江田五月 活動日誌 2001年10月(16〜20) >>日程表 ホーム総目次10月目次前へ次へ


10月16日(火) 滋賀補選応援、党議

今日は、補欠選挙の公示日です。制度が変わって、補欠選挙は年2回、4月と10月にまとめて行うことになったもので、今回は宮城4区と滋賀2区です。衆議院の情勢が緊迫しているため、参議院の私が、民主党を代表して、公認候補の応援に駆け付けることになり、7時前の新幹線を乗り継いで、彦根に出掛けました。

9時半から出発式で挨拶。候補者は39歳の新進気鋭で、市議2回、県議1回をいずれもトップ当選というエースです。昨夜の顛末で明らかなとおり、小泉首相は結局自民党によって与えられた枠をはみ出すことは出来ません。これでは、外交での平和貢献はもちろん、経済の構造改革もできません。新世紀を切り開く民主党への支持を訴えました。

その後、候補者とともに街頭演説や連呼。18時半に出陣式。雨の中、事務所前の広場が人で埋まり大盛会で、党を代表して挨拶しました。22時半に帰京。

その間、メールで国会情勢が伝えられました。民主党は、鳩山代表が一任を受けて立派にトップ会談で協議をし、合意に至らず、自らの修正案が否決され、与党修正案と原案に反対となったのですから、誤解を与えたり隙を見せたりする行動を謹み、一糸乱れず党議を貫くべきです。



10月17日(水) 法務、合同会議、焼香s、メール、国のかたち

今日は、10時から法務部門の政策スタッフと打ち合わせ。その後来客。

12時から、国対・理事合同会議。参議院では、テロ対策特別措置法案は自衛隊法改正案と共に外交安保委員会に、海上保安庁法改正案は国土交通委員会に、それぞれ付託されることになりましたが、内閣委員会の所掌事務でもあるので、これらの委員会の連合審査も行われることになりそうです。私は、いずれの委員でもありません。

13時から、羽田孜特別代表のご母堂の葬儀、焼香。享年90歳でした。合掌。

その後、議員会館で頂いたメールの整理など。さすがにこの間、テロ新法反対のメールが殺到しました。みな、さまざまな角度からご自分の意見を書き、私たちが知らない情報を寄せてくれており、1行だけでもお礼のメールを打たずにはいられません。これまではこういう場合は、印刷した葉書にご自身の署名といったタイプが多かったのですが、意思表示の仕方が変わってきました。

18時、東京電力の山本勝副社長の通夜、焼香。享年62歳でした。合掌。

20時半、国のかたち研究会の懇談会。テロ新法につき、一糸乱れぬ行動を誓い合いました。



10月18日(木) 法務、危険運転、国のかたち、NC、自衛隊法、今泉さん

今日は、8時半から法務部門会議。NC会議と衆参の法務委員会の報告の後、内閣提出の商法改正案に対する経団連からの意見聴取。新株予約権と種類株がその内容で、直接金融に資するということで、経済界からの強い要請を受けました。株主代表訴訟改革の要請も受けましたが、こちらは異論があります。

次いで、危険運転致死傷重罰化の刑法改正と刑訴法改正につき、法務省からヒアリング。重罰化は賛成ですが、傷害が軽微で情状が軽いときの裁量による刑の免除は、慎重な検討が必要です。

10時から内閣委員会で福田官房長官らからの所信聴取。11時半から国のかたち研究会。自衛隊法改正案賛成につき、議論が出ました。14時、衆議院本会議でのテロ新法、自衛隊法改正案などの採決を傍聴しました。参議院議員席があるのですが、傍聴者は私1人でした。

14時半、法務省入管局からヒアリング。15時半、NC会議。鳩山代表が、「小泉首相の指導力が著しく形骸化しました。参議院でさらに、国会事前承認などの実現の努力をして下さい。民主党の存在感を高めましょう。」と挨拶。個人情報保護法案の中間報告。反対の方向です。芸術文化基本法案、予防接種法改正案、司法制度改革推進法案につき、賛成を決定。

16時半から、江橋崇法政大学教授を講師に、自衛隊法改正案につき勉強会。問題法案ですが、衆議院では民主党は賛成。参議院での対応が難しくなりました。

18時半から2時間、8月20日に急逝された今泉清さんを偲ぶ会。最後にお別れの挨拶をさせていただきました。



10月19日(金) 日弁連、総会、本会議、テロ法審議、弾劾

今日は、8時から1時間強、日弁連の役員と民主党の弁護士出身議員との朝食懇談会。菅幹事長が出席してくれ、久保井会長との挨拶の交換から、会が始まりました。私が司法制度改革に対する民主党の態度につき、佐々木秀典さんが国会審議の見通しにつき、それぞれ説明しました。

9時半、議員総会。10時から1時間40分ほど、本会議。テロ特措法案、自衛隊法改正案、海上保安庁法改正案についての審議が始まり、民主党は藁科さんが質問。

衆議院は特別委員会での審議でしたが、参議院は、テロ法案と自衛隊法案は外交安保委、海上保安庁法案は国土交通委で審議することに決まりした。不自然ですが、特別委員会を作ると民主党が委員長の順番、テロ法案の主務官庁を所管する内閣委員会の委員長は民主党の北沢さんなので、民主党委員長の下での審議を嫌がる与党が押し切ったのです。しかし、23、24の両日、関係3委員会の連合審査を開き、全大臣出席で質疑をすることになりました。議事法を駆使しての攻防ですが、国民には分かりにくいことです。

昼から午後一杯、関係議員との打ち合わせや電話連絡。自衛隊法案賛成とたががはめられての参議院審議ですから、審議の仕方をいくら工夫しても限界があります。正直言って頭が痛いです。

その間、14時前、中国治水期成同盟会を代表して、邑久町の立岡町長らが要請に来られました。吉井川、旭川、高梁川の改修です。さらに、弾劾裁判所事務局と協議。次回公判期日を決めなければなりません。最終新幹線で帰岡。



10月20日(土) 敬老会等、いのちの電話、連合地協、姫井さん、協奏曲

今日は、10時半から地元学区の敬老会で挨拶。20世紀後半、大変な辛酸をなめてこられた方々ばかりです。しかし21世紀は、世界も日本ももっと酷いことになるかもしれません。元気印の先輩たちの知恵が必要です。

地元幼稚園の運動会に顔を出すと、ちょうど終わったところでした。本当にこの子たちの将来が心配になります。それにつけても、その親たちののどかなこと。爽やかな秋晴れの下、ひとり気を揉んでいます。

13時から、「岡山いのちの電話協会」主催の自殺予防シンポジウム。県立病院の中島豊爾さんの基調講演だけ聞きました。「人生の一回性を大切にして、自分が満足できる一生を送ることです。」「テロが起きればそれっとばかりに新法。池田小学校事件がおきれば、首相の街頭演説の一言で法改正。最近は、反射的立法が多すぎます。」

16時から、連合岡山倉敷地域協議会の結成10周年記念式典で挨拶。不況とテロに触れながら、今こそ労働運動の存在意義が問われていることを強調しました。

19時前、やっと姫井由美子県議の後援会総会に到着して、挨拶。元気に頑張っており、間違いなくこれからを託せるホープの一人です。

19時半、倉敷管弦楽団の「協奏曲の楽しみ」へ。ラフマニノフに間に合わず、サン=サーンスを3曲堪能しました。三船文彰さんのチェロ協奏曲と久保陽子さんのバイオリン協奏曲、序奏とロンド・カプリチオーソです。同じ歴史のこの瞬間に、こんな人間の素晴らしい感性と、おぞましいテロや空爆とが共存しています。嘘のようです。


自衛隊法改正案について

誤解があるといけないので一言。私が10月15日の活動日誌で、「教唆罪を独立して処罰する点は、現行法と変わっていません。」と書いたのは、防衛庁職員の説明ですが、独立教唆犯という類型自体は現行法にもあり、今回新たに作ったのではないというだけのことです。問題がないという意味では断じてありません。18日に書いた通り、参議院での対応に頭を悩ませています。


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