江田五月活動日誌 2006年9月 >>日程表 ホーム総目次9月目次前へ次へ

9月26日(火) 召集、総会、本会議、両院総会、首班指名、ブロック、組閣、岡崎さん、感想

今日は、第165回国会の召集日です。もちろん臨時会で、通常は「臨時国会」と呼ばれます。9時15分から10時前まで、民主党と新緑風会との統一会派、「民主党・新緑風会」の議員総会に出席。衆議院の場合は、代議士会と呼ばれます。小さなところでいろいろと、衆参の違いがあります。2年間、議員会長として冒頭挨拶を担当してきましたが、今日は役割はなく、聞き役に徹しました。

まず輿石会長が挨拶をし、続いて既に決まっている会長、幹事長、国対委員長以外の常任役員の指名をし、承認。次に、今泉幹事長が挨拶をし、会派から推薦する常任・特別委員長の公表と幹事長室等の役員の指名をし、代表質問の質疑者を公表し、すべて承認。私は、法務委員会、ODA特別委員会、憲法調査会の各委員のほか、懲罰委員長を引き受けることになりました。最後に、郡司国対委員長が挨拶し、国会対策委員会の役員に続いて常任委員会等の理事と委員を指名し、すべて承認。これで会派の陣容が整ったことになります。その後、通常の議事や質疑があり、会派運営が順調にスタートしました。

10時から、本会議。議席指定と橋本龍太郎さんへの弔詞送呈です。私の議席が変わりました。

11時から30分ほど党本部で、両院議員総会。小沢代表入院中につき、菅代表代行が挨拶。両院議員総会長と代理を選出した後、新役員の選任と承認があり、内閣総理大臣の指名選挙で小沢一郎代表に投票することの確認があってお開き。私は、倫理委員長に選任されました。その後は、議員会館で来客など。13時からの衆議院本会議をテレビで傍聴し、小沢代表の姿が映っているのを見て、ホッとしました。

13時半から30分弱、本会議。議題は首相の選挙だけで、「首班指名」と呼ばれます。衆議院では、名札と投票用紙を持参して投票し、用紙には自分の名前と指名者の名前を記入しますが、参議院では、投票用紙だけを持参し、用紙には自分の名前は氏名印が押されており、指名者の名前だけを記入します。なぜこういう違いがあるか、分かりません。小沢さんは85票で、無所属議員の皆さんにも、ご協力をいただきました。

14時から、中国・四国ブロック議員団会議に出席。高井美穂さんが常任幹事会の報告をし、次のブロック選出常任幹事選出の相談をしました。次から中国と四国を分けることになります。

15時から18時半ころまで、テレビで組閣の様子を見ながら岡崎トミ子さんと感想を言い合ったり、打ち合わせをしたり、来客があったりして過ごしました。私の感想を文章にまとめてみました。

安倍内閣について(感想)

  1. 聞き慣れた名前ばかりが並び、派閥ごとの滞貨一掃で新鮮味はなく、論功行賞が著しい。「先祖返り内閣」と言える。
  2. 「適材適所」の内実は族議員であり、「老壮青」の内実は派閥バランスに過ぎない。「仲良しクラブ」の色彩も強い。
  3. 安倍首相の偏った歴史認識に基づく政権運営や人気頼みの煽動政治を抑止する顔ぶれは、どこにも見られない。
  4. 自民党内良識層に対する期待は、この「亜流政権」の発足により崩れ去った。民主党は、保革の枠を越え、政権担当の準備を急ぐ。

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