活動日誌 2005年5月 >>日程表 ホーム総目次5月目次前へ次へ

5月12日(木) 法務、死因、選対本部、法務委質問、今野さん、在日、両院懇、先輩議員

今日は8時から、法務部門会議。会社法案の衆議院審議状況などが報告された後、8時20分から、少年法改正案につき、日弁連担当者からヒアリング。14歳未満の少年の触法事案に対する捜査機関の調査権限や少年院送致などを内容とするもので、強い批判の意見が述べられました。私が、長崎事件につき一昨年7月10日、また佐世保事件につき昨年11月30日、いずれも参議院法務委員会で検討を促したもので、私にも責任があり、じっくり考えてみたいと思います。

さらに8時40分過ぎから、法務・厚生労働部門合同会議で、心神喪失者等医療観察法施行の準備状況につき、厚労省と法務省の担当者からヒアリング。施行は今年7月15日までの政令で定める日となっていますが、それまでに準備が整うとは到底思えません。施行を延ばすには、法改正が必要ですが、その用意もないようです。そうすると、無理に施行した上で、準備不足を糊塗するため、無理な刑事訴追を続けるのでしょうか。社会的入院も、まったく減少させていないようです。あまりの酷さに、参加者から怒りの声が上がりました。

死因究明WT
 
今野東さん

9時15分から、死因究明WTで、鶴見大講師の佐藤慶太さんから、「歯科医による法医学」の講演を聞きました。中座。

10時から、法務委員会と国政統一補選・東京都議選対策本部役員会が重なり、まず1時間強、役員会に出席。先日の2つの補選につき、事務方のまとめた総括案につき協議しました。私から、本部と現地の連携、争点設定の工夫、無党派層の投票動機づけにつき、意見を述べました。

11時過ぎ、遅れて法務委員会に出席し、私が11時30分から1時間、刑事施設受刑者処遇法案につき質問。衆議院で修正されているので、まず修正案提出者として山内おさむさんと津川祥吾さんに答弁していただきました。97年ぶりの歴史的大改正で、行刑理念の大転換なので、その意義をしっかりと南野法相や行刑担当者に認識してもらうよう、美祢刑務所建設に当たって掲げられた「良質な人材の再生―再犯率0を目指して」を引用して、困難な現場だからこそ高い理想を掲げることの大切さを強調しました。(会議録

13時から、来客。13時半から1時間弱、法務委員会再開。終了後、さらに来客。今野東さんが挨拶に来られ、激励しました。

15時から、在日コリアンの日本国籍取得権確立協議会の皆さんが来られ、届出による国籍取得を権利として認める立法についての要請を聞きました。

16時半から1時間半弱、両院議員懇談会。統一補選総括です。12名ほどが発言し、総括案が了承されました。18時から2時間強、参議院の先輩議員と夕食懇談会。貴重なアドバイスをいただきました。


法務委員会で質問 修正法案提出者の山内衆議院議員

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