江田五月 活動日誌 2001年2月(01〜10) >>日程表

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2月1日(木) 国のかたち、菅・小沢会談、障害者欠格条項廃止、片づけ

今日は、11時15分から1時間、久しぶりに「国のかたち研究所」で昼食付き会議。政治状況や党内情勢につき意見交換です。

菅幹事長が、自由党の小沢党首との会談のいきさつを説明。「自由党の山岡国対委員長が、小沢党首からの伝言だとして、『(1)自民党のK、Y両氏と接触を密に、(2)国会は最初が肝心だから非妥協的に』と言ってきました。内容はともかく、指図風のことは良くないと言うことで、会うことになり、双方2人ずつで会いました。自分が話したのは、『(1)自自連立は反省して欲しい、(2)軍師の指示でなく、相談でことを進めよう、(3)自も民も割って再編ではいけない、民は割れない』の3点です。」

NC部門会議の構成で中堅に不満がでていること、学者の皆さんにもう少し暖かい理解を持って貰えないかなど、意見が出ました。私は、「『自由主義』と『社会民主主義』の融合」というのは、結構良いんじゃないかと、水を向けてみました。

2時半から、市民政策議員懇談会で、障害者欠格条項廃止につき、「なくす会」の臼井久美子さんと金政玉さんからご意見を伺いました。

例えば医師法には、「目が見えない者、耳が聞こえない者、又は口が利けない者」には免許を与えないとか、精神病者らには免許を与えないことがあるとかの規定があり、同様の規定は他にもいっぱいあります。「無能力者」とか「危害を及ぼす」と言って、社会防衛を理由に差別や偏見を温存し、人としての尊厳を否定し、一生を台無しにされた人も無数にいます。

しかし、「障害者の完全参加と平等」と言うなら、「できないからダメ」から「どうすればできるか」に、発想を切り換え、国や社会もその支援をするることが必要。政府も、63の資格免許規定を見直し対象とし、医師法と道路交通法は改正の運びですが、他はなかなか進みません。また法改正はできても、本当に障害者が完全参加できるようになるには、多くの課題があります。

そこで、「包括的見直し法案」を作り、その中で、(1)補助的手段を最大限活用できるようにする、(2)そのための公的支援の枠組みを作る、(3)障害者が不利益処分を受けた場合には、明示的に障害を理由とされなくても、不服申し立てができると規定することを求めています。民主党として、議員立法に取り組みます。

今日は、会議はそれだけ。来客のほか、机の上が大混雑になってしまったので、片づけ。ほぼ半年間の手紙や資料や、いただいた本などが出てきました。返事を書いたりメールを打ったり、大変でした。



2月2日(金) 霍見教授(米国の政治経済)、NPO、河村さん

今日は、8時から党内勉強会。ニューヨーク市立大の霍見芳浩教授を講師に約1時間半、「ブッシュ大統領下の米国の政治経済の動向」というお話と質疑でした。

「ブッシュ大統領の税制改革は選挙目当てですが、規模は大きすぎて財政再建に逆行し、富裕層優遇で格差を広げます。そこで政権の正当性確保のために、教育改革に取り組むのです。これは、アメリカの労働者の教育水準はかなり低く、全体に底を上げようというもの。日本は、奉仕の精神とか言いながら、教育水準を下げようとしており、これは大間違いです。高校から、文科と理科を分けてはだめです。」

「ブッシュは、景気は悪化すると言ってきましたが、これは予防線を張っていたのです。それが過ぎて、予想を越え、あわてて金利を下げましたが、効果が出てくるのは1年位かかります。これまで日本は、米国にとって強敵であり同盟国であったのですが、これからは日本無視でしょう。日本としては、台湾との関係強化が得策です。」

「ブッシュ政権は、環境面では、地球温暖化など起こり得ないと主張するとか、明らかに後退します。」

「自民党はごまかすから、要注意ですね。亀井さんが公共事業カットというので、びっくりしたら、古い事業はもうリベートがないから、新しいのに切り替えてリベート漁りをしようというのですね。」

10時から、スタッフとNPO委員会の打ち合わせ。代表質問でNPOを取り上げてもらう件、支援税制の仕上げの件、NPO法見直しの件、地方ヒアリングの件、市民政策議員懇談会の件などです。

11時、河村たかし議員が来訪。1時間弱、NPO税制で意見交換。これまでNPO税制に熱心に取り組み、民主党案の方向付けにも大きく貢献してくれました。

今日は、憲法調査の訪米報告を仕上げました。随行の職員が原案をまとめてくれたのですが、私が団長として、憲法調査会に正式に報告するので、人任せには出来ません。手を入れ始めると、夜になりました。

8時前の新幹線で、帰岡。シリウスが、西に傾いていました。



2月3日(土) 節分祭、黒住教、カラオケ

今日は、節分です。私は今年は年男。黒住教の宗忠神社の節分祭にお招きいただいたので、福もちまきに参加させてもらいました。

黒住教の黒住宗晴教主は、私の高校先輩で、途上国支援など国際活動にも積極的に取り組んでおられます。立教は1814年で、黒住宗忠教祖の節分の教えがあります。「鬼は外」でなく、「鬼は内」がよろしい。「福は外」も、またよろしい。そこで、「鬼を追わず、福を招かず、我はただ、追われし鬼を、福に導く」ということになります。

もちまきの後、恒例の大元鍋とふな飯をごちそうになりました。

たまった書類の整理をしていると、呼び出しがかかり、夕食は知人と焼肉。

その後、ついカラオケへ。点数をつける機械があり、むきになって挑戦すると、「早春賦」で94点が出ました。たまにゃあまあいいさ。



2月4日(日) 立春、日生消防、全逓美作、候補者選考

今日は、立春。薄曇りの向こうに、太陽の姿がほの見え、寒さが緩んできました。

9時半から11時過ぎまで、日生町消防団の出初式へ。消防団員の皆さんは、それぞれ自分の職業を持ちながら、ボランティアで訓練を積み、地域住民の生命、身体、財産を守っています。挨拶では、米国のFEMAにも触れて、住民のボランティア・ネットワークの大切さを強調しました。屋外の式典は、やはり寒くて、口がうまく動きませんでした。日生は海上での放水が見事で、見物人も大勢ですが、そこまでは居られません。

津山市に飛び、やっと1時に全逓美作支部の新年旗開きに参加。石田みえさんも一緒で、挨拶では、夏の参院選の重要さに触れ、比例区の伊藤基隆さんと選挙区の石田さんへのご支援を訴えました。郵政関係は、先月から郵政事業庁に変わり、さらに2年後には新型公社になります。郵政職員としては大変です。伊藤さんは元全逓本部の委員長。参院選では、キャリアからも候補者が出ます。郵政労使は、複雑な関係です。懇親会は、和やかに2時半まで続きました。

岡山市に帰り、4時から民主党県連の候補者選考委員会。参院選の取り組み、衆院選の候補者調整、連合岡山との協議、地方選挙の取り組みなどを約2時間話し合い、その後夕食。



2月5日(月) 駅前演説、鳩山代表質問、地球市民とNPO、山路君

今日は7時半から、石田みえさん、草苅幹事長、羽場市議が参加してくれ、恒例の駅前演説。私は約30分、KSD疑惑に見る自民党の集金、集票構造、外務省機密費疑惑に見る密室行政、諫早湾干拓に見る公共工事の誤り、中央集権の行政システムに頼った経済、財政運営の行き詰まりなどについて話しました。

聴衆は通勤途上の人々ですから、足を止めてはくれません。それでも多くの人々が、温かく手を振ってくれます。車の屋根の上は寒さで震え上がりますが、勇気百倍、心が温かくなります。

9時半から、事務局会議。1時から衆議院で代表質問開始。鳩山代表の質問の内、特に「21世紀のスタートに立って」という項で、注目すべき部分があります。

「ITの活用は、…あらゆる境遇と地位にある人たちが、地球市民として『共生』する新しい時代を築く可能性を持っています。その新しい技術と人権保障が結びつくならば、21世紀は『共生の世紀』『人権の世紀』となることでしょう。その…現れが、…開かれた公益を実現する様々なNPOの誕生と、その国境を越えた活動です。この地球上に『共生の文化』を育むためにも、NPO法人の多くが自由に活動できるための税の支援策を早急に実現したいと考えます。政府の考えるNPO税制は、羊頭狗肉にすぎません。」

あえて答弁を求めなかったようです。上田清司さんの質問も、かなり突っ込んだようですね。2時過ぎの新幹線で、上京。

議員会館でデスクワークなど。夜、山路芳君から呼び出しで、生協やNPOの関係の打ち合わせ。



2月6日(火) 久保代表質問、法務委、役員会、常幹、ハンセン病、憲法

今日は、参議院でも代表質問が始まります。9時半議員総会。10時から本会議。民主党・新緑風会の久保亘議員会長が登壇。

森首相の答弁は酷く、中曽根元首相の「浅沼稲次郎とかあるいは徳田球一とか、…山口二矢とかああいう人達はそういう純粋性をもっていたでしょ。今の政治家に足りないものは愛国的純粋性ですよ。これを我々が若い人にも教え、我々も実践しなくてはいかん、という重大な段階に来た」との主張をどう思うかとの質問には、「テレビを見ていないので…」と答弁を拒否。山口二矢とは、言うまでもなく1960年、選管主催の演説会で池田首相の目の前で、浅沼委員長を刺殺した暴漢です。

町村文部科学大臣の「奉仕活動を終えたものに18歳選挙権を与える」という発言は憲法44条違反ではないかとの質問には、初めは無視。補足答弁に立って、「奉仕活動の重要性を述べたもの」とはぐらかし、普通選挙権の重要性についての理解の浅さを示しました。

終了後12時35分、法務理事会。40分、委員会。委員長挨拶など。12時45分、参議院の常任役員会。「外務省外交機密費問題解明プロジェクトチーム」の委員に。50分、党本部の常任幹事会。参院選候補6名を決定。比例区で産別候補が9名出揃いました。

1時半に、やっと昼弁当。途中で、憲法調査会の野間赳幹事(自民党)が打ち合わせに来室。3時、堀込選対事務局長。

4時、ハンセン病国家賠償訴訟原告団の森元美代治さんが熊本と岡山の弁護士の皆さんと来室。熊本訴訟は5月11日に判決、岡山訴訟もピッチが上がってきました。廃止された「らい予防法」を作った国会の責任も問われています。私は、民主党のワーキングチームの座長として、役割を果たさなければなりません

4時40分、参議院憲法調査会幹事懇談会。自民党側は、村上正邦前会長辞任に伴い、武見幹事以外はみな交代しました。そこで、昨年暮の合意を確認し、通常国会は前半、「国民主権と国の機構」をテーマに、隔週ペースで調査会を開くことにしました。最初は14日か21日に、私が訪米報告をし、自由討議をすることになりました。

夕食は、久しぶりに自炊の鍋。



2月7日(水) 石田代表質問、NPO税制、NPO委、ハンセン病、市民政調、予算委

今日は、9時半から議員総会。10時から本会議で代表質問。

昼は、国対・理事合同会議。国対役員と委員会・調査会の理事が全員集合し、方針を確認する、極めて戦術的性格の強い会議です。午前中の共産党の質問中、自民党は「まるごと」汚れているという表現が、昼の議院運営委員会で問題になったことが紹介されました。

1時から本会議再開。社民に続き20分間、石田みえさんが質問。現状認識、地方分権、NPO、KSD、教育。ご自身の主張に力点を置くタイプの質問で、相手に鋭くやっつけるタイプではありません。石田さんの性格が良く出ていたと思います。それでもシビアな言葉も混じり、内容的にも良かったと思います。

NPO税制の政府案につき、「どれくらいのNPOが、この制度を利用できると考えておられるのか?」と森首相の認識を尋ねました。答弁は官僚の作文の棒読みで、総論だけ。「公益」判断はお上がするのだという姿勢で貫かれ、「どれくらい」についての答弁はありませんでした。

「まるごと」発言に自民党が噛みついたのがたたって、午後からの議場では、「まるごと」のヤジ連発で、自民党場内係は為す術がありませんでした。

終了後の3時45分、形式だけの予算委員会。55分、NPO委員会。私は委員長なのに、内閣府から政府案の説明を聞き終わったところでやっと参加。私から民主党案を説明。日本NPOセンター事務局長の山岡義典さんからNPO団体の意見を聴取。今後の取り組み方を決めました。2月中には、民主党案を対案としてまとめなければなりません。地方公聴会も開きます。

5時半、やっとハンセン病問題ワーキングチームへ。これも私が座長で、国陪訴訟の原告団と弁護団の皆さんからのヒアリングです。邑久光明園の霊安室を証拠保全で検証したら、生まれたばかりと思われる嬰児のホルマリン漬けが、何体も出てきたとのこと。嬰児をガーゼで窒息死させた体験を証言した原告もいます。何としても、早期の解決を実現しなければなりません。岡山からは平井弁護士が参加。

6時15分、「市民がつくる政策調査会」をNPOにするための設立総会に顔だけ出し、6時40分に、遅れて予算委員会の懇親会に。直前の理事懇で、村上正邦さんの証人喚問を早期に実現することが決まり、和気藹々の中にも緊張した空気が流れていました。



2月8日(木) 法務部会、司法改革、福岡地検、KSD、憲法、法務委、NPO

今日は、8時半から法務部門会議。法務省から、提出予定法案の説明聴取。
(1)裁判所定数法…判事の定数30人増員等、
(2)下級裁判所法…「さいたま地裁」、
(3)弁護士法…法人化、
(4)民訴法…公文書提出命令、
(5)共同法人法…非公益、非営利の団体を準則主義で法人化、
(6)刑法…カード情報の不正作出等。
国際受刑者移送法案は検討中。悪質交通事故の刑罰強化は、法務省と警察庁で検討中とのことです。スピードアップを望みます。

9時過ぎから、司法制度改革ワーキングチーム(私が座長)で、改革審から最近の審議状況、特に隣接職種について、説明聴取。(1)最終答申の時期は、6月12日を目標、(2)行政、労働事件については、今後の審議で、改革の必要性を打ち出す、(3)国民の司法参加は、裁判官と国民とが共同で事実認定と量刑に当たる制度を検討、(4)隣接職種の権限拡大に取り組む。

10時から、福岡の山下次席検事と古川高裁判事の件につき、法務省と最高裁から事情聴取。裁判官と検察官の馴れ合いは、決してあってはならないことです。今回のケースは、司法の信頼が、馴れ合いによって崩れているのですから、被害者側のプライバシー等以外は、捜査への支障は説明拒否の理由にならず、すべて明らかにしなければなりません。また、裁判所と検察庁の調査は、身内の調査ですから、不十分です。調査の結果だけでなく経過も、国民の監視の目に晒すことが必要。つまり国会の早期の審議は不可欠です。

11時、「市民政策円卓会議」のハートビル法の話し合いに顔を出し、11時半、民主党参議院の「KSD問題解明プロジェクトチーム」(私が座長)の初会合。村上正邦さんの証人喚問が近いので、連携強化を急がなければなりません。櫻井充さんに、論点整理をして貰うことにしました。

12時から、「国のかたち研究所」で弁当付き会議。1時から来客。2時から、参議院憲法調査会の運営検討委員会。2月21日に訪米報告、28日に「国民主権と国の機構」の全体像につき、参考人質疑を行うことになりました。

私は、参院法務委の理事なので、福岡地検の件につき、関係者に会って野党一致の意見で、委員長と与党側に対し、早期に委員会で集中審議を行うことと、来週早々にもそのための理事懇談会を開くよう求めました。

衆院予算の菅質問を傍聴。5時からNPO税制ワーキングチーム(私が座長)の初会合。政府案の対案作りを急ぎます。6時から、菅野副議長を囲む会。



2月9日(金) 健康診断、重井研究所、忌避(司法の危機)

今日は、9時前の新幹線で帰岡。

昼過ぎに事務所で若干のデスクワークの後、岡山市山田にある「重井医学研究所附属病院」に入院しました。びっくりしないでください。一泊の健康診断です。ここ4、5年、国会の医務室で行われる健康診断以外、何もしなかったので、思い切って時間を取りました。

現理事長、重井文博さんの先々代、鹿治さんは、私の父とは戦前の無産運動以来の同志です。1950年、父が最初に参議院議員に当選したときのスナップ写真に、父と同じ白髪で写っています。そのご子息の博さんが、腎臓病の最先端医学研究を実現したいと、1978年4月にこの研究所を作られ、設立祝賀会には、私も出席させてもらいました。今は二人とも他界されました。

午後、血液、尿、血圧、胸腹部レントゲン、心電図のほか、初めて受ける胸部CT、眼底撮影、心超音波の検査。面白かったです。夜、真鍋医師の第一報では、何も問題なし。

後は、テレビで予算委員会中継を見ながら、事務所から持ち込んだたまった書類の整理。ずいぶんはかどりました。

福岡高裁で、古川判事が関与した判決の言渡しに、弁護人が待ったをかけました。山下次席検事から妻の捜査情報を聞いていた古川裁判官も、そのことを知っていた(と思われる)裁判長も、ことさら検察官に有利な判断をするおそれがあり、公正な判断は期待できないから、「忌避」するというのです。申し立てられても仕方がないと思います。山下検事の更迭が何度も報じられていますが、当然のことです。

忌避の裁判を、「法匪」の屁理屈でごまかしては、大変なことになります。厳格な調査をして、はっきりした結論を出さないと、国民が裁判所全体を忌避することになります。国民は、今度の事態は氷山の一角ではないかと、疑っているのです。こんなことが常態だとすると、国民に、裁判所の判断は公正だから信頼しろと言っても、できるはずがありません。国民の信頼を回復できるか、司法の能力が問われています。立法も行政も同じです。



2月10日(土) 健康診断(異常なし)、県連幹事会、はばたく会

今日は、健康診断のため重井付属病院で7時過ぎに起床。朝食抜きですが、血圧、体温、採血などで忙しく、あっという間に9時半。まず腹部のエコー、次いで腹部IC、造影剤にヨ―素も用いました。最後に胃カメラ。私の場合は、24年前に3分の2切除しているので、バリウムが均等に行き渡らず、胃カメラのほうがいいそうです。喉の麻酔は嫌ですが、後でバリウムを出す必要がなく、こちらの方が楽かもしれません。

真鍋医師の第一報は、胃壁にちょっと炎症はあるが、治療は必要なく、胆嚢壁がちょっと厚いが、これも年一回程度の観察を怠らなければ、心配ないとの事。他には何もありません。さあこれで、通常国会も、無理が出来ます。

1時過ぎに退院。草苅幹事長と河田英正さんが迎えに来てくれ、車の中で打ち合わせ。2時から5時まで、民主党県連の常任幹事会。私から国会情勢などを報告し、前回以後の県連の活動報告と協議。県議会や岡山市議会の報告も、各部局の活動報告もあります。NPO税制フォーラムやハンセン病国賠訴訟の支援も協議。

2月18日、連合岡山との定期協議があり、総選挙の取り組みの具体的要請が必要で、その内容を協議しました。2月26日、数人のNC大臣の参加を得て、党本部NCイベントを岡山ロイヤルホテルで開きます。4月14日の「中山間地フォーラムin岡山」もあります。


6時から、羽場市議の後援会「はばたく会」の総会と懇親会。和やかなひと時でした。


司法の崩壊

司法の状況は、「危機」と言うより「崩壊」だというご指摘を頂きました。そのとおりだと思います。中坊公平さんと佐藤道夫さんの「論争」は、私は中坊さんに軍配を上げます。佐藤さんはまだ、司法官僚をかばっていると思います。

しかし、建て直しの努力を、放棄することは出来ません。そこで私は、まず国民の代表としての国会の関与、次に制度改革(例えば法曹一元など)を、考えているのです。出入り自由の判検事交流は、きっぱり止めなければなりません。


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