活動日誌 2004年4月 >>日程表 ホーム総目次4月目次前へ次へ

4月15日(木) 法務、法務委、国の…、オウム、人質解放 

法務委員会で答弁
 
質問

今日は8時から、法務部門会議に出席。NCの経過や衆参の法務委員会の状況報告と意見交換。その後、外務省から、米軍容疑者の日本側による取調べに対する米軍司令部代表者の立ち会いについて、日米地位協定の運用改善として合意された内容につき、説明聴取。次いで、法務省入国管理局ホームページでの不法滞在者情報受付につき、移住労働者を支援する皆さんから意見聴取。さらに、重国籍容認要請につき、関係者から実情のヒアリング。

10時から2時間、法務委員会。まず、自民党の岩井國臣さんの民主党案に対する質問につき、私が答弁。次に私が30分、政府案につき質問。主として外国人労働者の劣悪な生活実態につき、雇用状況、社会保障、教育などを質しました。この改善がなければ、入管行政の厳格化だけでは、状況は改善されません。

その後は、千葉景子さんが30分質問し、民主党案につき私が答弁。最後に共産党委員が30分質問し、質疑終局。採決に入り、政府案が、賛成多数で可決されました。民主党は、対案を提出しているので、政府案には反対。共産党は、政府案に賛成されましたが、民主党にも賛成と表明。全会一致で付帯決議を付しました。民主党案は採決されませんでした。最後に、国際捜査共助法案の趣旨説明。(会議録

12時から、国のかたち研究会。イラク情勢、年金問題、日歯疑獄などにつき、意見交換。13時半から、公安調査庁から、団体規制法に基づくオウム真理教に対する観察処分の状況につき、報告を受けました。その後は、議員会館で、デスクワークや来客応対。書類が山のようになってきましたが、片付けが出来ません。一度宿舎に戻り、19時から、司法研修所の同期生数人で、楽しい夕食会。

イラクでの3人の邦人人質が解放されました。本当に良かったと思います。彼らが遭遇する危険は、もちろん彼らの自己責任で引き受けてもらうほかありません。そのことと、国や多くの人々が彼らを助けようと努力することとは、別問題です。救出の努力が実を結んだことは、文句なしに嬉しいです。脅しに屈しなかったのが良かったとかどうだとか、功名争いをするのはみっともないことです。それより、イラク情勢の泥沼化をどうやって回避し、平和を回復するのか、新しい情勢を踏まえて、新しい道筋を探ることが大切です。小泉首相がアメリカの友人なら、今こそ自制を求めるべきです。


 
法務委員会で質問 答弁

2004年4月15日(木) >>日程表 ホーム総目次4月目次前へ次へ