交流などにつき、幅広く意見交換しました。21時にホテルに着くと、中華文化促進会の金堅范副出席が来られ、ご挨拶を受けました。

同 - 構内
同 - 李副学長らと懇談
同 - 夕日
同 - 構内は子どもたちも
王学長助理と夕食懇談 - 飾り
同 - 記念写真
文化促進会金副主席と

2013年9月11日(水)

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