江田五月活動日誌 2015年10月 >>日程表 ホーム総目次10月目次前へ次へ

10月15日(木) 朝食、省政協会談、九寨溝へ、市街視察、南坪曲子鑑賞、夕食懇談、泊

 6時50分のモーニングコールで、7時20分から星山総領事とともに朝食。さあ忙しい一日の始まりです。

朝食

 8時45分にスーツケースを出し、8時50分から1時間弱、四川省政治協商会議のタク(濯の旁)占一副主席らと面談し、意見交換しました。中日友協の王秀雲副会長、四川省友協の羅玉彬会長らも同席し、日本側は全員出席に加えて重慶の星山隆総領事が加わりました。四川省の歴史や地形、文化や経済などを概括的に説明いただき、私から日中友好会館の歴史や諸活動の説明をして、青少年交流の一層の発展に努力することを誓い会いました。最後に記念品交換をして、記念写真を撮りました。

タク(濯の旁)副主席と会談 - 全景
同 - 会談
同 - 記念写真

 10時半にホテルを出て、空路で九寨溝に向かいます。


 10時前に部屋に戻ってデスクワークの後、10時半にチェックアウトをして成都空港へ。待合室で暫時待機し、12時の便で発って1時間弱の飛行で九寨黄龍空港に着陸し、ハタと呼ばれる純白のスカーフを一人ひとりの首に掛けて貰い歓迎してくれました。飛行場は高度3448メートルで、今回の旅で最高地です。ここはアバ・チベット自治州の松藩県で、13時過ぎから1時間半ほど、州人民対外友好協会の郎会長主催の昼食会となり、四川の田舎料理をいただきました。あらかじめ私が辣味は苦手と言っておいたからか、いずれもそれほど辣ではなく、大満足でした。

成都空港で
松藩県の山並み
九寨黄龍空港で
郎会長昼食会 - 乾杯

 食後にみんなで記念写真を取り、15時前に出て、九寨溝県までバスで移動しました。走れども走れども高地続きでしたが、途中で高山病の予防に著効ありと言われて「紅景天」という薬を飲み、町まで移動すると高度は2000メートルほどに下がりました。

同 - 記念写真
山中の村
「紅景天」

 17時半ころに県の中心部に着きました。田舎町で、小学校が下校時刻で大勢の親が迎えに来ていたり、公衆便所は昔のままの厠所だったり、大きなごろ石をたくさん運んでいるのが土木資材だったり、庶民の生活が垣間見えました。直ぐに「南坪曲子博物館」に行くと、地元の女性たち10数人が手作りの琵琶風の楽器と皿を使って伝統音楽を数曲披露してくれ、一緒に記念写真を撮りました。

九寨溝県 - 街並み
同 - ごろ石
同 - 南坪曲子の皆さんと
同 - 楽器を手に

 その後、農家の庭先で暫時懇談しながら地元の皆さんが揃うのを待ち、18時から2時間ほど、朗会長、九寨溝県の黎県長らとともに賑やかな夕食懇談会を行いました。地元の農家料理で、かなり辣味のものは敬遠しましたが、大変においしく、乾杯も続いて愉快に賑やかにいただきました。20時半ころ、ホテルにチェックインしました。

同 - 庭先で懇談
同 - 夕食懇談

2015年10月15日(木)

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