江田五月 活動日誌 2001年4月(26〜30) >>日程表 ホーム総目次4月目次前へ次へ


4月26日(木) 司法等、訪韓、国のかたち、首班指名、竹村さん、談話、98会

今日は、8時からNC法務部門会議。金庫株、単位株、サービサーなど、これから出てきそうなテーマにつき、協議しました。株主代表訴訟については、PTの中間まとめにつき、経済産業部門会議から異論が出、継続協議ですが、法務部門の意見は変わりません。

9時から、司法制度改革WT。前回まとめた各項目につき、ペーパーが出され、概略の協議の上、連休後にまとめることにしました。隣接士業と法科大学院については、まだ議論が必要です。裁判官会議の改革もテーマになりました。

11時から、訪韓団の最終打ち合わせ。日程の最終確認です。教科書問題が避けられないのに、党内の意見がまだすっきりしません。24日の石井昭男さんの祝賀会で、明石書店発行の韓国の高校歴史教科書をいただきました。ちょっとめくってみましたが、歴史という科目にとっての科学的認識の大切さが、ちゃんと冒頭に書いてあります。両国の教科書の比較研究に共同で取り組むことを提案するのは、意味があると思います。

12時から、国のかたち研究会。小泉新内閣の見方について意見交換。党3役の人事で期待はずれの印象を与えたので、閣僚人事ではかなり思い切ったことをするかも知れません。しかし所詮イメージ先行で、実体は眉唾でしょう。私は、中曽根大勲位が異常に張り切っているのは、この内閣のある側面を示しており、要注意だと指摘しました。

13時、議員総会。13時半、本会議で、首班指名。終了後直ちに、憲法調査会運営検討委員会。5月の日程とHPのバージョンアップを決めました。14時40分、役員室に小泉新首相が挨拶に来られました。握手だけで、言葉は一言もなし。付き添いの青木自民党幹事長に気兼ねしたのでしょうか。奇妙でした。

15時半、竹村泰子さんを応援する国会議員ネットワークの会合。東ティモールやミャンマーの問題など、内外の人権問題では欠かせない人です。応援します。

小泉内閣の組閣が完了。早速、岡山県連代表として、談話を出しました。組閣の方法は、従来とは全く異なります。人選も、かなりユニークです。しかし、財務相や外相は、これで適材適所だと言われると、頭がこんがらがってきます。「改革内閣」か、それとも「支離滅裂内閣」か、連休明けからの論戦が、楽しみです。

19時から、会派内の同期当選組「98会」の懇親会。中華料理で談論風発、意気盛んです。



4月27日(金) 小泉内閣、NPO、高比良さん、姫井県議、樋口さん、大高さん

今日は、小泉内閣の船出です。一路平安とはいきません。連立与党(公明、保守)のしがらみ、派閥政治(橋本派、江亀派)のしがらみ、後見人(中曽根大勲位)のしがらみなどを断ち切れるでしょうか。

早速、メーデーに参加を申し出られたとのこと。歓迎しましょう。与党の抵抗がひどければ、閣内の仲間だけ連れて、与党を振り切って出ていらっしゃい。大歓迎しましょう。逆に、しがらみに負ければ、国民の怒りは頂点に達するでしょう。民主党の改革プログラムを、研ぎ澄まさなければなりません。

9時半、内閣府から国民生活審議会総合企画部会の最終報告と市民活動団体等基本調査のヒアリング。NPOの意義や活動の実態、行政との望ましい関係などについての報告です。認証NPO数は、4月20日現在で、3866となりました。まだまだ増えるでしょう。

10時から1時間半、民主党比例区の高比良正治さんらNPO関係者に15団体から集まってもらい、NPO法見直しについてのヒアリング。(1)準則主義にすべし、(2)活動分野を4項目拡大、(3)手続きの簡素化、(4)審査機関の短縮、(5)名称や予算主義の見直し、(6)定款認証の検討、(7)雇用保険など他の制度との整合性、(8)収益事業の再定義、(9)運用実態の不合理、(10)情報公開のあり方など、多くの指摘をいただきました。税制はもちろんです。NPO法改正案に仕上げていきます。NPO法人データベースの紹介がありました。http://www.npo-hiroba.or.jp/です。

12時から、HPで政治家を紹介するコーナーの録画。アップロードが楽しみ。12時半から、姫井由美子県議の司法書士事務所の皆さんと昼食。

14時半、民主党比例区の樋口恵子さん推薦の一言コメントの録画。脊椎カリエスの障害者で、肺活量は人の5分の1。タバコは直撃です。彼女が、みんなの自立支援で当選できれば、日本社会も民主党も変わります。高比良さん、樋口さん、竹村さんたちのような多彩な市民代表が、民主党の比例区候補です。

17時半から、東京3弁護士会の新役員披露パーティー。18時半から、大学時代以来の友人、大高英昭さんの還暦サプライズ・パーティー。最終新幹線で帰岡。



4月28日(土) メーデー集会、2区総支部大会、田淵雅子さん

今日は、メーデー週間の始まりの土曜日で、東京を初め全国各地で、集会が開かれました。私は10時から、連合岡山主催の中央メーデーに参加し、民主党県連を代表して挨拶しました。会場は、3000人の参加者で埋まり、今日午後の民主党第2区総支部大会で、代表に選出される予定の、田淵雅子さんも紹介されました。

「小泉さんが勝ったのには、びっくりしました。自民党でも、一般の党員や党友の皆さんは、国民と同じで、利権癒着などは嫌なのでしょう。皆さんの中に、“小泉に期待するぞ”という人がいても、当然です。しかし小泉さんは、多くのしがらみに囲まれています。自民党を元気付けては、小泉革命も出来ず、元の木阿弥です。ここはやはり、参院選で自民候補をやっつけ、石田みえと共に日本の21世紀を切り開きましょう。」

14時から、民主党岡山県第2区総支部の大会。会場は300人の参加者で満員。私は、大会の準備委員長として挨拶。本部の小宮山洋子さん、選挙を控えた石田みえさんが激励に駆けつけ、経過報告、活動方針、規約などを承認し、代表の田淵雅子さんほかの役員を決定。総支部代表は、候補予定者で、田淵さんは4月17日の本部常幹で、公認内定になっています。

私。「小泉内閣発足後初めての民主党の大会が、この総支部大会です。野中さんの子分を自認する現職に対し、29歳の女性がのろしを上げます。岡山2区から全国に、新しい政治の波を起こしていきましょう。」

田淵さん。「私は産婦人科医として、いろいろな誕生に立ち会います。元気な子どもも、ちっちゃく生まれた子どもも、皆一生懸命生きています。感動的な瞬間です。それなのに、この世の中は、このいのちがなんと粗末にされていることでしょう。政治の責任重大です。(1)いのちと未来、(2)きれいな政治、(3)市民の手で。これを私のテーマとして、全力で頑張ります。何も知らない『育成型候補』です。皆さんが先生です。教えてください。」

田淵さんは、記者会見では、答えにくい質問にもはきはきと応じ、初々しさで笑いが溢れました。その後のティーパーティーでは、一人ずつに丁寧に挨拶していました。良いスタートだったと思います。



4月29日(日) みどりの日、藤まつり、西大寺、百間川、街宣

今日は「みどりの日」。10時から、和気町の藤まつり開園式に出席し、来賓として挨拶しました。藤公園を作って10数年。今日はまだ3分咲きですが、沖縄(野生の藤がない)以外の全都道府県や中国、韓国から集めた藤が大きく育ち、集客力もかなりのものです。藤本道生町長の依頼で、10年ほど前、上海近郊の嘉定区との姉妹縁組を私が取り持ったことがあり、今日もお客が来ていました。2区総支部代表の田淵雅子さんも、まつりを楽しんでいました。

11時半に岡山市東部の西大寺地区の「わっしょいカーニバル西大寺」へ。裸祭りで有名な観音院のある町です。小雨模様で、綱引き大会は中止となりました。13時過ぎ、百間川の河川敷で「百間川ふれあいフェスティバル」へ。ライオンズクラブの皆さんが中心のバザーなどのイベントですが、小雨にたたられ、早めに店じまい。多くの人に田淵さんを紹介しました。

14時半、知人の病気見舞い。15時過ぎから一井さん、草苅さんと一緒に、市内の繁華街3ヶ所で街頭演説。

「小泉内閣の支持率80数%は驚異的です。森さんが酷かっただけに、派閥論理を打ち破った小泉さんに寄せる国民の期待は、よく理解できます。しかし、実は自民党こそが、小泉改革の障害になるのです。小泉さんが本気で改革に着手すれば、それは自民党の基盤を崩すことになるので、自民党が妨害するのは目に見えています。その時は、私たちがいます。小泉さんへの期待を、自民党への支持と取り違えないで下さい。改革を求めるなら、野党と石田みえさんを支援して下さい。」

田淵雅子さんも、初めて街頭演説。自分の言葉で、しっかり話していました。



4月30日(月) 藤の花見(姫井さん)、備前焼(岡本さん)、揮毫、小泉台風

今日は、雨でメーデー津山集会が中止。午前中ゆっくりしました。

昼過ぎ、県議の姫井由美子さんのご実家に、藤の花見に伺いました。玄関先の藤棚が満開で、大きな房の先まで花が開いています。庭には石楠花が満開。牡丹はもう終わり。足元には、オダマキ、エビネ、タツナミソウ、スズラン、ナルコユリ…。春爛漫です。

13時過ぎ、備前焼作家、岡本徹正さんの日展出品作品展へ。この10年以上にわたる作品が、見事でした。備前焼は釉薬を使いません。土と炎の芸術です。大作の陶器の表面に、炎の残した幻想的な模様が浮かび上がります。造形にも創造性が脈打ちます。徹正さんは、私と同年の、若き現代工芸の開拓者です。

14時から、色紙等の揮毫。高校時代の書道部経験で、筆を執るのは楽しみなのですが、じっくりと作品作りに打ち込むゆとりがないのが残念です。

小泉首相が、連休後の所信表明演説を構想中。「構造改革なくして景気回復なし」は賛成ですが、「2、3年で不良債権処理」は、手法が問題。安易な債権放棄でなく、法的整理による償却が必要。「赤字国債は年30兆円限度」では、財政赤字の増加は止まりません。民主党は、5年後のプライマリーバランス実現を目指します。「近隣諸国との関係」も、戦後処理問題の解決抜きには考えられません。小泉台風については、「赤旗」日曜版5月6日号の、山口二郎北大教授の冷静な解説が、正鵠を射ていると思います。


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