2010年6月1日

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全国高速道路建設協議会 第46回総会
江田参議院議長あいさつ

平成22年6月1日
於 憲政記念館

 参議院議長の江田五月でございます。

 全国高速道路建設協議会の第46回総会が盛大に開催されましたことをお喜び申し上げます。

 今から半世紀近く前、世界銀行の融資を受けて建設された名神高速道路の一部が開通し、日本の高速道路の歴史が始まりました。以来、高速道路は全国にそのネットワークを広げ、現在では人や物の大動脈として、経済活動にも人々の生活にもなくてはならない存在となりました。私も、地元岡山に帰った際には、山陽道、岡山道、中国道、瀬戸中央道、米子道など、縦横に走る高速道路を頻繁に利用し、大変お世話になっています。

 一方で、財政負担の面から、高速道路の整備のあり方が国政の大きな論点となっています。新しい料金体系が導入され、その改定も含め、一般の国民にも身近な問題として広く認識されるようになりました。現在、国会にも政府から高速自動車国道法等の改正案が提出されているところで、議長という立場からはその是非について申し上げることはなかなかできませんが、関係者、そして国民の間で十分に議論を尽くしていただき、公共財としての高速道路がさらに有効に活用されるようになることを願っています。

 結びに、全国高速道路建設協議会のますますのご発展と、ご列席の皆さまのご健勝、ご多幸をお祈りして、ごあいさつといたします。


2010年6月1日

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