江田五月 活動日誌 2003年7月 >>日程表 ホーム総目次7月目次前へ次へ

7月17日(木) 倉敷市政懇、法務委(質問)、選対、QT、ICC、DV、定足数

今日は8時から、倉敷市政懇談会。倉敷市から、中田武志市長、矢野秀典議長ら幹部の皆さんと岡山県出身の国会議員との朝食会で、国に対する要請の説明を聞きました。人権行政の総合調整機能を持つ機関を内閣府に設置すべしとの項目につき、私から、現在審議中の人権委員会との関係を尋ねました。

法務委員会で質問
アムネスティ記者会見

9時に中座し、質問準備。10時から、法務委員会で45分間、質問。前回に続き、司法制度改革一括法案の質疑ですが、長崎事件につき、鴻池祥肇防災担当大臣の「親は市中引き回しの上、打ち首に」との発言を質し、(1)少年院法改正で14歳以下も少年院での処遇を可能にすること、(2)14歳以下の事案についても捜査を可能にすることを、当面の対策として検討するよう提案しました。

さらに、規範意識の揺らぎに、政治家の無責任発言が加担しているとの視点から、太田誠一さん、福田康夫官房長官の発言、土屋義彦知事の事件などを取り上げ、最後に、外国法事務弁護士の件にも触れました。11時15分過ぎに採決。国会議員などへの弁護士資格付与条項を削除する修正案を提出しましたが、否決され、原案には反対しましたが、多数で可決。附帯決議を附しました。(会議録

11時20分過ぎ、遅れて総合選対役員打合せに加わり、作業を確認。12時から、国家基本政策委員会両院合同幹事会。今日は、衆議院の瓦力委員長が会長で、23日の党首討論(QT)開催を決めました。13時前、久しぶりに三上隆さんが来られました。

13時から、法務委員会再開。一般質疑で、千葉景子さんが質問。私は、14時に中座して、アムネスティ・インターナショナル日本と国際刑事裁判所問題日本ネットワークの皆さんの記者会見に同席して挨拶。今日は、国際刑事裁判所(ICC)規定の採択を記念した「国際司法の日」で、昨年7月に発効したICC規定を日本も早く批准するよう、運動を強めます。14時半から、男女共同参画政策会議に出席。DV防止法に関するカウンセラーらからのヒアリングです。

15時前に、法務委員会に戻り、15時15分からの商法改正案の質疑に出席。与党の議員立法で、自己株を定款授権・役員会決議で実行できるようにしようというもので、民主党は反対です。鈴木寛さんが45分間質疑しましたが、その間、20人の定数のうち出席者は11人。与党の議員立法で、野党は反対なのに、委員長を除くと与党の出席者は5人。こんな熱意のない与党の議員立法に、反対の野党が協力する理由はないので、鈴木さんの質疑が終了したところで、私は退席。定足数不足で審議が止まりました。与党が人集めをして、やっと15分後に審議再開し、私も自席に戻りました。意地悪のようですが、こうでもしなければ、与党は数にあぐらをかき、緊張感がなくなるのです。17時10分、質疑終局。採決は次回です。

18時過ぎ、総合選対の打合せ。19時過ぎから、事務所スタッフで夕食。


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