江田五月活動日誌 2015年10月 >>日程表 ホーム総目次10月目次前へ次へ

10月16日(金) 九寨溝視察、昼食懇談、チベット仏教寺院、夕食懇談

 今日は、7時にモーニングコールで起床し、朝食を済ませて、8時半からマイクロバスで九寨溝視察に出掛けました。賽は村で、かつて9つの賽で構成されていたので九寨溝県と呼ばれていますが、今では古い賽は3つが残るだけです。県の中心的景勝地が九寨溝と呼ばれ、四川省に3か所ある世界遺産の一つで、雄大な自然が作り上げた水の奇観です。入口に着くと、大変な数の観光客で、今日の入場者は3万4000人だとか。入場者を規制しているようですが、私たちの観光バスは別ルートで能率よく回らせてくれました。

九寨溝入口

 まず、諾日朗瀑布へ。近づくに従い、きれいな滝が見え始めたのですが、最初の滝でまずびっくり。しかし、そんなものではありません。次は鏡海へ。透き通った湖面に険しい山並みと樹木が鮮やかに映り、東山魁夷の絵そのものでした。さらに五花海へ。湖に沿った通路は、観光客でいっぱいでした。そこから箭竹海へ。次から次へと滝が現れ、湖畔の自然も含め、じっくりと回って歩きました。

諾日朗瀑布 - 皆で
同 - 夫妻
鏡海
五花海 - 皆で
同 - 観光客
箭竹海瀑布 - 案内板
同 - 滝
同 - 同

 12時前から、諾日朗餐庁で昼食。唯一のレストランで、5000人を受け入れられるそうです。九寨溝管理局の王局長も同席してくれ、地方料理を満喫しました。

諾日朗餐庁で昼食

 午後からは、長海へ。海抜3204メートルという九寨溝のうちで最も高く最も大きな湖で、観光客も皆ここまで上がって来ていました。さらに少し奥の五彩池へ。その後、珍珠灘、犀牛海、老虎海などと続き、さらに樹正賽、樹正瀑布、樹正群海、芦葦海と回り、とにかく雄大で繊細な自然に圧倒されてしまい、ただ脱帽しました。

長海 - 景色
同 - 観光バス
同 - 観光客
同 - 皆で
五彩池
老虎海
樹正賽
樹正群海
芦葦海

 最後にチベット仏教の寺院を訪ねました。「活仏」と呼ばれる最高位の僧侶が、仏舎利のあるパゴダの最上階までご案内下さり、日中友好会館美術館でも展覧会をしたことのある「タンカ」と呼ばれる仏画がたくさん掲額されていました。

チベット仏教寺院 - パゴダ
同 - 活仏と

 16時過ぎにホテルに帰り、デスクワークの後、18時から2時間半強、夕食懇談会を開きました。アバ州人民政府の張秘書長主催で、同州人民対外友好協会の郎会長、九寨溝県の李紅梅副県長らも参加してくれ、「草原情歌」や「北国の春」の独唱も出て賑やかで和やかなひと時となり、最後に中日友好協会の王秀雲副会長と私から締めくくりの挨拶をしました。

夕食懇談会

2015年10月16日(金)

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