江田五月 活動日誌 2003年4月 >>日程表 ホーム総目次4月目次前へ次へ

4月21日(月) 難民法案、自己株、市民版憲法

今日は、午前中は休養。午後から議員会館に出て、デスクワークや来客応対。

16時から1時間強、在日外国人問題PTの会議。私は座長で、「難民等の保護に関する法律案」につき、衆議院法制局の説明を受け、質疑応答。難民政策につき、政府案では不十分なので、民主党として対案を作りました。まず出入国管理難民認定法を出入国管理法と改めて難民申請者や認定者の在留資格を整備し、さらに難民等保護法を制定して内閣府の外局として難民認定委員会を設置し、条約難民の認定手続きや受け入れ体制を整備し、また在留難民等の生活支援等を行うようにします。この案をPTとして了承し、野党共同での議員立法をめざします。

17時15分、日本経団連の西川元啓さんが、自己株式取得の一層の規制緩和につき要請に来られました。45分、法務省の担当者と裁判迅速化法案につき協議。

18時半から21時過ぎまで、市民版憲法調査会の勉強会に出席。まず30分間、五十嵐敬喜教授の大統領制についての講演。ついで私が参議院憲法調査会の報告を中心に話し、次に武見敬三さんが人間の安全保障を話され、20時過ぎから1時間、質疑応答。江橋崇教授から、安全保障につき「イラク戦争反対の市民の行動を見ると、日本の平和運動は憲法9条を越えたのではないかと思う」「逆に、小泉首相の論理を見ると、9条は、日本の若者の血を流さないために、アメリカの戦争を支持する根拠に使われている」と、興味深い問題提起がありました。

市民版憲法調査会で講演(要旨

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