江田五月 活動日誌 2002年11月5日 >>日程表 ホーム総目次11月目次前へ次へ


11月5日(火) 人権法案、法務委、100人の村、ドアノック、心神、浅尾さん

今日は10時から、法務省担当者と人権擁護法案につき協議。明後日から参議院先議の実質審議が始まり、私が質疑に立つため、修正の合意の可能性があるかどうかを見極めたかったのですが、まだ先行き不透明です。午前中は来客応対。

13時から法務委員会。司法制度改革に関する参考人質疑で、顧問会議座長の佐藤幸治さん、弁護士の四宮啓さん、NHKの若林誠一さんから15分ずつ意見聴取した後、各会派の委員が15分ずつ質疑。民主党・新緑風会は私が質問しました。参考人は3人とも、国民参加の司法を目指す立場で、意見は裁判員と法科大学院に集中しました。特に四宮さんは、陪審制の導入に指導力を発揮した原敬や陪審制導入時の穂積陳重の言葉を紹介し、司法のあり方を根本から変革する必要を力説されました。

陪審は時期尚早との意見に対する穂積の論評。「現在を、過去の結果と見るか、将来の原因と見るかで、結論が異なります。過去の結果なら、時期尚早でしょう。将来の原因なら、今こそ導入することにより、将来すばらしい司法を作ることになります。」(会議録

15時半、「100人の村」の池田香代子さんたちが来室され、内藤正光さんも交えて、イラク侵攻や劣化ウラン弾のことなどにつき、取り組みを相談しました。16時半、在日米国商工会議所の皆さんの「ドアノック」。議員会館の主要な議員の部屋を訪ね、生命保険契約者保護機構への政府保証の延長、法人地方税改革の場合の米国での外税控除の可能性など、具体的な提案をされます。

18時から1時間、心神喪失者医療観察法案への対応につき、法務と厚生労働の関係者で協議。31日の結論を確認した上、与党や法務省の一層の努力を見守ることにしました。

19時半、浅尾慶一郎さんの政治活動7周年記念パーティーへ。

「100人の村」の池田香代子さんたちと
在日米国商工会議所の皆さんの「ドアノック」

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