江田五月 活動日誌 2003年1月24日 >>日程表 ホーム総目次1月目次前へ次へ


1月24日(金) 野党結集委、政党合同、社労士会、帰岡

今日は、午前中はデスクワーク。13時から、野党結集準備委員会。石井一委員長を中心に1時間半、主として野党の合同につき協議しました。次回には中間報告を取りまとめます。

沈没する日本の再生のため、利権・腐敗政治から脱却し、内政・外交とも新たな進路を求めるには、政権交代が不可欠。衆議院の選挙制度を考えれば、自公保の統一候補に対し、野党も候補者一本化が必要です。政治の方向で一致できれば、選挙や国会対策での協力に止まらず、合同して新党になることを拒否する理由はありません。

選挙区での候補者一本化は当然ですが、比例区での名簿統一は、制度上も実際上も困難です。民主党の大方針は、候補者はみな選挙区で立候補し、比例区はみな同一順位として惜敗率に委ねるというもの。しかし、小選挙区と比例区の両方に立候補する場合、両方とも同じ政党からでなければなりません。従って、統一名簿方式は政党の合同になります。選挙のためだけに合同して新党を作ることは、国民の理解を得られないでしょう。やるなら、形だけでなく、実質的にも合同して新党にすべきです。私は、そのことに反対ではありません。

その場合、前提があります。民主党は、代表ほか一部の幹部だけでは政党合同を決められません。党内だけでなく、国民の理解も必要。党内外で議論が熟すことが必要です。また、民主党が直面する困難からの脱出策という発想ではいけません。民主党が団結し、党首直接対決をはじめ迫力ある前進を始め、一層の前進のためのひとつの策として合同方針を提起すべきです。合同の相手は、自由党に限る理由はありません。社民党にも合同を求めるべきです。人の好き嫌いで決めることではありません。誠意をもって、政党間での協議を始めるべきだと思います。

14時半からは、来客や取材。やっと年末からのメールの整理ができました。

17時半から、全国社会保険労務士会連合会の賀詞交歓会。挨拶で、党首討論の活性化を訴えました。仲裁法案やADR(裁判外紛争処理)につき、貴重な意見を聞くことが出来ました。最終新幹線で帰岡。


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