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4月18日(土) 可児市へ、能「鞍馬天狗」、帰岡

今日は、10時前に議員宿舎を出て、10時半の新幹線で名古屋へ。名鉄に乗り換え、犬山経由で日本ライン今渡へ。13時半に、可児市文化創造センターに到着。娘夫婦と3人の孫たち、婿の両親らと落ち合い、14時から能「鞍馬天狗」を鑑賞しました。

  まず30分強、観世喜正さんの「鑑賞の手引き」というお話を聞き、続いて仕舞で「嵐山」「西行櫻」「忠度」。そこで20分の休憩。15時15分から、「鞍馬天狗」が始まりました。満開の桜を愛でる花見客のところに、山伏がやってきて、興ざめの客は散ってしまいます。花見子役は、近隣の小学生8人が勤めます。しかし一人、牛若丸だけが残り、山伏との掛け合いが行われます。

場面が変わって、牛若丸が長刀を携えた沙那王の正装で登場。そこに、鞍馬山の大天狗が現れ、二人の掛け合いの後に、袖にすがって教えを乞う牛若に天狗が平家を滅ぼす嘉言を呈して去り、16時半に終局。牛若が、15分間も続いたでしょうか、直立したまま微動だにせず、存在感を発揮していました。

山伏と大天狗は同一人物で、中所宜夫さんが、牛若丸は中学1年生の松浦生さんが演じました。他の演者もみな、観世流をはじめとする錚々たる皆さんで、能舞台も立派に作られ、迫力満点でした。松浦さんは、私の娘夫婦の長男で、祖父母馬鹿振りを発揮したというわけです。親族総出の大応援団でした。

17時前の名鉄で名古屋へ。夕食を食べて、19時半過ぎの新幹線で、帰岡。

鞍馬天狗−応援団 同−大天狗と牛若丸

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