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7月15日(金) 郵政特(質問)、朴さん、国のかたち…

今日は9時から、郵政民営化に関する特別委員会に出席。今日から質疑開始で、初日のため、小泉首相も出席でテレビ放映つきです。私は委員ではありませんが、午後の質問のため差し替えで入りました。12時までは、自民党の質問でしたが、山崎力さんも世耕弘成さんも、なかなか厳しく批判的なトーンで聴かせる質問をしておられました。

郵政民営化特別委員会で質問

13時から50分、私が、野党のトップバッターとして質問。冒頭、小泉首相に質疑に臨む姿勢を質し、私たちも充実した質疑を行うことを約束。小泉政治の終わりの始まりと指摘し、フランス革命のルイ16世にならないよう警告。衆議院での造反や参議院の役割に触れ、参議院で否決された場合の解散は筋違いで、内閣総辞職が筋だと強調しました。

郵政民営化については、まず、小泉首相のメールマガジンに見られる小泉マジックの構造を示しました。(1)「民営化は良いことだ」→(2)「公社化はその一里塚だ」→(3)「公社になって良くなった」→(4)「民営化するともっと良くなる」→(5)「賛成?????」というものです。なんとなくこのマジックにだまされている人が多いのが事実です。(1)は総論としては同意見ですが、各論としての具体的な郵政法案には問題山積。(2)は、中央省庁改革基本法33条にあるとおり、公社化は経営形態の終着駅。(3)は賛成。(4)は、百害あって一利なし。(5)は否決。

その上で、現在の実際のカネの流れは「民から官へ」となっていることを示し、この現実の流れを変えない限り、郵政民営化によって自然にカネの流れが「官から民へ」と変化するというのはウソだと指摘。カネの流れを変えるのは郵政民営化ではなく、より直截な手段、即ち国債発行の抑制、特殊法人にメス、景気回復しかありません。これが改革の本丸だと指摘しました。

最後に、郵政法案は「リフォーム詐欺」だと断じて、質問を終わりました。公社制度という経営形態は良くできているのに、難癖をつけて分社化し、あれこれ補強の器具をくっつけてグロテスクなものに改造し、高い請求書を国民に回すということです。(会議録

続いて、峰崎直樹さん、大塚耕平さんが質問し、15時45分過ぎに民主党の質問時間が終わりました。こうして、長丁場の委員会審議が始まりました。

16時過ぎから30分ほど、韓国の日本研究者の朴歩(パク・チョルヒ)さんのインタビュー。テーマは民主党です。17時に議員会館を出て、千葉市へ。国のかたち研究会の合宿で、18時から2時間強、「小選挙区勝利の方程式」と題して、選挙の進め方につき二人の講師から勉強し、懇親会。泊。


郵政民営化特別委で首相を質す
国のかたち研究会合宿研修会 懇親会で挨拶

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