活動日誌 2005年10月 >>日程表 ホーム総目次10月目次前へ次へ

10月25日(火) 役員会、常幹、法務委、参院役員会、厚労省、津村さん、全印刷、機構改革、ハン議懇、副代表

今日は8時5分から1時間15分ほど、役員会。冒頭、参院神奈川補選公認候補の牧山弘惠さんがご挨拶。前原代表が国会最終盤にあたり決意表明され、明日の党首討論、議員歳費引き下げや議員年金廃止の動向などにつき意見交換。さらに、総選挙総括案につき意見交換しました。

10時から1時間20分ほど、常任幹事会。前原代表の挨拶と各種報告や承認の後、総選挙総括案につき活発に意見交換しました。その間に、ハンセン病行政訴訟の二つの判決結果が相次いで携帯電話のメールに入ってきました。韓国は棄却、台湾は認容と、結論が分かれたのは、全く意外でした。終了後、10時から始まっている法務委員会に出席。千葉景子さんの質疑は聞くことができませんでした。中座。

厚生労働省前集会で挨拶
厚生労働省への要請
報道ステーション取材

12時から、常任役員会。私が参院補選などに触れた挨拶をし、国会最終盤の情勢につき打ち合わせ。毎年秋に開催する会派の研修会は、来年1月中旬に行うことにしました。

13時過ぎ、厚生労働省前に行き、集まっているハンセン訴訟の原告らや支援者の皆さんに挨拶し、厚労省担当者に要請文を手渡すのに立ち会いました。ソロクトの原告の一人が、震える声で窮状を訴えました。「天皇陛下」や「臣民」という言葉が、日本語のままで混じるのです。植民地支配下での国のハンセン病強制隔離政策の被害者だということを、痛いほど実感しました。

二つの判決はどちらも、それぞれの療養所への補償法の適用可能性を排除していません。結論が違ったのは、告示の解釈の違いでした。棄却判決は、厚労省が自ら告示を作り狭く解釈しているのを、単に追認しただけです。認容判決は、補償法の制定趣旨を重視して、告示を緩やかに解釈したのです。厚労省は早急に、告示を変えるか解釈を改めるかして、両施設とも補償法適用に踏み切るべきだと思います。

14時過ぎ、院内テレビで、津村啓介さんが衆議院法務委員会でハンセン判決を取り上げているのを見ました。駆けつけて、短時間ですが傍聴。14時40分から、判決につきテレビ取材。15時半、全印刷労組の役員の皆さんが要請に来られました。

16時から1時間弱、党機構改革検討委員会。選挙を視野に入れた意思決定システムの改革などにつき、次第に方向が見えてきました。

17時から1時間半弱、ハンセン病問題の最終解決を進める国会議員懇談会の主催で、両方の訴訟の原告や弁護士さんたち、支援者や日本の入所者の皆さんたちにも集まっていただいて、判決の報告集会を開きました。冒頭、懇談会会長の私が挨拶し、二人の原告からの訴えに耳を傾け、弁護士さんの判決解説、日本の入所者からのエールと続き、最後に私がお礼の挨拶。韓国語と中国語とに順次通訳しながらの時間のかかる進行でしたが、心の通った会合だったと思います。無断外出の罰として、焼き鏝で額に刻印を押されるという話では、通訳の女性が声を詰まらせてしまいました。

18時半から2時間強、前原代表、鳩山幹事長らと副代表の皆さんとの夕食懇談会に同席。中華料理を囲んで、ざっくばらんな意見交換をしました。


ソロクト・楽生院訴訟 判決報告会
津村さん・柚木さんも出席 韓国語と中国語の通訳を待ちながら
大勢の報道陣 韓国の国会議員コン・サンジュさん
 

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