江田五月 活動日誌 2003年1月23日 >>日程表 ホーム総目次1月目次前へ次へ


1月23日(木) 法務部門、予算委(菅質問)、国のかたち

今日は、8時半から法務部門会議。まず、法務省と最高裁判所の今年度補正予算と来年度本予算につきヒアリング。民事法律扶助関係は、今年度30億円に補正3億円を積み増しましたが、まだまだ不足です。心神喪失法案関係や人権擁護法案関係の予算もきちんと計上し、やる気を崩していないことを示しています。民主党は、法律扶助予算や刑務所や少年院の予算を抜本的増額した独自の予算案を作る作業に取り掛かりました。さらに、今国会に提出を予定している法案の概略説明。その後、国会運営の考え方やPT、WTの設置につき協議。私は、外国人PTと司法制度改革WTの座長となりました。

10時から法務省担当者。10時50分、衆議院予算委員会の傍聴。菅直人代表が1時間、小泉首相と直接対決しました。イラク、北朝鮮、経済無策、税収欠陥、公約違反、民主党の経済再生プランと、歯切れよく厳しく、民主党の考え方も紹介しながら、小泉首相を追い詰めました。靖国参拝、国債30兆、ペイオフ解禁という3つの公約違反の指摘に、苛立った小泉首相が、公約違反を認めた上で、「この程度の約束を守らないことは大したことではない」と色をなして反論。(会議録

これは大変重要な発言です。つまり、小泉首相の国民に対する約束は、それが「大したこと」かそうでないのかを確認しておかないと、首相に守る気があるかどうかが分からないのです。「消費税率を上げない」という公約でも、行財政改革の前では大したことでないのかも知れません。今後の直接対決が見ものです。

12時から、国のかたち研究会。菅さんは欠席でしたが、集まった15人の議員は、直前の直接対決の結果に大いに納得し、従来どおり有志の緩やかな勉強会として、続けていくこととしました。

その後、来客や原稿書き。気が付くと、外は暗くなっていました。


江田五月 活動日誌 2003年1月23日 >>日程表 ホーム総目次1月目次前へ次へ