活動日誌 2005年8月 >>日程表 ホーム総目次8月目次前へ次へ

8月8日(月) 総会、本会議(郵政否決)、取材、役員会、常幹、両院総会、総会、政権戦略、解散、選対本部

今日は、いよいよ郵政法案の本会議採決の日です。10時過ぎ、輿石幹事長、今泉国対委員長と最後の協議。この期に及んでも、民主党からの造反ありとの情報が寄せられますが、私たちは、絶対にそういうことは無いと確信しています。怪情報に振り回されないことが肝心ということで、意見が一致しました。

参議院議員総会で冒頭挨拶

12時半、議員総会。私が冒頭挨拶で、全員が出席し一致結束して郵政法案を否決しようと訴えました。岡田代表も出席され、これまでの真摯な審議に高い評価を与えてくれました。

13時から45分間、本会議。郵政6法案の委員会審議結果が陣内委員長によって報告され、与党の申し出でにより記名採決と決まり、議場閉鎖となり、点呼が始まりました。先に呼ばれる自民党議員の中に青票を投ずる人が続出し、18人を越えたことが確認できました。私は最後のほうで呼ばれ、青票を手にし、病を押して出席してくれた田英夫さんの議席に行って挨拶をし、投票。自民党から青票22人、欠席・棄権8人の造反が出、公明党は全員白票、民主党をはじめ野党は、一人の欠席や棄権もなく全員青票。この結果、賛成108対反対125で、郵政6法案は否決と決しました。この瞬間まで全くの沈黙を保ってきた私たちの席が、どっと歓声に沸きました。

議場を出ると、次々に取材のマイクが差し出されました。私が強調した点は、与党議員も含めた参議院のチェック機能の発揮だったという点です。つまり、この後に予想される小泉首相の衆議院解散が、筋違いだということです。民主党が勝利に酔いしれている場合ではありません。

両院議員総会で締めの挨拶

14時から、役員会。直ちに内閣不信任案を提出することを決めました。過去4年間の小泉政治の誤りが、郵政法案の挫折によって頂点に達しているのに、なお筋違い解散の暴挙に出ようという小泉首相に、これ以上この国の運命を委ねることはできないからです。14時半から、常任幹事会で、不信任案提出を了承し、日本刷新を目指して選対本部を立ち上げることを決定。

デスクワークの後、16時から両院議員総会。岡田代表の総選挙勝利の決意表明を受け、私が最後の締めの挨拶をしました。16時半から、参議院の議員総会。全員一致の結束した投票に、心を込めてお礼を言い、総選挙を全力で応援するように求めました。17時過ぎ、菅直人さんらと打ち合わせ。

17時50分から、政権戦略委員会。総選挙の訴えの中心につき意見交換。18時半、参議院の郵政特別委員会審議に携わった皆さんに集まっていただき、中華料理で労をねぎらいました。19時、衆議院本会議に内閣不信任案が上程された直後に、解散詔書が議長に届けられ、解散。

19時半過ぎ、総合選挙対策本部の役員会。岡田代表を本部長とし、私は参議院議員会長として、副本部長に就任しました。責任重大です。


解散に向け、両院議員総会で気勢をあげる

衆議院解散に関する談話

民主党岡山県総支部連合会
 代表  江田 五月

参議院本会議での郵政法案の採決は、民主党は一糸乱れず、自民党の造反が30人に及び、大差の否決となった。参議院がチェック機能を発揮した。小泉首相の衆議院解散という選択は、筋違いの極だ。しかしこれにより、暴走する小泉首相を取り替え、行き詰まったわが国の状況を刷新する絶好のチャンスが、国民の手に委ねられた。民主党岡山県連は、県下すべての選挙区に候補者を立て、岡山から政治を変えるため、全力を尽くす。


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