江田五月 活動日誌 2000年9月(21〜30) >>日程表

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9月21日(木) 臨時国会召集、議員総会、会議の連続、NPO

今日は、臨時国会(第150回)の召集日です。6時過ぎの新幹線で上京。9時半から参議院民主党の議員総会。公職選挙特別委員会の設置を巡っての攻防は、設置は認め、審議入りは10月に入ってからとすること、予算委員会を衆参1日ずつ行うことで、取りあえず決着。外部からは分かりにくいと思います。私は、29日の予算委員会のトップバッターとなりました。10時過ぎから本会議で、議席指定など。私の議席は、最後列で少し左に移りました。

11時から、民主党の両院議員総会。衆議院の一番広い控え室で、全員集合です。鳩山代表、菅幹事長、久保参議院議員会長らの元気な挨拶。

12時から少年法の打ち合わせ。1時から参議院で予算委員の打ち合わせ。2時20分から人クローンPT。最終段階なのですが、まだ議論が続いています。

2時30分から、司法部門会議・法務部会。司法ネクスト大臣は小川敏夫参議院議員、副大臣兼法務部会長は佐々木秀典衆議院法務委員会理事、私は参議院法務委員会理事。人事の決定と、各PTの設置。次いで少年法の協議。次第に方向は見えてきたと思いますが、もうちょっとかかりそうです。

4時50分から、本会議で森総理大臣の所信表明演説。言葉の羅列。何でも揃っているが、気持ちが伝わって来ません。優秀な官僚の作文です。その後来客。

7時、市民政調の会議。さらに、JC議員ネットワーク会議。8時過ぎに、「NPO支援税制を作ろう!」キャンペーンの会合。会議のはしごで、9時過ぎから仲間と夕食。長い1日でした。



9月22日(金) 補正予算、東京21区、少年法集会、テレビ討論

今日は、10時から予算・大蔵拡大部会。峰崎NC大臣が報告しました。

4−6月期の名目GDP成長率が▲1.0%であることや、実質GDPの伸びは公的資本形成に依存し、民間需要が弱いことを考えると、景気回復の足取りは未だ脆弱です。しかし、与党提案のような大型の景気対策を追加する補正予算は、まず旧来型公共事業では景気対策にならず、さらに財政赤字を増やし長期金利の上昇を招くので、反対です。旧来型公共投資を削って財源を捻出し、IT投資等の構造改革に資する景気対策をすべきです。

その上、税収見積もりの上方修正による増収分を、補正予算の財源に充てるというのは、粉飾決算まがいです。1999年度決算剰余金約1兆円を全額補正財源にするというのは、2分の1以上は負債償還に充てるという財政法6条の規定に違反し、隠れ借金を増やすだけの弥縫策です。

10時半から、菅さん、河村さんたちと、東京21区の補欠選挙に公認された長島昭久さんの応援方法などを協議。

12時前から、少年法を考える市民集会。参加者のほとんどが反対の意見の方々ばかりで、私のような、与党案もじっくり検討してみようというものには、いささか居づらいところがありました。しかし今回は、先の通常国会での決議もあるのですから、選挙目当ての拙速とは言えず、初めから反対で、野党共闘で潰すという態度はとれません。集まった皆さんのような「少年保護」に理解も熱意もある方々が、もっと増えて下さると良いのですが。

夕方まで次々と、記者さんたちの取材。夜8時から9時半まで、日本テレビのスタジオで、与野党7党の代表者で少年法の討論。NNN24の生放送でした。18歳成人制、14歳への刑事処分年齢引き下げ、凶悪事件の原則逆送、検察官関与などを議論。民主党は、「保護主義」の理念はもちろん堅持します。しかし、少年の法無視傾向の蔓延や社会の少年法不信の増大など、現実に起こっている憂慮される事態への対処も必要です。一本調子では行きません。家裁の充実強化の大切さを強調しました。



9月23日(土) 新田と水害、アルゼンチンタンゴ、サッカー

今日は、「秋分の日」。朝ちょっとゆっくりして、11時前の新幹線で帰岡。

私の自宅は、江戸時代以前に干拓された「新田」にあります。豊かに広がった田園が、新興住宅地に変わってからは、田に雨水が溜まらないので、ちょっとした雨でも床下浸水していました。300年程前に作られた年貢米を運ぶ運河は、水流がなく、川上と川下の区別もありません。排水ポンプの能力アップで、ずい分改善されましたが、豪雨の時にはまだ不安です。私の自宅も、20年程前に田を埋め立て、まだローンも終わっていない新しい宅地なので、名古屋の水害は、他人事ではありません。

4時から、岡山音楽祭に来てくれたアルゼンチンタンゴのご一行を迎えて、前夜祭。昔、労音で聞いたオルケスタと藤沢嵐子さんを思い出して、挨拶。若い人たちは、バンドネオンも「ラ・クンパルシータ」も知らないようです。ダンスは、よく見るタンゴと異なり、ずい分微妙な足の動かし方でした。

夜、オリンピックのサッカー日米戦をテレビで観戦。手に汗握る好試合で、興奮しました。いいですね、スポーツは。



9月24日(日) スポーツ・芸術・食欲の秋、少年法について

今日は、スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋。

9時から地元、旭操小学校と富山小学校の各運動会。いずれも公立で、政治家の挨拶はありません。一学年2ないし3学級で、一時よりずい分小さくなりました。元気な子供たちを見ながら、少年法のことを考えていました。

10時から、岡山市の北部にある自衛隊の三軒屋駐屯地創立45周年記念式典で挨拶。弾薬庫です。お花見、ダンスパーティー、秋祭り等、地元町内会と大変親密な関係を持っており、私もいつもお招きいただくのです。

昼食後、写真展、装身具展、アムネスティ岡山支部の絵画展、ライオンズクラブの美術展、2つの洋画の同人展、書道展、岡本欣三さんの開窯50周年記念展。アムネスティの展覧会は、ピカソ、ユトリロ、シャガールから平山郁夫、東山魁夷、竹久夢二まで、作品を揃えて販売。ポスターのオークションもあり、私も入札しました。

夜は知人と、近所のお料理やさんで、おいしいはも料理。

ところで先日、9月22日のテレビ討論をご覧になった家裁調査官の方からのメールに、返事を書きました。手直ししていますが、ご意見をお寄せください。

「メールでのご意見、有難うございました。『ショック』をお与えしたとのこと、申し訳ありません。私は何とかして、少年法の理念や家裁の役割を、最大限守りたいと思っています。戦後日本が、他の先進国のような少年犯罪の激増に見舞われなかったのは、やはり少年法と家裁が頑張ってきたからだと思うからです。そして今の不憫な少年たちの最後の理解者は、家裁関係者だと信ずるからです。」

「しかし今、状況は非常に厳しくなっています。社会もずい分変化し、複雑になりました。少年たちに、法律の穴を突き、反逆する傾向さえ見られます。『少年保護』に理解の深い人々がもっと増えれば、心配ないのかもしれませんが、残念ながら、少年法も家裁も、国民の確信に支えられているとは言えなくなっています。関係者だけで満足しているわけには行きません。」

「もともと少年法には、事実認定に弱点があります。捜査の始まりから審判の最後まで糾問主義に貫かれ、容疑は一貫して引き継がれます。司法手続きの段階になっても、対審構造の手続きに変わるのではありません。『お白州方式』です。この審判構造のままで 検察官関与を認めると、たとえ付添い人に関与してもらっても、審判は偏頗になります。少なくとも少年には、不公平に映ります。裁判官はあらかじめ、一件記録をすべて読んだ上で、審判に臨むのですから。」

「家裁の事実認定能力が十分でないので、検察官に事実認定の補助者の役割を与えて欲しいと、最高裁関係者から聞いたときは、それもそれが家裁裁判官の一致した願いだと聞いたときは、それこそ『ショック』でした。そこまで落ちたかと思いました。」

「もうひとつの弱点は、被害者保護です。この点も改正が必要です。『原則逆送』や『14歳逆送』は、要件を絞り、調査官の皆さんの働く場所も家裁の個別的判断の余地も、必ず残します。しかし、対審構造を伴わない検察官関与は、家裁を殺すことになると思うので、認められません。」

「立法府は大勢の多様な人々から成り立っています。そのことは大切なことであり、その中で結論を作り出していかなければなりません。中には、『少年保護』の理念や家裁の役割に理解のない人もいます。しかしそれも社会の反映であって、この皆さんを説得できない立論を国会の結論とすることはできません。『少年保護』を大切にする者は、今こそ足の引っ張り合いでなく、お互いをエンカレッジし合って、『少年保護』の理解を広げる時だと思います。」



9月25日(月) 駅前演説、公文書公開、少年法、コーラス

今日は、岡山駅西口前で恒例の駅前演説。7時半スタートですが、ちょっと遅れて8時前到着。非拘束方式、少年法、あっせん利得罪、森首相の犯歴などにつき解説しました。

その後、喫茶店でモーニングを食べ、11時から知人の葬儀に参列。父の生まれ故郷、建部町のかなり山奥に分け入ったところでした。

12時過ぎの新幹線で上京。4時、総理府の職員から、国立公文書館の情報公開規則につき説明を受けました。10月1日から国立公文書館法が施行になります。そこで、保管している公文書につき、情報公開の規則を定めておく必要があるのです。大筋は、情報公開法のとおりとすることなどの説明を受けました。詳しくは、29日の官報に載るそうです。

4時半から、作業チームで少年法の検討。まだちょっと、結論にたどり着けません。与党は29日に法案を衆議院に提出とのこと。私たちも、結論を急がなければなりません。

6時半、国会コーラス愛好会の練習に顔を出しました。結局集まっているのは、民主党だけになっていました。その後今日は、懇親会。楽しいひとときでした。



9月26日(火) クローン法案、本会議、役員会、アムネスティ法人化

今日は、8時から人クローンPT。やっとクローン規制の民主党案の骨子がまとまりました。単なる技術論でなく、生命の尊厳にまで踏み込み、クローン研究の現段階を踏まえ、安全を十分確認した上で、一歩一歩研究が前進していくよう配慮した、問題提起型の法案です。

9時半議員総会。10時本会議。北澤俊美さんが幹事長就任後初登板。意欲的に再質問にも立ち、29日に予算委員会トップバッター質問に立つ私も、負けずに頑張らなければと思いました。

自民党の鴻池氏は、「相撲は土俵の上で取るもの。土俵の下で四股ばかり踏んでいてはだめ」と述べていました。しかし、国会は相撲と違い、うっかり土俵に上がったら数がすべてで、大関は横綱に勝てません。土俵を広げることすら、数でやってしまうのです。自民党はそれを知っているから、「上がれ上がれ」というのです。国会では、土俵下の四股も、勝負の内なのです。

終了後、参議院民主党の常任役員会。2時から選挙制度改革検討会。2時半から予算委員打ち合わせ。質問の概略を説明しましました。まだまとまっていません。3時から来客や記者の取材。スタッフと質問打ち合わせ。5時から菅幹事長と打ち合わせ。

6時から弁護士会館で、少年犯罪のシンポジウム。冒頭だけで失礼し、6時半から「社団法人アムネスティ・インターナショナル日本支部」設立を祝う集い。アムネスティの法人化は、ずいぶん長い懸案でした。雑誌「世界」の編集長さんだった故・安江良介さんが大変熱心に運動されました。私が初代事務局長になり、鯨岡兵輔さんに代表をお願いして、「アムネスティ議員連盟」を作ったのも、法人化の応援のためです。法務省や外務省のお役人さんたちの頭の固さには、泣かされましたが、最後はしっかり理解していただける方々と巡り会うことができ、認可にこぎ着けました。團藤重光先生が乾杯の音頭をとられました。

法務省の但木官房長の話。「死刑廃止の主張は政府方針と違うから、公益性を認められないとの意見については、政府は議論の結果として国民が到達した結論に従うのであり、議論そのものには公益性があると判断しました。」



9月27日(水) 科学技術部会、本会議、千葉質問、質問準備

今日は、8時から科学技術部会。民主党の「ヒト胚等の作成及び利用の規制に関する法律案」の骨子が、遂に部会決定までこぎ着けました。来月6日頃、政府案が提出になるので、それまでに民主党案も法案にして貰うよう衆議院法制局に頼みました。大変な作業だと思います。

9時から予算部会。9時半から議員総会。10時から本会議。昨日に続いて代表質問ですが、民主党の千葉景子さんは、午後からです。昼休みは、国対・理事合同会議。1時から本会議の続き。

千葉さんの質問は、外国人地方参政権、教育改革、少年法、男女共同参画、IT革命、社会保障、環境、NPO税制、司法改革、最後に森首相の検挙歴問題と、盛りだくさんですが、いずれも短い中によくわさびの利いた、聞かせる質問でした。

3時半から、民主党税制調査会総会。これを挟んで、最高裁、警察庁、自治省、厚生省、農水省から、予算委員会の質問準備のため、ヒアリングを受けました。湯川政策秘書も一緒で、これから彼は徹夜で準備に入ります。質問は29日9時半から37分間を、私が27分、関連で簗瀬進さんが10分と決まりました。時間の計り方は、参議院の予算委員会の総括質疑だけ特別で、「片道」と言って質問者の質問時間だけを計ります。答弁を入れると、およそ3倍になります。

森首相の検挙歴問題と中川官房長官の女性問題の扱い方がなかなか難しく、まだ悩んでいます。こんな問題の起きない政治にしたいですね。



9月28日(木) 少年法改正、衆院予算委、ブルーネット、菅質問、質問準備

今日は、8時半から法務部会。少年法の検討です。29日に提出される予定の与党案の内容が判ったので、具体的検討に入りました。山口4区で初当選した平岡秀夫さんに、少年犯罪総合対策PTの事務局長をお願いしたのですが、大蔵省や内閣法制局に勤務した経験を生かし、熱心に集中的に勉強して、対応策の試案をまとめてくれ、これをたたき台に議論しました。次のような方向が見えてきたように思いますが、有力な異論もあり、結論はまだまだ。詰めの検討が必要です。

民主党は、少年法の「保護主義」を堅持します。しかし、少年審判制度に対する社会の批判に耳を傾け、政治としての対応をします。まず、18歳成年制の法案を用意します。

次に、これまでの刑事処分相当の扱いを、少し広げます。14歳、15歳の少年も、刑事処分でなければならない場合は逆送できるようにします。もちろん刑事訴訟の当事者としての能力は十分でないので補強し、また刑の執行も教育に配慮します。16歳以上の少年で、故意に人の命を奪ったものは、調査官の調査の上、保護処分が相当である場合を除き、逆送します。

現在の少年審判構造のままでの検察官関与は認めません。しかし、事実認定機能の改革は行います。少年が非行事実を争い、必要と認める場合は、刑事裁判と同じ対審構造で事実認定を行う手続きを設けます。予断排除の原則や証拠法則も、刑事裁判と同じです。検察官が訴追者、付添人が弁護人となります。但し、家庭裁判所には成人に対する刑事事件の手続きがあるので、逆送の場合も含め、その裁判システムを活用する事を検討します。

10時から衆議院の予算委員会の傍聴ですが、来客が相次ぎ、与党質問はテレビ観戦。瀬戸内海の海砂採取に反対する、ブルーネットの皆さんも来られました。

1時から、菅幹事長の質問を傍聴。明日は私が、続きを引き受けなければなりません。しかしやはり来客で中断。3時半過ぎから、菅幹事長、赤松国対委員長と参議院幹部とで、協議。4時半から役所側に質問通告。20人ぐらい聞きに来ていたでしょうか。

6時から、民主党常任役員の若手との懇親会。今日は早く寝ます。



9月29日(金) 予算委員会総括質問、アメリカ大使館

今日は、参議院予算委員会の質問です。7時半から、湯川政策秘書と最後の打ち合わせ。9時半からの開始を前に、第1委員会室は超満員。閣僚も全員出席。テレビカメラも放列を作っています。緊張します。

始まる前、入ってくる森首相とすれ違ったので、風邪の具合を尋ねたら、喉は治ったが、「腹がまだで、おかゆなんだよ」 とのこと。質問は、ここから入ることに決めました。「厳しく行きますよ」と言うと、「厳しく返すぞ」との答え。向こうも緊張しているようです。

質問は、まず昨日の「私生児」失言の取り消しから。「なぜ失言だか分かっているのか」とたたみかけると、首相に忠誠度を示そうとする自民党のやじで、早くも場内は騒然。次いで「東海水害」へ。激甚災害指定の見通しを聞いているのに、扇建設相は延々と災害状況の説明。これは私の持ち時間外なので聞き流し、再度見通しを聞くと、「見通しは立ちません」との答。つい声を荒らげました。

個別問題を4点。夫婦別姓は、昨日の森首相の「なじまない」発言を追及。NPO税制は、宮沢蔵相の前向き発言が飛び出しました。「地域総合整備事業債」は、岡山市のドーム球場を例に引き、仕組みは良くても現実は無駄の奨励になっていると、注意喚起。「中山間地域直接支払制度」は、条件不利農地の営農奨励のため、もっと注目すべき制度で、その他の直接支払制度とともに、民主党としても研究します。

ここでパネルを出し、「森政権を信任できない5つの理由」を説明。

まず参議院選挙制度について。森首相は、「非拘束方式」は参議院で取りまとめの結果出てきたように言われますが、違います。今年2月25日の協議会の結論は、「来年の選挙は、現行制度のまま」と言うもので、その後、久世問題のすり替えとして、与党が唐突に出してきたものです。そこで、久世さんの参考人招致を要求。

ここから中川官房長官の不祥事へ。覚せい剤の件はきっぱり否定されましたが、「愛人疑惑」は困惑のご様子でしたので、惻隠の情でそれ以上の追及は止めました。そしていよいよ、森首相の検挙歴問題。犯歴データを出せない理由が、警察庁刑事局長の国会答弁、警視庁の裁判所への拒否回答、警察庁の私への昨日の文書回答で、プライバシー、個人情報、捜査権の障害、目的外と、まちまちです。細かく詰めて質さなければなりませんが、今日は無理です。

警察庁は、「原則として出さないなら、例外はあるのか」との私の質問に対し、「利益考量による」と答えました。例外はあるということです。森首相の言うとおり検挙歴はないとしても、犯歴データ自体はある、つまりデータは間違いということもありえます。これを正すことの出来るのは、ご本人である森首相しかいません。首相の犯歴の間違いを正すのは、かなり大きな公共の利益ではないでしょうか。森さんは、「そんなに大切なことですか」と反論していましたが、それならなぜ、口元を引きつらせながら、逆切れするのでしょうか。問題は、昔のことでなく、これを否定する今の首相の言葉なのです。ここで時間切れ。あとは5時過ぎまで、同僚議員の質問を聞きました。詳細は、後刻掲載の会議録をご覧下さい。やはり終わってホッとしました。

6時半から、アメリカ大使館のフォスター公使のレセプション。最終新幹線で帰岡。



9月30日(土) 幼稚園、労組大会、餅つき、男女共同参画、石田みえさん

今日は、9時10分から地元の幼稚園の運動会。園児37人の小振りの園で、園長先生は私の高校同級生です。

12時から、内山工業新労組の定期大会で挨拶。コルクからスタートし、ガスケットに、さらにベアリングにと新しい展開をしている企業ですが、昨今は大変で、希望退職を募るに至っています。旧労組との分裂状態が12年続いているのですが、今年は旧労組からメッセージが届きました。闘争一本槍ではだめだと判ったのでしょう。新しい展開が期待できそうです。明日にもとは行かないでしょうが。

2時から、オペラ通り商店街の歩行者天国で挨拶。お茶席でおもてなしを受け、新米でよもぎ餅をつき、ご機嫌でした。

3時には、「岡山市の男女共同参画社会推進計画」について語り合う会で挨拶。昨年春、参議院先議で基本法を作る時に、担当委員会の理事として修正に苦労したので、地元でこのような取り組みが行われているのは、何より嬉しいことです。DVについても、参議院の共生社会調査会で、超党派で立法の動きがあることなどを紹介しました。

6時から、石田みえ参議院議員の玉野・灘崎地区の集会で激励の挨拶。石田さんは来夏改選期を迎え、激戦を勝ち抜かなければなりません。同時に来月22日にはこの地区の県議補選で、住吉良久さんがデスマッチを闘います。全力で応援します。


江田五月 活動日誌 2000年9月(21〜30) >>日程表

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