江田五月活動日誌 2007年11月 >>日程表 ホーム総目次11月目次前へ次へ

11月9日(金) 議運、本会議(被災者支援、農業者補償)、常長懇(延長)、簡易水道、揮毫、来客s

今日は事実上の国会最終日で、昨日の延長申し入れに対し、決着をつけなければなりません。9時40分から議院運営委員会に出席。10時から、本会議を開き、委員会採決の終わった法案2本の採決をしました。

まず、「被災者生活再建支援法改正案」で、与野党がそれぞれ法案を提出していましたが、協議が実って一本化が出来、参議院から自民公の3会派共同提案が出され、一川保夫委員長の報告の後、全会一致で可決されました。個人住宅については私有財産のため補助は出来ないというのが、これまでの政府や与党の主張でした。しかし、大災害の場合に地域社会をいかに再建するかが何より重要で、そのためには個人住宅の復旧が不可欠です。そこで、かねてからの民主党の主張に沿って、この案が出来ました。なお、衆議院に送付された後に今日のうちに本会議で可決され、今国会の延長前での唯一の成立法案となりました。

次が、「農業者個別所得補償法案」で、先の参院選で民主党がマニフェストに掲げていたものです。郡司彰委員長の報告の後、野党の賛成多数で可決されました。ここで休憩。11時ころ、西岡議運委員長が来られ、会期延長につき意見交換しました。さらに、打ち合わせ。

12時過ぎに衆議院の議院運営委員会で、35日間の会期延長が決まり、事務次長が参議院側に報告に来ました。12時5分にこれを受け、12時10分から常任委員長懇談会を開き、私が議事を進めて、各委員長と調査会長の意見を聴取しました。与党は賛成、野党は反対で、最後に西岡委員長が、法案処理のため延長自体は必要だが、35日は長過ぎ、11月末までが相当という理由つきの反対意見を述べました。私が、この意見聴取に基づいて措置すると述べて、終了。直ちに議院運営委員会理事会が再開され、議が整わないため本会議は開会しないことで合意。その旨の報告を受けて事務次長を衆議院側に報告に行かせ、その帰任報告を受けて、参議院での処理は終わりました。その後、衆議院本会議で35日延長が帰結され、延長が決まりました。私の議長としての初体験です。

13時15分、地元から岡山県簡易水道協会の会長で新庄村長の笹野寛さん、副会長で井原市長の瀧本豊文さんらが来られ、要請を受けました。そのころ、外交防衛委員会では懸案の証人喚問などが決まりました。その後、議長公邸に移って、揮毫。

地元から簡易水道の要請 公邸の秋

16時前に議長室に戻って、16時から、オーストリア大使として赴任する田中映男さんが挨拶に、その後に田中康夫さんのご両親が国会見学に、16時半から、地元から県議で民主県民クラブ議員団長の住吉良久さんらが来られました。

「山遠く水長し」 田中大使
田中さんご夫妻 住吉県議ら

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