活動日誌 2004年4月 >>日程表 ホーム総目次4月目次前へ次へ

4月7日(水) 総会、本会議、憲法、法人改革、法務、正常化、総合選対

本会議で難民等保護法案趣旨説明
 
 
参議院憲法調査会で発言

今日は9時半から、議員総会。藁科会長が、年金問題と統一補選につき、檄を飛ばしました。議院運営委員会の平田理事から、営繕関係につき報告。衆参の議員会館を、10年間で1500億円をかけて新築するそうです。

10時から、本会議。最初の議題が、内閣提出の入管難民法改正案と私たちの提出した難民等保護法案で、私は、議席の名札を立てた後、直ちに議席からみて右側のひな壇に登り、大臣席に着席。左側の同じ位置が、野沢法務大臣です。大臣に続いて、私が5分強、趣旨説明を述べました。その後、千葉景子さんが政府案に質問し、答弁が終わってから降壇し、自席へ。政権交代があれば、私たちの法案が成立します。中小企業関係の法律案の質疑の後、破産法案など7本の法律案が、すべて全会一致で可決しました。破産法案は参議院先議のため、衆議院に送付されます。今日も地元選出の一人は欠席。

11時40分から、参議院憲法調査会の民主党委員で打ち合わせ。12時から、知人と会食。13時から2時間半、憲法調査会で、安全保障につき自由討議。私が民主党の一番手として、12分ほど、民主党の考え方を述べました。現憲法の平和主義と国際協調主義の内容を、法規範としてしっかりと把握し、これを真に規範として機能するように、規定し直そうというものです。16人が発言しました。

15時半過ぎ、NPO・公益法人改革PTに出席。私は座長なのですが、当分の間、座長代理の石毛^子さんと事務局長の中村哲治さんに、運営をお願いしています。有識者会議の「議論の中間整理」につき、ヒアリング。16時15分から、法務部門会議で、裁判員法案につき、日本新聞協会の担当者から意見聴取。守秘義務や接触禁止など、取材制限になる部分に対し、修正を強く求めておられます。16時45分、代議士会を傍聴。年金審議につき、やっと与野党の国対委員長で合意ができました。民主党案を本会議で質疑し、小泉首相の出席を得てテレビ付きで、委員会審査を進めます。17時から、正常化です。

17時から1時間強、総合選挙対策本部会議。私は顧問です。菅代表、小沢代表代行も出席で、統一補選の情勢報告と参院選の総合戦略を協議しました。

18時半から、入管難民法改正案と難民等保護法案の質疑の打ち合わせ。19時半から、質問通告。


 
参議院本会議

2004年04月07日(民主党ニュース)
【参院本会議】民主党の難民等保護法案と政府案が審議入り 

 参議院本会議が7日開かれ、政府提出の出入国管理・難民認定法改正案と民主党・新緑風会が提出した難民等保護法案の提案理由説明が行われた。 

 民主党案は江田五月副代表が提案説明。「1981年にわが国は難民条約を批准したが、実態は庇護を求める外国人に対し余りにも冷酷であり、生活支援は余りにも貧弱で人間味に欠けている」と指摘、「現行法は明らかに欠陥法であり、政府改正案も制度の根幹は従来と変っていない」と断じた。 
  
 その上で(1)内閣府の外局に難民認定委員会を設置し、現在、法務省入国管理局が行っている難民認定業務を移管、(2)難民認定申請者の法的地位について申請者に在留許可を与える、(3)難民認定委員会が認定基準を策定・公表し、認定までの審査期間を6カ月とする、(4)異議申立て期間を60日以内とする、(5)在留難民等に対し生活相談、日本語習得、保健・医療の確保、居住の安定、職業訓練・斡旋、就学などの生活支援をNGOなどとの協力の下に行う ―― など民主党案を説明。「現行法の微修正でなく、新しい法整備が必要。国際社会が抱える困難な課題をわが国が積極的に担っていくとのメッセージを全世界に発信することが何にも増して大切」と力説した。 

 また質疑では、政府改正案に対して千葉景子議員が質問。「外国人に開かれた国の構築という課題と不法入国防止という課題をどのように両立させるか」を法相に質した。また、昨年の難民申請者336人のうち認定者はわずか10人というわが国の「極端な劣等生」ぶりを明らかにするとともに、ミャンマー人やアフガニスタン国籍の男性に対する難民不認定取り消しの判決が続いたことについて見解を質した。さらに、政府案の仮滞在許可制度の厳しい要件や難民申請期限の硬直的な運用、強制収容での処遇改善や人権保障、難民の生活支援でのNGO活動との協調関係の構築などについても質した。


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