江田五月活動日誌 2008年1月 >>日程表 ホーム総目次1月目次前へ次へ

1月11日(金) 榛葉・西岡さんs、議運、本会議(肝炎、テロ2法)、平田・尾辻さんs、文化祭、帰岡

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文化祭の作品

今日は午前中、大緊張でした。9時過ぎに議長室に入ると、まず榛葉賀津也さんが、入れ替わりに西岡議院運営委員長が来られました。いずれも、本会議採決の緊迫状態の報告です。とりわけ、民主党提出のテロ根絶法案が微妙で、可否同数で憲法56条2項による議長裁定の可能性もあるこのこと。予測していた事態であり、裁定についても検討は済んでいました。

9時40分から、議院運営委員会に出席。本会議の議事次第が定まりました。10時から1時間、本会議。傍聴席には、肝炎関係の皆さんの顔が見えました。まず、薬害肝炎救済法案の採決で、岩本委員長の報告の後、押しボタン投票で、賛成239票、反対0票の全会一致で可決、成立しました。採決に加わっていないのは、議長の私、厚生労働大臣の舛添要一さんと海外出張中の岩永浩美さんの3人だけで、議場の熱意が伝わって来ました。

次に、内閣提出のテロ対策新法案と民主党提出のテロ根絶法案を一括して議題とし、北澤委員長が両案とも否決の報告。佐藤昭郎さんが閣法賛成、参法反対、牧山ひろえさんがその逆の立場で、それぞれ討論。最初に閣法の記名投票に入り、議場閉鎖をして点呼。各自が賛成の白色票か反対の青色票のいずれかを持って壇上に登り参事に渡します。終了後、投票箱を見ると、青色票が多いのは一目瞭然でした。賛成106票、反対133票で、否決で衆議院に返付と決まりました。舛添さんは白色票で、大江康弘さんが投票されませんでした。

来客

最後に参法の記名投票に入りました。終了後、投票箱を見ると、白色票と青色票の数が違うことが一目瞭然でした。取りあえず、議長の裁定はなくなりました。賛成120票、反対118票で、可決で衆議院に送付と決まりました。大江さんは白色票で、糸数慶子さんと松下新平さんが投票されませんでした。ここに至るまで、緊迫した折衝や苦悩があったと思います。本当にご苦労様でした。

11時15分に西岡議運委員長と小川理事、民主党会派の平田幹事長が来られ、入れ替わりに自民党会派の尾辻議員会長が来られ、通常国会につき若干の意見交換をしました。その間に取材。12時過ぎに、岡崎トミ子さん関係の来客。13時から1時間ほど議長室で、衆議院本会議で憲法59条2項の再可決が行われる模様をテレビ傍聴しました。

14時15分に、昨日に続き職員の文化祭を拝見。洋画と書道で、私も条幅を出品しました。議員会館で若干のデスクワークの後、16時前の新幹線で、帰岡。夕食は久しぶりに、自宅で鍋。

文化祭−洋画 同−書道

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