2003/06 五月会だより No.103 ホーム主張目次たより目次前へ次へ

貫徹   高校生と対談
アンケート結果
落下傘候補

総支部だより
選挙Q&A
事務局から

◆一貫二十四年、改選まで一年

五年前、生まれたばかりの民主党で国政に復帰して以来、全力疾走を続け、改選まで残り一年となりました。一九七七年に、父・江田三郎が命懸けで求めた新しい政治の遺志を継いで国会に出て以来、私の議員歴も既に二十四年。この間一貫して、利権まみれの自民党政治とは無縁の、新しい政権を求め続けて来ました。

時代はすでに、二十一世紀となっているのに、日本も世界も、暗雲いまだ晴れません。しかし、夜明け前が一番暗いと言います。正念場です。この機会に改めて、初志を貫徹するため、全力をふりしぼることを誓います。

◆軍事力か国連中心か

イラク戦争で、アメリカの単独行動主義により、私たちは世界の現実を思い知らされました。国連創設のときの理想を再構築して、あくまで恒久平和の実現に向かって頑張るのか、法の支配はあきらめて、軍事力に翻弄される時代に逆戻りするのか、大きな分岐点に立っています。

小泉首相はいとも簡単に、アメリカ支持へと舵を切りました。国連の強化よりも、アメリカの力に身を委ねようというのです。中国などアジアの国々との信頼関係を軽視して、どうやって北朝鮮問題に対処するのでしょうか。今日の安易な選択が、明日の大きな危機を引き起こすことが、真に危惧されます。

◆政治不況で崩れる日本

国内では、経済が大変です。リそな銀行への巨額な資金投入は、98年以来5年間の政府の金融健全化政策の失敗の結果です。小泉首相は、構造改革もデフレ対策も口先だけで自らリーダーシップを取らず、竹中大臣に丸投げして知らぬ顔をしています。政治不況で、日本が崩れ始めています。

民主党は独自の予算案を発表しました。ムダな公共事業を削減して、雇用・福祉・教育・子育て・環境・街づくりに8.8兆円を重点投資します。補助金を原則廃止して、15兆円を地方財源とします。地方の力で日本再生です。

◆岡山から政権交代を

私が先日審議した心神喪失者法案では、審議の最中に、税金から出た巨額の補助金や委託金が、厚生族議員に政治献金として還流していました。錬金術政治に終止符を打つには、自民党政権の退場しかありません。それが民主党の役割なのです。

懸案だった党の結束も、昨年末の菅・岡田執行部の成立で、目覚しく前進して来ました。緊急事態法制でも自由党との合流問題でも、多様な意見を集約してしっかりした結論を出し、全党一丸となって乗り越えてきました。菅直人グループの座長としての私の責任も、重大です。

私は今、党本部の総合選挙対策の中心にいます。地元・岡山でも、若い衆議院議員誕生のため、全力投球中です。岡山県で3議席以上獲得して、自民党体制に風穴を開けることができれば、確実に日本の政治が変わります。

乾坤一擲の一年。最大限のご支援をお願いします。

江田五月


出発のためのメモランダム  江田五月の原点を訪ねて

第一回 「幼いころ」

父は参議院議員になってから、二十七年四月に発刊する日刊紙「社会タイムス」に全力を投入していた。二年半しか続かずに(というべきか、あるいは悪戦苦闘のなかで、二年半も持ちこたえてというべきか)廃刊してしまうのだが、議員報酬など全収入を「社会タイムス」に注ぎ込んだ。

講和問題や社会党分裂について、さっぱり記憶にない私だが、家が経済的に苦しかったことだけは強く印象に残っている。たとえば、級友の家へ遊びに行って、ケーキをごちそうになった。こんどその級友が私の家へ遊びに来たので、母に「ケーキを出してくれ」と要求した。もちろん断られたうえ、友人が帰ってから、「家では、ケーキなんか出すお金はありません」と、こっぴどく叱られた。こんな情けない思いを続けていたわけだ。国会議員なんてものではない。倒産寸前の中小企業の生活という感じだ。

挿画:蔵本浩司

こんな事情のためか、当時までの生活の実感は、貨幣経済を基本としたものではなかったように思う。売買以外の方法で、できる限りのものは調達し、どうしても不足するものだけを買っていたと思う。捨てる物は極めて少なく、何でも再利用していた。今は資源危機の下でリサイクルが強調されているが、私たち日本人は、とっくの昔にこれを経験している。忘れないようにしたいものだ。

西大寺の女学校を出ていた母は、当時としてはモダンな方だったのだろうか。党活動の中で文化活動をかなり積極的にやっていた。家や公民館を会場として、講師を呼び、版画教室や人形作りの講座をやっていた。レコードコンサートもあった。電蓄やレコードはもちろん借り物。レコードはSPだ。メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲などをおぼえているが、もちろん楽章の途中でプツリプツリと切れるし、合計四、五枚のレコードを表裏とっかえひっかえかけ直す忙しさだったはずだ。グラフや表を使って「戦闘機一機作るのに何億円かかる。住宅が何千戸建つ」というような内容の学習会もあった。再軍備が政治問題になっていた時期だった。

※この文章は、江田五月・著「出発のためのメモランダム(講談社)」より、抜粋したものです。


未来を担う若い君たちが夢を持てる政治を創ろう!
対談 江田五月 VS 高校生の皆さん

「政治離れ」 「政治に対する無関心」は、日を追うごとに高まっているかに見えます。一方で、そうした風潮をほくそ笑むかのように、自民党をはじめとする与党は利権の構造を守り、もはや待ったなしの改革を次々と先送りしています。未来を担う若い人たちは、この政治の現状をどう見ているのか。どんな夢を描いているのか。3人の高校生の皆さんに、江田五月議員とざっくばらんに語り合っていただきました。

教育の現場にも、社会にも、閉塞感がじわじわと広がっている?
●参加者
江田五月議員、A くん(高校3年)、B さん(高校2年)、C くん(高校2年)

↑ 左から、Cくん、Bさん、江田議員、Aくん

江田 初めまして。皆さん、高校生?

三人 はい。

江田 どうですか、高校生活は。最近、けっこう窮屈になってきたなんて話も耳にするけど…。もっともこれは学校だけに限ったことじゃなくて、この十年ほどの間に、世の中が何か堅苦しく、自由にモノが言えなくなってる気がするんですけど、そんなことは感じない?

A 僕は今までやりたいことをやって、言いたいことも言ってきた気はしますけど…。

江田 僕の高校時代に面白い友達いてね、学校に下駄で来て、先生に「なぜ下駄がいけないんですか」って言ったりしてた。僕なんかそいつと一緒に、運動会が終わった後、看板とかごみが出るでしょ、それを燃やして大騒ぎしようとしてね、そしたら先生が「そんなことは許さない」って飛んできて。その頃、僕は生徒会の役員をしてたから、生徒総会開いたんだけど、定足数に足りず、結局議決にならなかったんだけどね。僕らは退学まで覚悟して先生と正面からぶつかってたけど、当時は世の中はかなり大らかで、PTAも僕らのそんな行動を許容してくれてました。

B そんな時代に比べたら、かなり窮屈かも知れない。

C 僕はこんなもんじゃないかなとは思いますけど。

B 確かに、なんとなく窮屈だなって雰囲気は、先生や友達から感じるんですよ、それが何かは分からないんですが…。

江田 多分ね、生徒の方より先生の方が窮屈になってきてると思うよ。

A 先生たちが手をあげなくなりましたよね。でも分からない人には殴ってでも教えるべきだと、僕は思いますけどね。

江田 「殴ってでも教えろ」っていっても、強制して意味があるのかな? 絶対主義になってしまうんじゃない? 教師や親の体罰でうまく育てばいいけど、そうじゃない人がたくさんいるんだよ。体罰にしても心を傷つけるような言葉にしても、大人になってもそこから立ち直れない人もいる。そういう視点も忘れないでほしい。

国民に、しっかりとした政治の選択肢を提供することが、民主党の使命。

C 質問していいですか? 僕が今、一番関心を持っているのは、特に自由党との合流問題なんですけど。僕的には勘弁して欲しいんです。

江田 なぜ?

C 自由党と合流しても、民主党にはメリットがないと思うんですよ。

江田 C君は、そういう話、好きなの?

C はい。結構。

江田 面白いね。よく「若者の政治離れ」なんてことが言われるけど。Bさんはどう?

B ちょっとはありますけど…。あまりないですね(笑)。「すべてを一つに」という考え方は好きじゃないんですよ。色々な考え方があるほうがいいので、私は反対です。

江田 なるほど。色々な考え方を認め、同時に協力関係も大切にする。この両方を成り立たせるのが連立政権で、そのために民主党もがんばるんだよね。A君はどう思う?

A 僕はこの二人より年上なんですけど、そういったことに対しての知識がホントにないんですよ。僕は逆に、政治家の側は、政治に無関心な人たちをどうお思っているのか、江田さんに聞いてみたいです。

江田 僕はね、1977年(昭和52年)に父(江田三郎)の後を引き受けて政治の世界へ飛び込んだ。学生時代には自治会の委員長もやって留置所暮らしをしたこともあるし、政治に関心がなかったわけではないけど、一家で政治をやるのは一人で十分じゃないかと思って裁判官になりました。

その当時、父が言っていたのは、「一つの政党だけが、どんなに国民を苦しめても、どんなに政治を利用して金儲けしても、ずっと政権を担当するのを許すと、世の中よくならない。特に民主主義は国民が政治を決めるんだから、一つの政党しか政権を持つ力がないんなら、国民に選択肢がない。国民に決めてもらうなら選択肢がないといけない」ということでした。この思いは、その後、政治の道を歩む決断をして以来、僕が一貫して抱いている原点です。

国民に政治に関心をもってもらうなら、まず政党が、今の政治と別の選択肢を持つようにならないといけない。広く国民に根をはった、自民党に代わって政権を担えるような、質の面でも量の面でもそういう政党を作ろうとして民主党を作った。だから政治に関心を持ってもらおうというのは一番の民主党の目標ですよね。

B でも、やっぱり政治への関心って、低いままですよね。

C 僕たちの世代に関して言えば、選挙権を持っていないと言うこともあると思う。

A 今の同世代の人たちって、ニュースの外側だけみて、中身は何もわかんないって言う人が多い気がします。だから小泉さんのような、「感動した!」とか、ひと言で言い切っちゃう人に人気が集まるのかな。それと、やっぱり選挙権を持ってみて関心持つ部分もあるんじゃないかなと思います。

江田 でも、例えばこれから先、皆さんが40代くらいになった時、給料の半分くらいを税金としていただかないと、今の年金制度が維持できなくなるかも知れない。その時、今のまま年金を支払うべきだとして給料の半分を税金で取られるか、もう年金制度をやめにしようとなるか、これは政治が決めることなんだよね。そして政治の源は国民なんですから、結局は国民が決めるんですよね。だからやっぱり関心は持たないといけないんだと思いますよ。どんなに嫌でも、面倒でも、政治がいくら遠くてもね。

一人ひとりが「変えよう」としなければ、日本はいつまで経っても変わらない。

江田 ところで皆さんは、各政党についてどんなイメージを持ってる?

C 自民党はね、何だかんだいって自民党かな、と。政権を取るならやっぱり自民党みたいな力があるところじゃないと無理かなって感じですね。

江田 どうして?

C お金。

江田 やっぱり世の中金?

C そうじゃないんですよ。お金があるし、ものすごい支援団体がついている。民主党はゼロからやってるから、厳しいですよね。

江田 お金と組織がある政党が強いってこと?

C 現状で言えばそうですね。

江田 なるほど、わかった。自民党は金と組織の政党である。で、現状の世の中は金と組織、だから自民党政治は変わらないと。

でも考えてほしいんだけど、たとえば特殊法人の問題。何で道路公団があるかをよく考えたら、実は、道路公団にぶら下がってるいろんなゼネコンとか、国土交通省の天下りとかそういう人のためにあるんじゃないか。日本中に採算性のない高速道路を作って大赤字出して、でも誰も責任を取らない。諫早湾の干拓なんて、何十年も前に決めたことです。その頃は農地は必要だった。でも今は農家の人に「米を作るな」って言ってるんでしょう。それなのに農地作るのに2500億円のお金を注ぎ込もうとする。何でそんなことをするのか、理屈は色々つけるけど、実際のところは、そのお金が農地を作るゼネコンにいって、そこから自民党の政治家に入って、そのお金で選挙やる。とうとう長崎県の自民党県連の幹事長が逮捕された。自民党が組織とお金があって強いというのは、こういうことなんですよ。これはやっぱり日本を変えないと。

B おかしいと思うし、変えなきゃいけないと思う。でもどうすれば変えられるのかが…。

江田 それを今まさに変えようとしてるんですよ。このまま行くと、君たちが社会に出ようという時には、日本経済はもっと悪くなっているかもしれない。政治を変えなきゃどうにもならない。自民党は確かに強いけど、強いからしょうがないと言ってたんじゃ、世の中全然よくならない。だから頑張って変えようとしないといけない。

とにかく若い皆さんには大きな夢を持っていただきたい。大きな夢を持っても、妥協せざるを得ないところはあるんだから(笑)。とにかく大きな夢を持って頑張ってください。嫌、僕も頑張る。一緒に頑張ろうよ。


アンケートの集計まとまる
市民が主役の新しい政治を創るキーパーソンとしての役割に期待

1年後の参議院選挙へ向けて、江田五月の活動方針をつくるために、「江田五月アンケート」を党員・サポーターのみなさまを中心に行いました。急なお願いでしたが、165名の方から回答をいただきました。ありがとうございます

【第1問】江田五月の政治活動を評価しますか?


【第2問】江田五月を評価する(あるいは評価しない)理由は何ですか?
  評価する理由   評価しない理由

政策で評価する人が少ないのが気になります。江田五月は政策通として、さまざまな実績をあげているにもかかわらず、それが支持者の皆さんにきちんと伝わっていないことは、広報面での大きな課題と言えます。

評価できない理由では、存在感が41・7%と最も多く、テレビヘの出演が少ないことも含めて、存在感と行動力のアピール不足が指摘されました。

【第3問】江田五月に期待することは?
菅直人の後見役として、民主党中心の新たな政権づくりをめざす…29・3%、法律の豊かな知識を生かし、憲法問題や重要法案の議論をリードする…29・0%、市民派の代表として市民政治の発展に尽くす19・9%、県選出の参議院議員として郷土の発展に貢献する…10・4%、国際派・人権派議員として平和な世界づくりに貢献する…10・1%。その他では、「若い力の育成」というご意見もありました。

【第4問】重視する政治課題は?


政治改革24・7%、行政改革16・8%、景気・雇用対策16・8%、高齢化社会への対応13・3%、以下、教育、平和、福祉、少子化、環境、人権と続きました。ご意見欄には62・4%の人が意見をお書き下さいました。すべて貴重なご意見として生かしたいと思います。

 落下傘候補が政治を変える!?  羽場頼三郎

政治の世界に、落下傘候補という言葉がある。地縁、血縁の無いところで選挙をする人のことをいうようだが、あまりプラスのイメージは無かった。しかし、現在ではそれが少し変ってきた様だ。

民主党の細野豪志衆議院議員が「パラシューター」という本を出したが、そこでは自身が落下傘候補として、縁のなかった静岡の地で奮闘した苦労と喜びを赤裸々に書いている。選挙に地縁血縁はつきものという常識が崩れてきているのではないか。いい人がいい有権者に支えられて議会に出ていくという流れは、時代を変えるかもしれない。

静岡に例を取らなくても、わが岡山県には衆議院議員の予定候補だけでも、2区の津村、5区のはたの二人がゆかりの薄い地で健闘している。4区の柚木もそれに近い。政界では、候補者のことを「タマ」と呼び、「良いタマ」とか「悪いタマ」とかいう。タマが良ければ、選挙区を選ばないというのも、昔から言われてきたことだ。それからすれば、選挙で重要なことは、ジバン、カバン、カンバンではなくて、有権者を納得させる政策と人格ということだ。

日本の社会がおかしくなっていている、とか沈没をするのではないか、という話を良く聞く。社会を構成しているのは、他でもない人間なのだから、人間が良くなければ、社会全体が悪くなるのも仕方がない。しかし、どう考えても人間が悪いとは思えない。良い人材が適正に配置されていないところに問題があるのではないか。本来なら、政治家は社会を住みよくし、社会に尽くす人のはずで、子供たちの中にも将来政治家になりたいという夢があったはず。でも、最近は政治家と選挙のイメージが悪すぎる。政治家は「威張る」「金儲けをする」「自分のことしか考えない」というふうにとらえられている。特に若い人に。

政界に出るには、金がなければ、組織が無ければ、親が有名でなければ、といった迷信があるかぎり、日本は良くならない。落下傘候補は日本を良くする原動力になるかもしれない。


衆議院選挙区総支部だより

第2区総支部 津村啓介 事務所
〒703-8271 岡山市円山87-17
Tel.086-277-9900 Fax.086-277-9966

keisuke@tsumura.org

第2区総支部(通称ツムジム)では、津村啓介(通称つむつむ)の活動を支えて、スタッフ一同東奔西走しています。ツムジムというと、ある日あるとき「『怒涛のポスター貼り』が有名だよね」といわれました。もちろん、街中に掲示させていただいたツムラのこぶし、そしてその過程でお会いしたたくさんの人たちはツムジムの大切な財産です。

でもこれからは、「ポスターの数もすごいけど、他にもいろんなことしてるよね」といっていただけるよう、活動の幅を広げ、事務所としての包容力(!)を深めるため、一同がんばります。応援してください! 
神田 一恵(通称かんぞぅ)

第4区総支部 柚木みちよし 事務所
〒710-0833 倉敷市西中新田 548
Tel.086-430-2355 Fax.086-430-2266
http://www.yuzu.jp/
yunoki@yuzu.jp

柚木みちよしは現在、倉敷・早島地区で1300枚以上のポスターを貼らせて頂き、街角で『黄色いポスターの人だ!』『「ゆず」れないの柚木さんですよね?頑張ってください!』と声を掛けられるようになりました。

5月以降は、支持者の方のお宅や公会堂などをお借りして、江田五月参院議員をはじめ他の議員の方々とも共にホームミーティング、ミニ集会中心の活動を行っています。皆様のお声を聞かせて頂きながら、皆様にも柚木自身を知って貰おうと頑張っている所です。困難の中にこそ活路あり。総選挙に向けてスタッフ一丸となって頑張ります。
宇田 創(うだはじめ)

第5区総支部 はたともこ 事務所
http://www.hatatomoko.org/
okayama-5@hatatomoko.org

日差しが強くなってきましたが、みなさま、紫外線対策はしていらっしゃいますか?皮膚がんや白内障、免疫力低下を招く有害な紫外線が、オゾン層破壊によって増えていることはご存知でしょうか? この紫外線の問題やダイオキシンなどの環境問題について、また、病後児保育などの子育て支援について、2児の母親としての経験・実感を踏まえ、私も“はたともこ”とともに取り組んでいるところです。

さて、4月に“はたともこ”の金光事務所が新しくオープンいたしました。お近くにおいでの際は、ぜひお立ち寄りくださいね。 
押野 りか

こが知りたい! 参院・衆院選挙Q&A

知っているようで意外と知らない選挙の仕組み。この秋にも予測される衆議院の解散・総選挙、そして1年後の参議院選挙が、一体どんな仕組みで行われるのか。江田五月議員はもちろん、県内の民主党衆議院議員予定候補者たちの必勝に向け、どんな活動を進めるべきか、湯川憲比古・江田五月会事務局次長に聞きました。

Q 前回、江田五月が当選した参議院選挙と、次回(04年7月)選挙との大きな違いは?

A 前回は定数2名でしたが、次回は定数が1名で、自民党現職と江田五月のどちらか1名が落選する厳しい選挙となることが最大の違いです。岡山県は全国の1名区選挙区の中で、最も人口の多い県なので、国政選挙では全国最大の小選挙区選挙ということになります。5年前の参議院選挙よりも、7年前の県知事選挙と同じような選挙になると思います。

江田五月対自民党のたたかいです。県知事選の敗北をくり返さないよう、万全の準備が必要です。

Q 参議院比例区と選挙区に重複立候補はできないのですか?

A 衆議院と違って、参議院には重複立候補の制度はありません。ですから選挙区選挙で1票でも負けれは落選で、惜敗率で救われるということはありません。県知事選のように、0.6%の差で敗北というようなことがあってはなりません。

Q 衆議院の解散総選挙はいつごろ?

A 民主党本部は、小泉首相が9月の自民党総裁選で再選された後、年内に解散総選挙があると判断しています。民主党岡山県連は、10月解散総選挙を想定して、前倒しの準備をすることにしました。

岡山では既に、2区津村啓介さん、4区柚木みちよしさん、5区はたともこさんの「30代トリオ」の公認候補擁立が決まっています。残る1区と3区にも「若い力」を擁立して、岡山の自民党王国に風穴をあけなければなりません。これは参院選の勝利のためにも不可欠です。衆議院と参議院が一体となった県下78市町村の地域選対の構築(岡山市・倉敷市は学区選対)が重要です。


二十日会だより
中小企業者、頑張ろう  五月二十日会会長 田原清美

零細企業は政治からも見放されつつあると思う。その理由は団体として発言していないからだ。自民党は良し悪しは別として、団体の声を吸い上げている。

かつて私は春日一幸さんが「民社中小企業団体連合会」を結成して活動していたので、岡山県支部を作った。岡山県急便業協同組合を結成(俗に言う飛脚のこと)、軽四から一トン車と貨物個人経営を集団化した。

広島県出身の印刷屋の井上計さんを全国区で当選させた。今まで二つ折であった往復ハガキを平紙にさせ、印刷業界に大きな利点をもたらせた。

県連には、中小企業の声を聞く窓口がないので十四年十一月「五月二十日会(さつきはつかかい)」を発足、毎月二十日夜、情報交換の場として勉強会を開催。草苅・森本・姫井県議、羽場・田原市議も出席して助言。

岡山市内を中心としているが、この記事を読まれた業者の方は入会してください。


アゼリア会だより
統一地方選の応援   河原ミサ子

今回の統一地方選では、主に電話かけの手伝いをしました。市議選は江田事務所から、二人の候補者への支援を訴えました。投票日直前に入って来た「田原危うし」の報を受けての電話かけは、状況説明した上で、「もう一票よろしく」と訴えるもので、慣れているはずのみんなもさすがにくたくたになりました。

県議選では、田原事務所あとの岡北姫井事務所からかけました。田原、姫井それぞれの事務所の方々、支援者、特にご家族とも親しくなれ、人の輪が広がった事を喜んでいます。いよいよ来年は、江田本人の選挙です。気力、体力の衰えを感じつつも、絶対に負けるわけにはいかない大事な選挙と心しています。


新人です。どうぞよろしく。  
五月会・事務局新体制のご紹介とご挨拶


森本徹磨 新事務局長五月会事務局長 森本てつま
前江田五月後援会事務局長の大亀さんの勇退をうけて、新しく事務局長に就任することになりました。大亀さんは超ベテラン、私はまったくの素人、いろいろとご迷惑をおかけすると思いますが、ご指導の程よろしくお願いします。

さて来年は、参議院選挙の年です。岡山は、全国最大の小選挙区、相手は自民党の加藤の紀文さんです。この選挙は江田さんにとって大変な選挙、先の県知事選を思い出して下さい。正に自民党対江田の闘いです。しかし、議席を失う訳にはいきません。どうぞお力をお貸し下さい。そのためにも、江田五月後援会の充実・強化は避けて通れない重要な課題です。若い人の参加も得なければなりません。各地域に応援団をつくっていきたいと思います。

秘書団を中心に、事務所一丸となって頑張る決意です。ご支援ご協力を重ねてお願い申し上げまして、事務局長就任のご挨拶とさせていただきます。

事務局新体制
事務局長
事務局次長
森本徹磨
羽場頼三郎・湯川憲比古・須藤暁子
地域担当秘書 1区 小林孝徳
2区 清水俊平
3区 木下素典
4区 時尾博幸
5区 山田徳裕
事務秘書 富田悦子・小嶋由美子
東京事務所 江田洋一・高杉裕子

事務局短信
【1区秘書・小林孝徳】
お世話になっております。一人でも多くの方の意見に耳を傾け、来年に迫った参議院選挙に必勝すべく奮闘しております。今後ともご指導、ご支援宜しくお願い致します。

【2区秘書・清水俊平】
津村啓介事務所から転籍して2区担当秘書をさせて頂く事になりました。これまで以上に精進いたしますので皆さんのご指導よろしくお願いいたします。

【3区秘書・木下素典】
我々の仕事は、「皆さんが気持ちよく支援をしてくれる環境作り」と「江田を応援してよかった」と言ってもらえることだと思います。結果が出せるように日々勉強です。

【4区秘書・時尾博幸】
今年の2月からお世話になっております。江田議員並びに民主党の更なる発展のため尽力致しますので、今後ともご指導の程宜しくお願い申し上げます。

【5区秘書・山田徳裕】
参院選必勝に向け、5区内の26市町村に選対を構築し活動していくべく取り組んでいます。時は動いています。より一層のご支援をお願いします。

2003/06 五月会だより No.103 ホーム主張目次たより目次前へ次へ