江田五月活動日誌 2006年12月 >>日程表 ホーム総目次12月目次前へ次へ

12月8日(金) 総会、本会議、核武装論、教基法要請、県青年会、帰岡

今日は参議院教育基本法特別委員会での採決をめぐって緊迫し、朝から禁足となっていました。つまり、いつ事態が動くか分からないので、国会から15分以内のところにいるように、足を止める国対委員会の指示です。

9時半から、議員総会。輿石会長から、教基法改正案の審議日程を首相の外遊日程に合わせて決めるという愚行を阻止したことが報告され、委員の労をねぎらわれました。その後、各種日程等の説明と来週予想される緊迫が報告され、今日の禁足は本会議終了時で解くことになりました。

10時から、本会議。官製談合防止法改正案が賛成多数で可決、成立しました。知事のドミノ逮捕が続いているのに、この程度の微温的改正では対策にならないので、民主党は対案を提出し、与党案には反対しました。地方分権改革推進法案と信託法案は、民主党も賛成で、多数で可決、成立しました。ここで本会議は、休憩ではなく、散会が宣言されたので、終了となり、禁足は解かれました。このあたりの駆け引きは、議事法に通暁していなければ、足をすくわれます。

日教組の皆さんからの請願を受けて

10時半から12時15分まで、エネルギー環境問題研究会の勉強会に出席。大阪大学の黒澤満教授から「核武装論と原子力平和利用」とのテーマで、これまでの議論を総括的に整理し、核武装論がいかに空論で危険かを論証していただきました。特に、日本が核武装でNPT脱退となれば、すべての二国間原子力協定が停止してエネルギー危機に陥り、石油の99%、食料の60%を海外に依存している日本の国民生活は成り立たなくなるというのは、誇張ではないと思います。私は、日本はむしろ非核兵器国として積極的に、日本の有する核技術により、核軍縮と核エネルギーの国際管理に参加する道を探るべきではないかと提案しました。

その後は、デスクワークや来客、取材など。15時過ぎから、津村啓介さんと打合せ。

17時半過ぎから、日教組の皆さんの教育基本法改悪反対の要請を、参議院議員面会所前で受けました。地元からも200人以上が参加しておられました。18時半、岡山県青年会の懇親会に出席し、挨拶。地元出身の在京の学生さんたちの集まりです。20時前の新幹線で、帰岡。

岡山県青年会総会の懇親会で挨拶

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