2003/09 五月会だより No.104 ホーム主張目次たより目次前へ次へ

いよいよ21世紀の日本の行方を決める衆議院議員選挙が近づいてきました。すでに「改革」のメッキがはげた小泉首相を選挙の「看板」に使い、国民をあざむいて政権の延命だけを図る自民党中心の政治では未来はひらけません。今こそ、民主党中心の新しい政権で本当の改革を実現すべき時です。
  中村徹夫さん公認
地方を良くするために

予定候補と対談

マニフェストQ&A

総支部だより
中桐さん繰上当選
事務局から
津村啓介、江田五月、はたともこ、柚木みちよし、菅源太郎  

秋の政治選択

異常気象で、夏物商戦も秋の農作物収穫も、大打撃が心配されます。景気は予断を許しません。災害のニュースも、心が痛みます。世界に目を転じると、イラクはますますゲリラ化の様相を深めてきました。この秋の政治選択が、極めて重要になってきました。

国連までテロの標的、内政も大混乱

8月19日のバグダッド国連事務所爆破で死亡したデメロ代表は、東ティモールでの国連代表を務め、国際人権に関わる人々の中で、最も信頼された一人でした。私とは、メールのやり取りなど個人的にも親交があり、深い衝撃を受けていますです。あの戦争は結局、憎しみの連鎖を増幅しただけで、しかも国連までテロの標的にされたのです。開戦に諸手を上げて賛成した小泉首相は、責任を感じるどころか、躊躇していた自衛隊派遣も、アメリカに強く迫られて、ずるずると踏み込みそうです。対米追随外交の破綻は明らかです。

政府・与党は、総裁選や内閣改造などと、派手なマジックを仕掛けてきます。しかし、自民党総裁選の結果がどうであろうと、自公保内閣では、日本は、内政も外交も、先の展望は開けません。株価が上がって来て、早くも有頂天になるむきもありますが、国民生活を直撃している深刻な不況は、解決できていません。医療や年金のこと、環境や教育のことなど、政治の課題は待ったなしです。

民主・自由合併と若手の挑戦

9月末には、自民党新総裁の下で、臨時国会か開かれ、いよいよ解散、総選挙が迫ってきました。天下分け目の大勝負です。民主党は、菅直人代表の政治生命を賭けた決断で、自由党と合併することになりました。小沢一郎党首が決断され、自由党は解散し、これを民主党が吸収するかたちです。執行部も政策も、民主党のものが継承されます。このかたちを保てば、民主党が揺らぐことはないので、私も賛成し、仲間の説得に当たりました。

心配がないと言えば、嘘になります。しかし、安全策だけでは、活路が切り開けません。心配は、乗り越えるべき課題だと捉え、常に前進する気構えを持ちつづけたいと思います。

総選挙に向けて、私は、民主党の総合選挙対策本部企画委員長として、党全体の選挙公報や企画に取り組み、マニフェストなど次々と若々しい企画を検討しています。同時に岡山県では、5選挙区すべてで若手候補擁立のため全力投球し、30代予定候補を中心に、平均年齢35歳という画期的な陣容を築くことが出来ました。

総選挙で政権交代を

選挙で大騒ぎしても、誰がなっても変わらないと、国民の中にあきらめが広がっているのは事実です。確かに自民党の中しか選択肢がなければ、変化は期待薄です。しかし、民主主義のもとでは、有権者が選挙で選択するしか、未来の展望を開く方法はありません。そこで私たちは、自民党の中で誰かを選ぶのでなく、野党を選択していただくため、野党の面目を一新しました。民由合併もマニフェストも、そのための努力です。

ぜひ、民主党にお力をお貸しください。必ずご期待に応えます。

江田五月


岡山3区に中村徹夫さん公認

中村徹夫さん

8月26日、民主党本部は衆議院議員岡山3区に中村徹夫さんの公認を決定しました。

中村さんは備前市在住の48歳。備前市の連合PTA会長を2年、岡山県PTA連合会会長を3年間務めました。現在も、備前ジュニアオーケストラ団長、備前市社会教育委員など、さまざまな社会奉仕活動に熱心に取り組み、地元の「よく地域の世話をされ、前向きな人」という評価を得ています。

中学卒業までは姫路市に在住。大阪工業短大電気工学部中退後は苦労続きの半生で、仏壇などの塗り職人さんもされていました。

立候補のきっかけは、ご本人が民主党県連に政策資料を求めてこられ、政治への志を確認して、県連から立候補を勧め、決断されました。

中村マニフェスト(私の約束)

  1. 教育⇒ PTA活動の経験をフル活用して「地域が学校・みんなが先生」をめざします。
  2. 子育て ⇒ 出産を保険適用とし、誰でもとれる育児休業を実現します。待機児童ゼロと、利用しやすい保育料で、共働き夫婦を全面支援します。
  3. 環境 ⇒ 子孫に残すべきものは、コンクリートジャングルではなく、緑と豊かな自然です。農林水産業への他産業からの転換や、新規参入を支援します。

中村てつおの歩み
1955年 兵庫県生まれ → 好きな球団はもちろん「阪神タイガース」!
1975年 大阪工業大学短大中退 → 机上の勉強より社会勉強!
1974年〜95年 文具書籍店経営 → 中小零細企業経営者の気持ちは痛いほどわかります!
1977年 岡山県民となる → 今じゃぁ身も心も岡山人じゃがぁ!
1997年 備前ジュニアオーケストラ設立に尽力し、初代代表となる → 情操教育は大切です!
2002年 (社)日本PTA全国協議会監事 → 保護者や教職員、どちらの気持ちもわかります!
2003年 民主党入党 → 明日への責任を胸に、2大政党実現と政権交代を成し遂げます!
現在   備前ジュニアオーケストラ団長

中村てつおの趣味
・ 剣道、柔道、空手→見かけによらず、心身の鍛錬は欠かしません!
・ 家庭菜園→地産地消を実践しています!


衆議院立候補予定者を五月会が推薦決定

江田五月会は、7月6日(日)に勤労者福祉センターで開催された「江田五月会総会」において、衆議院候補予定者4人の推薦を決定しました。

推薦が決まったのは、菅源太郎さん(岡山1区)、津村啓介さん(同2区)、柚木みちよしさん(同4区)、はたともこさん(同5区)。決定後、4人は壇上でそれぞれ力強く決意表明をし、満場の拍手を浴びました。

参議院選挙のさきがけとなる衆議院選挙。五月会の総力を挙げて4人を応援しましょう。


 中央集権から地方分権へ   羽場頼三郎

地方の時代と言われて、久しい。しかし、財政的に自立している自治体は数えるほどしかない。地方自治体への交付金制度は、事実上崩壊しているといっても言い過ぎではない。それを国は、合併で糊塗するつもりらしい。合併特例債というアメも、結局借金でしかない。また、国の補助金制度も、ムダな仕事をさせるための手助けにしかなっていないという強い批判がある。

今回の総選挙の大きなテーマは「中央集権から地方分権へ」だ。地方の政治がガタガダで、国だけが立派になっても我々の生活が良くなるはずがない。生活をしている現場こそ、充実をさせなくてはならないと思うのはおそらく国民の大多数だろう。

地方を良くするために、我々は何ができるのだろうか。まず、地方の政治に関心を持つことだ。町や市で予算がどのように使われているのか、自分が投票した議員がどのような仕事をしているのか、目を光らせている人が多ければ多いほど自治体がイキイキとしているはず。そして、国会議員の選挙においても、地方の自治に力を入れている候補を選ぶべきだろう。少なくとも、国の権限をふりかざして威張るような議員は選ばないことだ。

岡山の現状はどうだろう。族議員と言われている人はいないか。


政権交代で政治を変える。日本を変える。

いよいよ総選挙。民主党は、自由党と大同団結。そして岡山では、この国の明日を担うにたる候補者を全選挙区に擁立し、政権交代を目指します。

そこで決戦の時を目前に、若さあふれる衆議院候補予定者たちに集まっていただき、次の選挙に臨む意気込み、政治家としての夢、目標を、江田五月議員とともに語ってもらいました(※この対談の時点では岡山3区の候補予定者は未定だったため、中村てつおさんは、対談に参加していません。、ご了承ください)。

江田 衆議院選挙へのカウントダウンが始まりました。どうですか、今の心境は?

菅 活動開始から間もないので、一人でも多くの皆さんとお会いして、じかに私を知ってもらう機会を持ちたいです。時間がほしい!

津村 待ち遠しい気持ちです。昨年8月に公認内定を頂いてから一年間、「常在戦場」 の覚悟で全力で戦ってきました。ここまでの戦いに悔いはありません。選挙は生きるか死ぬかの戦い。引き分けも努力賞もありません。必ず勝利して、政権交代を実現したいと思っています。

柚木 候補者になってびっくりしたのは、とにかくハードだということです。自分で信じられないほどやせました。よく 「ポスターとは別人みたい」 と言われます(笑)。でも、やるしかない!! この一語に尽きます。

はた 必ず小選挙区勝利をめざして、最後までガンバルゾォ! とにかくみんなで岡山の自民党をぶっ壊したいです。

変革をめざすなら民主党

江田 皆さん、闘志満々、頼もしい! 一分一秒が貴重なこの時期に集まってくれて、本当にありがとうございます。こうして勢揃いできるチャンスはなかなか作れない。せっかくの機会だから、今日は皆さんにいろいろとインタビューしようと意気込んでます。まずは、立候補の動機や抱負から聞かせてくれますか。

菅 私は10代から、子どもの権利確立や若者の政治参加をめざすNPO活動に携わってきました。その中で、子どもや若者の想いが伝わらない政治・行政に対して感じ続けてきた 「もどかしさ」が、今回の立候補につながっています。

江田 なるほど。津村君は?

津村 「日本のトニー・ブレアになりたい」というのが立候補の動機です。

江田 ほお。そういえば津村君は英国留学の経験があるんでよね。

津村 ええ。オックスフォードで江田さんの後輩にあたります。留学した時に目の当たりにした、国民に愛されているトニー・ブレア首相の自信に溢れた姿は、とても印象的でした。新しいリーダーが「若い力」で老大国イギリスを再生させていく姿を見て、「いまの日本に必要なのは、トニー・ブレアのような若く新しいリーダーだ」と強く感じたんです。その後、現実に政治の道を歩むべく背中を押してくれたのは、民主党の候補者公募と江田さんとの出会いです。あまり信じたくありませんが、「運命」というのはあるのかも知れませんね。

江田 ありがとう。身の引き締まる思いです。それにしても候補者公募に、若い人たちが沢山応募してくれたのは、非常に心強い。はたさんは、民主党のどこに魅力を感じたの?

はた すみません。私は論文を書きたくて、それで民主党の候補者公募に応募したら合格してしまったんです。そして3年前に強く要請されて、悩んだ末に立候補し落選して、そこから本当の第一歩を踏み出したような気がします。前回の衆議院選挙では、私のような至らない候補者を、沢山の方々が支えて下さいました。今は、次は絶対に当選して岡山5区の代弁者になるぞ、と決意しています。

菅 次の衆議院選挙でも、全国各地で20代・30代の民主党候補が挑戦するでしょう。仲間が大勢頑張っているんだと思うと、私も勇気がわいてきます。民主党は、政官業の癒着構造を壊せる唯一の政党だと思います。期数や年齢に関係なくチャンスがあり、議員立法にとりくむ政治家が多い。HIV感染者や視覚障害者など、多様な立場の国会議員がいるのも魅力ですね。

柚木 利権にどっぷり浸かりきった人、政党に改革などできるはずがないですよ。出るなら、若く、しがらみのない民主党から以外あり得ないと、僕も思っていました。

民主・自由合流で選択肢を示す

江田 民主党と自由党が、菅代表と小沢党首の決断で、合併します。私は、合併大会の準備委員長で、大会を成功させなければならないし、合併そのものを実りあるものにしなければいけないと思っています。皆さんは、今回の合併をどう受け止めていますか?

柚木 今、大同団結しなくて、いつするんだ、と言いたいですね。まず、政権交代で政官業の癒着をなくすことから始めなければ、本当に政治を変えることはできません。

菅 野党が結集し、国民に対して自民党に代わる政権の選択肢を示すことが重要なんです。今回の合流で、国民の皆さんに政権交代のリアリティを感じていただけていると、私は思っています。

津村 2大政党制の実現に向けた大きな大きな一歩であり、今の日本に必要なことです。歴史に残る大決断ですから、評価も色々あるでしょうが、私たち候補者は評論家ではなく、結果責任を負う政治家です。この合併を成功させること以外に、私たちの進むべき道はありません。

はた 私も賛成です。現実的な話で恐縮ですが、持に保守色の強い私の選挙区ではプラス効果が期待できます。できれば小沢一郎さんに応援に来てもらいたいです。

江田 なるほど。皆さん、民・由合併を積極的に評価しているわけですね。僕は、自民党がどんなに悪いことをしても、政策運営に失敗しても 「退場」 しない日本の政治システムを変えなければと決意して、政治の世界に飛び込みました。そして、政権交代が普通のことになり、政治が間違ったら、有権者の責任で正すことが出来るようにするために、一貫して頑張り続けてきました。今、その大きなチャンスが訪れようとしている。

政権交代を実現するということは、今ここにいる皆さんが選挙に勝つということです。ぜひとも頑張っていただきたいし、私自身も全力で皆さんを応援します。私の県内の応援団である江田五月会の皆さんにも、ぜひとも大きなお力添えをいただくよう、僕からも精一杯お願いするつもりです。

初志を貫き政策実現を

江田 では、攻守ところを代えて、皆さんの方から私に質問があれば、何でもどうぞ。

菅 若いとき、還暦のご自分を想像したことがありますか。

江田 還暦の自分の姿は、皆さんの年齢では想像したことがありませんでした。その時その時で、全力投球してきたと思います。気がついたら、参議院民主党の中で、議員歴最年長となっています。若い皆さんに早くバトンタッチするため、この数年が一番大切だと思っています。

津村 辞めたとき、何を成し遂げたと思いたいですか。

江田 政治家をやめるとき、これだけ大勢の人たちが、私が歩いた道を一緒に歩くようになってきたと言えれば、本望でしょうね。民主党政権でやりたいことを、一つだけ選ぶとすれば、そうねえ、利権政治にストップですね。その決め手は、中身を伴った分権です。

皆さんは、当選したら何に取り組みたいですか?

はた 地域から作り上げた4つの政策(元気高齢者政策。農林業の所得保障政策。雇用と中小企業経営改善支援政策。子育て支援政策)を実現したいです。

柚木 税金の使い方を変える。国会議員定年制。「政治は究極のサービスだ」という私のスローガンを一つひとつ形にしていきたいですね。

津村 日本経済を力強く立て直します。日本の経済をダメにしているのは、多様な人材を活用できない雇用システムです。「年功序列」と「減点主義」がその元凶。若い力にチャンスを与え、やり直しの利く社会を創ることで活力ある強い日本を創りたいと考えています。8年間勤めた日銀で果たせなかった日本経済の再生を、政治の世界で実現します。

菅 世代間に公平で持続可能な年金制度。選択肢が多く、やり直しの可能な教育。立法・質疑はもちろん質問主意書・資料請求・説明要求など議員機能を積極的に活用して、同じ思いをもつ市民と協働して活動できる「使い勝手のよい」議員をめざします。

江田 どうかその初志を貫いてください。この次は、国会で皆さんと勢揃いできるよう、一緒に全力で戦い抜きましょう。


五月会は全力で、衆議院候補を応援します!!

●二十日会より

発足から早いもので1年が過ぎようとしています。メンバー相互の興味ある催しや、得意とする分野での体験談の披露などで更なる発展を。不透明な感覚の今日、懸命に頑張って毎日を過ごしましょう。  庄 公寿

●アゼリア会より

先日「わかな」 でアゼリア会昼食会を持ちました。暑い日に涼やかな空間とおいしい食事。ナンテ幸せ!! そして五月さんの国会報告(?)と衆議院議員候補の若々しい話。ガンバレ!! おばさんたちは応援しているぞ、と思った一日でした。 K・Y

●旭中学校五月会

去る、8月16日に旭中学校の同窓会が開催されました。それに先立ち、来年の江田五月選挙必勝のために、「旭中五月会」準備会を開きました。そこで15人の世話人が決まり、代表世話人に富士松照子さんと庄公寿さんが選任され、今後の活動をして行くことになりました。

●朝日高校五月会

旭中学校五月会の再立ち上げに刺激され、「朝日高校五月会」の建て直しも行うことになりました。当面35年卒業の河原昭文五月会会長を中心に36年・37年卒業生を対象に準備会を順次開催して行きます。

●江田ファミリーの会結成へ

今まで江田選挙の原動力として活躍してきた「親族会」をさらにパワーアップするべく、新たに江田五月夫妻が仲人を勤めたカップルや、結婚式に参加した方々の力を総結集して「江田ファミリーの会」を結成します。秋の設立総会に向けて、世話人を募集中です。積極的なご参加をお待ちしています。


誰にでもできる選挙活動

民主党の候補(予定者)を応援したい方々のために、公職選挙法を守りながら有効な応援をする具体的な方法をお伝えします。

【選挙が始まるまでは】
(1) 後援会に入ってください。入会される方を紹介してください。
(2) 政治活動用のポスターを貼ってください。集会を知らせることから始まります。
(3) ホームミーティングをしましょう。
 候補予定者を家庭に呼んで、家族や友人とじっくり話を聞くことが一番です。
(4) 選挙用はがきを準備するために、推薦人としてはがきを書きましょう。
 選挙の公示後に向け、候補者に投票を依頼する推薦人つきのはがきを出します。

【選挙が始まると】
(1) 電話で投票をお願いしましょう。
 無制限に出来る選挙運動です。しかし、朝早くや夜遅くは逆効果です。
(2) 演説会に友人を誘いましょう。
 本気で政権交代を語る候補者の話を聞けば、新しい支持者になること請け合い。
(3) 人と会ったら、投票のお願いができます。
 道などで出会ったり、自宅に訪ねて来た方に「○○候補に1票を」と言うことができます。専門用語で「個々面接」というそうです。
(4) 選挙期間でも、有志に呼びかけて、集会(演説会)をセットしてください。

マニフェストQ&A

最近「マニフェスト」という言葉をよく耳にします。マニフェストと従来の「公約」とはどう違うのか、民主党はどんなマニフェストを掲げて次の衆議院選挙に臨むのか、湯川憲比古・江田五月会事務局次長に聞きました。

Q マニフェストとは何ですか。公約とどう違うのですか?

「政権公約」のことです。イギリスのブレア首相が行った手法で、従来の抽象的ではなく、数値目標手順・期限・財源などを具体的に示した公約集です。ブレア首相は公約の達成状況を政府の年次報告書で国民に示しています。民主党は次期総選挙を、マニフェスト(政権公約)を掲げてたたかうことを決定しています。

Q マニフェストは、どのようなプロセスで決められるのですか?

民主党は、これまで数多くの議員立法の法律案を国会に提出してきました。その中の多くはマニフェストの中に入ると思います。その他にも、総選挙の目玉となるような骨太の政策を、民主党の政策決定機関である「次の内閣」で検討中です。合併パートナーの自由党の日本一新11 法案の中の3法案もとり入れます。9月末の新民主党結党大会で正式発表する予定です。

Q 民主党のマニフェストのポイントは?

自民党は、そもそもマニフェストを作るかどうかも決まっていません。民主党は、20兆円の補助金を原則廃止して、15兆円の一括交付金を地方財源とします(小泉さんは4兆円のみ)。高速道路を無料化して、道路公団は廃止します(民営化は永久有料制で、何も変わらない)。郵政は、最大の問題である特殊法人を原則廃止します(自民党は天下りも含めて何も変えられない)。違いは明らかです。


衆議院選挙区総支部だより

■第1区総支部 菅源太郎 事務所

誰でも立ち寄れる敷居が低くて雰囲気の良い事務所。
そんな事務所を作れたらいいですね。


菅源太郎が岡山で活動をはじめて約2ヶ月がたちました。11月初旬に総選挙があるとすると、今がちょうど折り返し地点を過ぎたところです。自分としては、「もう2ヶ月も経ったの!?」という思いで、やりたいことがなかなか思うようにできなかったというのが正直なところです。これからは徐々に自分のやりたいことを進めていくつもりです。

9月7日の事務所開きと同時に、事務所2階に「菅カフェ」と称して何にでも利用できる自由な空間をオープンします。菅カフェでは毎週土曜日に社会学者の宮台真司さん、ハンセン病訴訟元原告の森元美代治さんなどの多彩なゲストを招き菅源太郎とのトークイベントを行います。平日でもいろいろな工夫を凝らして、敷居の低い空間にしていきたいと思っています。岡山で活動をはじめる前に、知人から「イベントに走りすぎるなよ」と釘を刺されましたが、もちろんそれには注意して、他の要素(街頭宣伝、ミニ集会など)と絡めながら菅源太郎の支持を拡大していくつもりです。「菅カフェをどう使うか?」 みなさんのアイデアを随時募集中です。
加藤 義直

■第2区総支部 津村啓介 事務所
〒703-8271 岡山市円山 87-17
Tel.086-277-9900 Fax.086-277-9966

「若い力を国会へ」送りこもう!
2区全域を巻き込み、選対いよいよ始動!


風雲急を告げてきました。津村事務所の活動も、急速に大きな渦にふくれあがっているところです。「選対」がいよいよ立ちあがろうとしています。春の統一地方選でお手伝いをさせていただいたものの…津村にしろスタッフにしろ、選挙の中心に座ることになるのは初めて。数え切れないほど多くの方々の知恵と力をお借りして、なんとかかんとか、「選挙とはいかなるものか?」を学びつつあります(永久に修了証書はもらえない気もしますが)。

会議、相談、またまた会議に相談。ごあいさつにお願い、交渉。ほんの少し前までは考えられなかったくらい、ツムジムメンバーはいろんな人にお会いし、めまぐるしく移動し、パソコン前で呻吟しています。けれども毎日確実に、人の輪が広がっていくのを実感しています。それはもう快感!選挙を目標に据えた活動とは、うねりにも似た、人の大きな流れに身を投じることでもあるのですね。他のどんな仕事とも違う種類の、大事業です。最後まで疾走します。
神田 一恵

■第3区総支部 中村てつお 事務所

「中村てつお」を新代表に、
3区総支部が“新装開店”しました!!
前回の衆議院選挙では、皆さまの大きなお力をいただき、ありがとうございました。その後、支部活動は「開店休業」となっていましたが、熱烈な民主党支持者との連日にわたる会議を経て、中村てつおさんを新代表とする第3区総支部が「新装開店」いたしました。

中村さんは働き盛りの48歳で日本PTA全国協議会幹事も務めた、教育の専門家。皆さまの温かいご支援と叱咤激励を、どうぞよろしくお願い申しあげます。
木下 素典

第4区総支部 柚木みちよし 事務所
〒710-0833 倉敷市西中新田 548
Tel.086-430-2355 Fax.086-430-2266
http://www.yuzu.jp/

現在“柚木みちよし”は、
街宣活動や訪問活動を中心に日々奮闘中です。


7月26日には『堅苦しいだけが政治じゃない!!』と題し、〜ミュージック&ダンスレボリューション2003〜を倉敷芸文館アイシアターで開催しました。200席の会場に、立ち見が出る程の大盛況でした。今までにない形のイベントで「楽しかった!!」と皆様に喜んで頂いたようです。

もちろん楽しいだけでは選挙は戦えません。今後はいよいよ来たるべき解散、総選挙に向けての態勢を作ってゆかなくてはなりません。更に活動の幅を広げるため、活動に協力して下さる方をお待ちしています。また、事務所に遊ぶに来て下さる方も大歓迎です。いよいよ、総選挙も近づいている予測もあって、柚木みちよし及びスタッフ一同、一丸となってゴール目指して頑張りますので、ご支援の程を宜しくお願いします。
福田 玄

第5区総支部 はたともこ 事務所

http://www.hatatomoko.org/

総社、金光、新見で “事務所開きパーティ” 開催


第五区では「江田五月・はたともこ」と語る会を各地で開催しております。6月7日には阿哲郡内3ヶ所で、7月12日には川上郡内で3ヶ所、8月23日には、芳井町・美星町・矢掛町・真備町の4ヶ所で開催し、多くの皆様と語り合うことができました。

金光事務所においては、事務所のお披露目と決意の意味を込め、8月24日に“事務所開きパーティ”を開催いたしました。ワンコイン500円の会費制で、バーベキュウやおでんコーナー、流しそうめんなどを楽しんでいただき、お子さま(もちろん無料)には、スイカ割や花火も用意して、盛り上がり“はたともこ”らしい夏祭り風のパーティとなりました。

この事務所開きパーティは、7月5日の総社事務所に続いて二度目であり、8月31日には新見事務所でも開催しました。
押野 りか

中桐さん繰り上げ当選

中国ブロック比例区選出の衆議院議員、山田敏雅さんが8月3日投票の福山市長選挙に立候補し、国会議員を失職したため、中桐伸五さんが繰り上げ当選となりました。

中桐さんは前回の衆議院選挙に岡山県第2区から立候補し、次点で惜敗していました。

◆中桐さんからのメッセージ
この度、衆議院議員としての任を再び頂きました。先の総選挙で5万余票のご支持を頂きましたことに対して、改めて御礼を申し上げます。私1996年に初めて国政に挑戦した時の決意とその後の政治経験ならびに公設国際貢献大学校教授としての経験を踏まえ、任期の許す限り、ご支持頂いた有権者の方々の負託に答えるべく努めて参る所存でございます。

                      衆議院議員 中桐 伸五


えだまめ会、活動中
前号の五月会だよりに掲載した江田五月議員とティーンエイジャーたちのフレッシュな対談がきっかけとなり、「えだまめ会」が誕生しました。

「えだまめ」は、スタッフは全て30才以下で運営しています。講師は1回目は菅源太郎さん、2回目は井坂信彦さんでした。また、先日行われた3回目は 「体罰の是非」 というテーマで肯定派、否定派に分かれてディベートし、裁判官役の江田五月さんが絶妙な判定を下しました。その後は、手作りのパーティーで盛り上がりました。このような会をきっかけに、少しでも多くの若者が政治に関心を持ってくれるといいですね。


事務局通信
いよいよ1区も菅源太郎さんが決まり熱があがってきました。これからご無理なお願いをするかもしれませんが宜しくお願い致します。皆さんの思いを菅さんに託してみませんか (1区担当秘書・小林孝徳) 

去年の夏から6月まで津村事務所のスタッフをしていた身としては思い入れも一入なので、この秋は完全燃焼で頑張ります。がんばれ津村さん!!! (2区担当秘書・清水俊平)

残暑お見舞い申しあげます。まず、過日の台風で被害に遭われた方の心中ご察知申し上げます。また、美作五月会総会に多数のご参加をいただき、ありがとうございました (3区担当秘書・木下素典)

衆議院4区(倉敷市・早島町)選出の代議士と言えば…。元総理に一泡吹かせるためにも、黄色いポスターの柚木さんと皆さんとでタッグを組んで、岡山から日本を変えます!(4区担当秘書・時尾博幸)

5区内の26市町村に、衆参合同での選対を構築し、勝利の二文字に向け取組んでいます。時は動いています。より一層のご支援をお願いします (5区担当秘書・山田徳裕)


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